第96回アタック「龍野山・寺屋敷ルート」 | ニュータウン裏山探検記

ニュータウン裏山探検記

やのみー探検隊が行く!
by Yanomii Tanken-Tai

 平成23年9月6日。休みをいただき、かねてより懸案の寺屋敷五月台団地と龍野山をつなぐ道に挑む。O副隊長が同行してくれた。


 8月21日にジュニアジュニア隊と行くはずだったコース、雨で中止になり、叶わぬうちに夏休みは終わってしまった。

 また、9月3日には久しぶりにK副隊長と登山の予定だったが、台風接近で断念した。今回、K副隊長の休みに合わせてみたが、他の用事が先に入っていたようだ。


 午前9時25分。絵下山東麓駐車場に車を置く。前日から急に秋らしくなり、台風一過、青い空が広がった。
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 9時27分、駐車場より少し下にある龍野山への登山口に入る。

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 この道は、東日本大震災の直後、3月13日に登った。

 そのときは気づかなかったが、龍野山方向に視界が開ける場所が1か所あり、そこから、タツノ口岩がはっきりと見えた。ここから見ると「人の顔」のようだ。
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 気持ちの良い尾根の道だが、頂上に近くなると急になる。 
 9時57分。龍野山頂上に到着。ちょうど30分だった。少し休憩。

 頂上は十字路になっていて、西に行けば中野山に行くし、南に行けば焼山の北原という地区に行くらしい。これを東に行けば、寺屋敷である。

 10時9分下山開始。
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 3分ほど下るとタツノ口岩がある。つい前回のアタックで確認したところである。
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 タツノ口岩は上下に分かれて竜の口のようになっている。上の岩の裏側に回り、下の岩の上に立つことができる。しかし、その先が絶壁でかなり怖い。

 いつもながら勇気ある副隊長は行ってしまった。上の岩の上に登りたいと言い出したが、必死で止めた。

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 私は少し手前から、パノラマ写真を撮った。正面手前は中倉山、その左は金ケ燈籠山。右の奥に灰ケ峰、写真にはあまりよく写っていないが、正面奥には野呂山もはっきりと見えた。

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 登山道に戻ると、木の隙間にタツノ口岩の横顔が見える場所がある。泣き顔のように見えた。

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 このあたりからは、初めての道になる。少し急だが、路面はしっかりしている。

 少し下ると、上に登れそうな岩があった。

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 登ってみると、東方向になかなかの絶景があった。

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 振り返ると絵下山の上に、露出した岩が見えた。絵下頭の少し北にある「天狗岩」ではないかと思う。
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 なぜかここで、カメラが壊れてしまった。仕方なくケータイで撮影する。

 足元のシダ、木の枝も頭の高さまで掃われて歩きやすい。どなたかが手入れをしてくださっているのではないかと思う。
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 10時50分。ついに五月台公園が見えた。タツノ口岩で遊びすぎたせいか、龍野山を下り始めて40分近く経っていた。まっすぐ下りれば30分ほどだろう。
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 五月台団地は寺屋敷地区の中央にあり、その一番奥に五月台公園がある。

 この登山道は、「ここが始まり」という入口はなく、この公園の南側の斜面から、すぐ上の尾根に向かって何となく始まっている。

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 五月台団地の入口である寺屋敷交差点に向かって下る。

 車をとめている東麓駐車場まで1.3キロ、舗装道を20分ほど歩いた。山の中のように木陰はなく、結局ここが一番疲れた。
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