サッカーのU-23のミャンマータイ戦の夜。
家で退屈だったので、
月光に飲みに行くと
そこで飲んでる客は
欧米人ばかりだった。
ミャンマーという外国にいて
そしてミャンマーの客が
一人もいないバーで
僕は二重の意味で
外国人だった。
間がもたない気がして
カウンターに腰かけ
ふと床を見ると
ヤンゴンの街を歩いていると
思いがけない所で
イギリスの植民地時代の片りんを
見る事が出来る。
月光の床に使われているタイルと
同じようなものは
ヤンゴンで最も古いギャラリー
『 LOKANAT GALLERIES 』
でも見ることができる。
ヴィクトリア女王が在位していた
1837年から1901年は
イギリスが世界各地を植民地化して
富と栄華を極めた時代であった。
後に高級食器ブランドとして成長した
ミントンやウェッジウッド社も
この時代はこぞって、
装飾タイルを創作したという。
マンチェスターで作られた
これらのタイルは
ビルマにも運ばれ、
100年を過ぎた今でもなお
その姿と栄華を
かい間見ることができる。
女王に愛された故に
『 ヴィクトリアン・タイル 』
と呼ばれる
一人飲むのも
また味わい深い時間かもしれない、、、。
僕らはここに住んでるけど
いつまでもこの街の異邦人なんだね(By J..アンダ)
にほんブログ村