本稿は「LGBTやマイノリティが、セクシャルを公にして、ネット上で政経論を語れるか?」がテーマです。
最初に申し上げますが、私はゲイです。LGBT関係の話題がお嫌いな方は、見ないでください。
しかしふと気がついたのですが、LGBTには政治イデオロギーとして、ほとんどリベラルしか選択肢はないように、一般的には考えられます。
まずはリベラル・ナショナリズムという概念を解説し、LGBTでもナショナリズムというイデオロギーは選択しうる、とお示しします。
その上で、統計や私自身の体験なども踏まえ、「LGBTが政経論をネット上で語れるか?」を議論してみたいと思います。