日本の企業がなぜこれほど弱くなってしまったのか? | 反新自由主義・反グローバリズム コテヤン基地

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ヤン・ウェンリー命は2ちゃんねるのコテハンです。

反新自由主義・反グローバリズムコミュニティ【ブルーオーシャン】の管理人もやっています。

はいコテヤンです。

いま日本は重大な岐路に立っているのかもしれません。
そのことを説明するためにはまず、1980年代を思い出さないとけないかもしれません。

日本アズナンバーワンなんて言われていた、華やかなバブルの頃です。
この頃の日本企業の勢いと言うのは凄かったらしく、家電やら車やらありとあらゆる分野でアメリカにすら勝っていたというではありませんか。

ところがその日本の企業はというと元気が無いどころか、半死半生のように見えます。
あれほど強かった日本の企業はどこに行ったのでしょうか?そして復活は無理なのでしょうか?

戦後から1990年あたりまでは東西冷戦の影響などでアメリカが寛容な外交政策を日本に対してもしておりました。
そのせいもあって、日本は国として十二分にじっくりと国内産業を育てられる環境があり、それにそって企業も強くなっていったと見るべきです。
何度も申し上げてる通り「現在の先進国で保護主義的な政策をしてなかった国はない」のであり、逆に先進国の仲間入りをした韓国などはグローバリズムの優等生という呼び名とは裏腹に、大企業や銀行はほとんど外資という有様です。

そして今日本もグローバリズムによって韓国と同じ道を辿ろうとしているのではないか?という疑義が濃厚です。

http://www.nikkei.com/article/DGXMZO96963060V00C16A2000000/
外資の日本企業買収、歓迎する?しない? 

上記記事に見て取れる通り、着々と日本企業の外資化が進んでいるように見えます。

この原因は何なのか?と考えるとやはり「グローバリズム・新自由主義的な政策」による過当競争にあると考えます。
過激な競争に晒された企業は株主の方ばかり向くようになり、株主は短期での利益を求めます。
つまり短期的に利益を上げるためには、焼畑農業的な方向性しか取れないと思うわけです。

その中で企業はどう行動していくかというと「目新しい物に飛びついてとりあえず利益を出す」「コストカットをする」「リストラをする」ということになります。
目新しい物に対しては短期的な投資しか無理でしょうし、リストラではその企業の根本のパワーであるノウハウの流出、喪失が起こるわけです。

これらに20年も晒され続ければ大概の企業は弱くなって当然と言えるかと思います。
そして弱くなってきた所にM&A等々をかけられればチェックメイトというわけです。


これが今、日本が立っている岐路なのではないでしょうか?
グローバリズムと決別して違う道を日本なりに探すが、それともこのままグローバリズムに邁進して一方的に喰われていくのか。

そしてTPPはその一つの分岐点かもしれません。
なんとしてもTPPを国会で批准させない!という世論を盛り上げていかなければならないと思います。
そのためにも安倍政権にNO!グローバリズムにNO!と叫ぶ皆様の発信が必要です。

今日の動画


本日の男の料理~タイの昆布締め松皮造り~

材料
・鯛のサク
・出汁昆布
・塩

1)鯛のサクに軽く塩して10分程度放置。放置後にキッチンペーパーで水気を拭き取る
2)鯛のサクを昆布に挟むような形にして、昆布の上からサランラップでぐるぐる巻き
3)一晩冷蔵庫で寝かせます
4)鯛のサクを取り出したら生板をシンクに向けて斜め(下に何か挟む)にして、皮を上にしてキッチンペーパーをかぶせます。
5)沸騰したお湯を鯛の皮が反る程度に上から流しかけたら氷水に入れて、キッチンペパーで水分を拭いて出来上がり!

あとは切ってお皿に盛るだけです。山葵と醤油、もしくはポンスと紅葉おろしでどうぞ。

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