アメリカが空母打撃群2つを繰り出してきたことについて | 反新自由主義・反グローバリズム コテヤン基地

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ヤン・ウェンリー命は2ちゃんねるのコテハンです。

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はいコテヤンです。
とりあえずソース
http://fxya.blog129.fc2.com/blog-entry-5376.html
2つの空母打撃群「戦闘即応態勢」 米海軍が異例の発表

ネットでは11月に中国が尖閣諸島侵攻説も囁かれております。ソース
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20121003/frn1210030716000-n1.htm

まぁザクザクですがww


んでまぁなんで急にこんなに緊迫してきているのか?ってことなんですが以下箇条書き。

・習近平は胡錦濤より対日強硬派らしい
・胡錦濤もチベット制圧で軍事的成功をして、トップに立ったということらしい
・中国国内の経済指標はかなりやばめ

まずはこういった条件が中国が尖閣で強硬に出てこざるをえない下地になっています。それに加えて日本。

・野田政権はレームダック気味なので何とか支持率回復したい
・石原の爺さんはまぁ愛国心から尖閣買取をやろうとしたのでしょう
・対中感情は反日デモでかなり悪化

でお次はアメリカ
・オバマは大統領選で二期の当選を確実にしたい
・尖閣諸島を失うと中国が太平洋へ進出する道を与える事に。太平洋での権益確保に大きな脅威


まぁこんな感じできな臭い条件のオンパレードです。

さて、アメリカが空母打撃群を2つ出してくるのは極めて異例であり、おそらくですがきな臭い情報がアメリカには入っているのでしょう。

だから抑止力として異例の措置に出たことは疑いようがないのですが、問題は中国がこれでちゃんと引いてくれるかどうかです。
流石に正常な状態であればアメリカに勝てるはずもなし、というか日本だけでも尖閣防衛は出来る可能性大なくらい中国の海軍力は弱いのですが、正常であり理性的であるという保証はどこにもありません。

と言いますのも先程上記であげた条件の通り、中国国内では政治の綱引きが行われている状態です。ここに軍部も絡んでくるし…
また経済がこれ以上傾けば中国人の不満が政府に向かうことも十二分にありえます。
中国共産党の首脳部としてはここで引いても国民が爆発する可能性あり、引かなくてもアメリカに勝てるはずもなしで四面楚歌。

実際に米国と中国の閣僚?かなが
「尖閣は日米安保の範囲外であると約束するアル!」
「HAHAHA、それは聞けないねぇ、尖閣は日米安保の適用範囲内だ」
とニュースになっておりました。つまりこれは明確に中国は「アメリカが動かないなら軍事侵攻アル!」と言っておるわけです。

さてここで日本ですがどういう行動を取るべきでしょう?
日米安保条約の堅持、太平洋におけるシーレーンの確保を目的とするならば粛々と尖閣諸島における実効支配をすすめるアクションを取るべきです。

アメリカは意外と日本のことが分かっていて、アメリカの太平洋の海洋権益を確保するためには中国の進出は絶対に許されない。しかし当の日本がもしかしたら尖閣を差し出すなどの非戦論に陥るのが、アメリカにとっての太平洋戦略、国防戦略における最悪の事態だという専門家もいます。
またそのような事態に万が一なった場合、下手をすればアメリカは日米安保を破棄する可能性すらあるでしょう。
少なくともそのような事態になればアメリカにとって日米安保の価値は低下し、日本は緩衝地帯としての意味しか持たなくなることも、考えられない事態ではありません。

海洋国家である日本が安全に価値観を同じくする国と連携し続けるため、シーレーンを確保するためにはここでハッキリとアメリカやその他諸国に対して「我々は尖閣諸島を実効支配する、領土を守る」というアクションを起こしてメッセージを送らねばなりません。








・・・・・・・・・・・・がっ…今は民主党政権。
まぁ無能が故にアメリカから要求されたら断れんだろ。本来は日本が自発的にやらなきゃいけないんですけどね。まったく。



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