映画「ゴジラ-1.0」を観た感想 | マリアンヌのブログ

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でも私は方針を変えるつもりは1ミリもありません。私の思うように、私の好きなように、このブログを書き続けていきます。

こんにちは。

 

先日Amazonプライムの配信にて、映画「ゴジラ-1.0」を観ましたので、その感想や私のゴジラに関する思い出話などを書いていきたいと思いますニコニコ

 

私が邦画版ゴジラを観るのは、かれこれ約25年ぶりぐらいになります。

私がまだ幼かった頃、地元の映画館へ父と一緒にゴジラ映画をよく観に行きました。

記憶にあるのは、

 

「ゴジラvsキングギドラ」

「ゴジラvsメカゴジラ」

「ゴジラvsモスラ」

「ゴジラvsビオランテ」

「ゴジラvsデストロイア」

 

ですねにっこり

他にもスピンオフのモスラ・シリーズも観に行きました。

 

当時、映画館に観に行くと記念品として、黒い小さな小袋が貰えました(わかる人はこれだけでピンとくるはず)

その小袋には、これまでのゴジラシリーズに登場した各怪獣の塩ビ人形がランダムで1体入っています。

暗い場所で光る蛍光タイプ温めると色が変わるタイプなどがありましたねにっこり

この塩ビ人形は入場者に必ず1体ずつ与えられますが、さらに追加で欲しい人には映画館内に設置されている専用のガチャポンで購入することも可能でした(2体セットで100円)

ただ、ガチャポンなので、入場記念に貰える小袋と同様にどの種類の怪獣が当たるかは運次第となります。

私はゴジラを観に行くと、必ず父にそのガチャポンを1個だけ買ってもらっていました。

 

怪獣の種類はとても多く、一番人気はやはりゴジラなのだと思いますが、私はどうしてもビオランテが欲しかったんですよね。

あの巨大な頭の横から触手が何本も生えている怪獣です。

ビジュアルがとてもカッコ良いため、ゴジラを含めた怪獣達の中では一番好きでした。

花タイプのビオランテもいますが、私が好きなのは怪獣顔のビオランテのほうです。

 

でも結局、子供の頃はビオランテを入手することは叶わず、入手できたのはゴジラ、メカゴジラ、モスラ、キングギドラ、メカキングギドラ、その他名前を知らない怪獣などでしたネガティブ

のちに大人になってからネットオークションで無事入手したわけですが、やっぱり子供心が残っていたあの頃に手に入れたかったという気持ちはありましたね。

 

 

ちなみにゴジラ・シリーズを上映していた地元のその映画館は、もう存在していません。

約15年ぐらい前に閉館しました。

地元の過疎化によって経営不振になり、さらにイオンが出来てイオンシネマにお客さんを全部持っていかれてしまったのが理由です。

 

まぁ、でも確かにイオンシネマに勝てなかったのも無理はないかなと思います。

その地元の映画館は割引デーなどが無くて毎日が通常料金でしたし、館内の設備も古く、さらに食べ物は既製品のスナック菓子だけでした。

それに対してイオンシネマは割引デーが沢山ありますし、設備も最新で、さらにポップコーンやホットドッグなどのグルメ関係も豊富でした。

まぁ食べ物や設備はともかく、料金の割引サービスが一切無いというのが致命的だったのかなと思います。

思い出は確かに美しいですが、そういう私自身も料金の安さと美味しいポップコーンに惹かれてイオンシネマを選んでいましたから…赤ちゃん泣きごめんなさい

 

 

話を戻します。

邦画版ゴジラ・シリーズは「ゴジラvsデストロイア」を最後に、いったん区切りが付く形で制作が終了します。

ハリウッドで何度か制作こそされたものの、邦画界からはしばらくゴジラが姿を消した時期が続きました。

 

その後、現代の撮影技術を駆使して「シン・ゴジラ」「ゴジラ-1.0」が制作されました。

ただ、私としては大人になった今はあまりゴジラに関心が無く、もっぱらハリウッド映画などを好むようになっていたため、これら二本も映画館には観に行きませんでした(^-^;)

 

それで今回、Amazonプライムの30日間無料体験に入る機会を経て、約25年ぶりに邦画版ゴジラを観ることになるのでしたニコニコ

といっても観たのは「ゴジラ-1.0」だけで、「シン・ゴジラ」は観てないんです汗

観よう観ようと思いつつも、他に観たい洋画を優先してしまい、気がつくと「ゴジラ-1.0」を観終わった時点でプライム無料体験期間が終了してしまうという事態に…無気力

もし、また機会があったら「シン・ゴジラ」のほうも観てみようと思います。

 

 

※これより先は、映画「ゴジラ-1.0」のネタバレを多数含みます。

※まだ観ていない方など、内容が気になる方はこの先は読まないことをお勧めいたします。

 

 

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前置きがとてつもなく長くなってしまいましたが、「ゴジラ-1.0」の感想に入ります!

結論から書きますと、メチャクチャ面白かったです!ニコニコ

 

25年前に観たゴジラ・シリーズの内容はほとんど忘れているものの、それでも特撮感のある雰囲気はおぼろげながらに記憶に残っておりました。

あの、いかにも模型っぽい街の中をゴジラが吠えながら歩いていく光景ですね。

 

しかし当然のことながら、現代の最新技術を駆使して制作された「ゴジラ-1.0」に昔のような特撮感は無く、臨場感あふれるド迫力な怪獣映画に進化していました!

正直、同じくプライム配信で観た「ジュラシックワールド/炎の王国」よりも、「ゴジラ‐1.0」のほうがはるかに面白かったです。

 

まぁ、とにかくゴジラがデカい!

T-レックスがペットに見えるぐらいデカい!

そもそもゴジラの足のサイズ自体が桁外れにデカいため、もうゴジラの移動速度がどうとかいう話じゃなくなっている。

ひと踏みで人間が10人ぐらい一気に踏み潰されるという反則レベルの攻撃力を誇っています無気力

 

そして体重が2万トンもあるため、ゴジラが歩くと道路がプレートごとめくれ上がるという状態になります無気力

 

建物内に逃げても無駄!

ゴジラが尻尾をひと振りするだけで、大きな百貨店の半分が破壊されてしまいます。

建物のどこに逃げれば安全とか、そんなの関係ない。だって建物そのものが破壊されるから無気力

 

きわめつけは、ゴジラの口から放出されるエネルギー破

背中のトゲを通してエネルギーを口元に集め、それを光線のように一気に吐き出すわけですが、その一度のエネルギー破によってゴジラの前方数キロメートルの範囲内にある、全ての建物が木っ端みじんに吹き飛ぶという、もはやチートとしか言いようがない攻撃力になっています昇天

 

25年前に上映されたゴジラ達の光線って、こんなに破壊力なかったよね?

時代設定的には、-1.0ゴジラは一番古いタイプのはずなのに光線の破壊力は10倍以上になっているという…

 

ちなみに-1.0ゴジラの皮膚はとても頑丈に出来ており、ちょっとやそっとの衝撃じゃビクともしません。

かろうじて皮膚を破壊できたとしても、わずか10秒足らずでターミネーターの液体金属のように再生するという絶望仕様真顔

ちなみに-1.0ゴジラの再生能力の範囲はとても広く、全身がバラバラに崩れ落ちて原型をとどめない肉片になったとしても、そこから元の姿へ再生を開始します魂が抜ける

 

 

なんかもう、良い意味で私の知ってるゴジラではありませんでしたにっこり

でも映像演出としてはとても迫力があって見応えがあり、最新作に恥じない上質な完成度になっています。

 

そしてなにより感動したのが、ゴジラが街に登場したときに流れるBGM!

なんと私が25年前に映画館で聴いた、あのBGMのままなんですよね!(もちろん最新作なので曲調のアレンジはされています)

※クライマックスの曲ではなく、街を歩いて浜辺美波さんに迫っていくシーンの曲のことです。

 

25年間、邦画版ゴジラを観ていなかったにも関わらず、最新作でそのBGMを聴いたとたんに幼少期の記憶が蘇る…

この類の感動は、私のようなオッサン世代ならではのものだと感じますねニコニコ

 

-1.0は私が幼い頃に観たゴジラ・シリーズと違い、ややホラーっぽい演出もあったりで、そのあたりの作風の違いも新鮮に感じて面白かったです。

 

ヒューマン・ドラマ要素も盛り込んでおり、映画の前半1時間は主人公と浜辺美波さんの出会いや交流、主人公と仲間達とのやりとりなどが描かれるため、「とにかくゴジラが暴れるところを観たいんだ!」という方には少し物足りなく感じるかもしれません。

私はヒューマン・ドラマも大好きなので、前半もとても楽しく鑑賞することができましたニコニコ

 

 

最後のほうは海の上にて、ゴジラvs人間の死闘が繰り広げられるわけですが、ここでちょっと気になる点が…

 

それは、ゴジラってどうやって海面に浮いてるんだろう?という点です。

 

映像内ではゴジラは海面に対して、垂直にピタっと静止する形で浮いてるんですよね。

まるで海面下に足場があって、その足場に乗っているかのように華麗に浮いているんです。

 

これってつまりアレですか?

白鳥のように、海面下で足をバタバタと高速で動かしているんでしょうかね?驚き

あのイカつい顔と屈強で大きな身体、そして空気を割るようなガオオオオオオッという雄たけびをもってして、海面下ではあの巨大な足をバタバタバタバタッと動かし続けているということになります驚き

なんか想像すると、すごく可愛いですよねニコニコ

 

 

映画のラストは主人公と浜辺美波さんが結ばれ、ゴジラも無事に生き返ってハッピーエンドとなりました。

よかった、よかったニコニコ

まぁ、ゴジラが死なずに生き続けるというのはゴジラ・シリーズの伝統のようなもので、いわゆる”13日の金曜日のジェイソンはシリーズを何作重ねても絶対に死なない”のと似たようなものだと思っています。

ダークヒーロー的な感じです。

 

 

ちょっと話は反れるのですが、日本の映画ってやたら登場人物を死なせたり、不幸な展開のまま救いも無く終わる結末が多いんですよね。私はあんまりそういう作風って好きじゃないんです汗

私自身は100%ハッピーエンド主義ってわけでもないのですが、日本って「悲しみもまた、美となる」みたいな文化・風潮がありますよね。

もちろん海外映画にもそのような悲しみを含めた結末の映画はありますが、日本の場合は特にその傾向があるように感じます。

そういったこともあり、今回の-1.0は無事キレイなハッピー・エンドで終わってくれて、内心ホッとしましたねにっこり

一応、浜辺美波さんの首にゴジラ・ウィルスによる痣が見られ、ちょっと不穏な空気を残してはいたものの、いまのところは次回作の話も無く、映画自体はそこで完結しているので私としてはハッピーエンドであったと解釈しています。

 

 

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以上をもって、映画「ゴジラ-1.0」を観た総評価は、メチャクチャ面白い映画となりますニコニコ

ゴジラに馴染みのある人も、ゴジラを初めて観る人も、老若男女・世代を問わず皆が楽しめる内容となっています。

是非お勧めです。

 

 

今回、Amazonプライムの30日間無料体験を通して観た映画は、全部で24本となりました。

予定では30本ぐらいは観るつもりだったのですが、都合がつかずに観れない日もあり、休日に数本観たりといった感じで24本に落ち着きました。

このブログで感想を書いたのは、そのなかでも特に印象に残った5本となりました(「ジョーカー」「テリファー」「エスター」「エスター:ファースト・キル」「ゴジラ-1.0」)

 

もともとAmazonプライムには、プロボクシングの「井上尚弥vsルイス・ネリ」の試合中継を観るために加入しましたので、また井上尚弥選手の試合がAmazonプライムで中継されるようなことがあれば、再度1ヵ月間だけ加入しようかなと考えていますニコニコ

 

ただ、Amazonにはプライム以外にもいろんな映画メーカーの無料体験などがあるため、そちらのほうも体験してみようと思っています。

それにともなって映画の感想記事も、もういくつか書くことになると思います(あくまで強く印象に残った映画があれば…ですがにっこり汗

 

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました!

では、また!