ゲーム上で女性と間違われた話 | マリアンヌのブログ

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忖度せず、正直にブログを書いています。
言葉は極力選んでおりますが、人によっては私のブログを見て不快に感じられることもあるかもしれません。
でも私は方針を変えるつもりは1ミリもありません。私の思うように、私の好きなように、このブログを書き続けていきます。

こんにちは。

 

今回は私が過去にオンラインゲームで相手(男性プレイヤー)から女性に間違われた話をしたいと思います。

 

私の現実での性別は男性です。

 

ただ、私は好きな色がピンク色グルメ趣味があり、一人称が「私」で、オンラインゲーム上では下ネタを一切言わないため、相手プレイヤーから頻繁に女性と間違われます

このブログでもマリアンヌというニックネームにしており、オンラインゲーム上では別のニックネームではあるものの、やはり男性のイメージがわきにくい名前となっています。

 

ブログのプロフィールにも記載しておりますが、私は決して女性になりすましたいわけではありません。

 

いわゆるネカマではないということです。

トランスジェンダーでもなく、一般的な普通の男性です。

恋愛対象も女性です。

それでも顔文字を多用したりするのもあって、オンラインゲーム上ではしばしば女性プレイヤーと間違われます。

 

そこで今回は私の過去に起きた、ちょっと怖い体験でもあるエピソードをお話したいと思います。

 

 

今から約6年前、PS4でTPSゲームをプレイしていたところ、一人の男性プレイヤーとフレンドになりました。

 

私はボイスチャットを使用していませんが、彼は使用していました。

私と彼とで二人でパーティーを組み、オンライン上での協力プレイを楽しむという日々がしばらく続きました。

私はテキストチャット、彼はそのチャットにボイスチャット(音声)で返事をする形です。

 

彼はとても優しくて、私もビックリするぐらい手取り足取りアドバイスをしてくれました。

私自身、「(こんな親切な人がいるもんだなぁ)」と、そのときだけは感動しました(^-^;)

 

そしてある日のこと、彼が「今日は僕のフレンドも加えて、三人でプレイしよう」と提案してきました。

 

断る理由もないので私も承諾し、彼のフレンド(サウジアラビア人でした)と合流して三人でプレイしました。

その日は問題なくゲームも楽しみ、サウジアラビア人の方だけがチームから抜けて私と彼だけが残る形となったので、少しだけ彼と会話をすることにしました。

 

その際、彼が「あの人(サウジアラビア人)、どうやら〇〇さん(私のこと)のことを男性だと思ってたみたいですね!」と私に言ってきたんです。

 

そのときになって初めて私は、彼が私のことを女性プレイヤーだと勘違いしていることに気がつきました。

 

それと同時に、妙に合点もいきました。

 

おそろしく親切だったのはそういうことだったのかも…とか。

仮想空間の世界とはいえ、やっぱり相手が異性だとちょっと気分が変わるものなのかな…とか。

 

そして私は、特に訂正する必要もないし、このままでいいかと思って、私が男性であることを彼に知らせなかったんですよね。

 

これが間違いでした。

 

話の続きの前に、なぜ私が男性だと彼に言わなかったのかについてですが…

 

正直、どうでもいいことかなと思っていたんです。

 

だってPS4のオンライン上での交流ですよ?

 

たとえばこれが、「ふれあい広場」だとか「フレンド公園」だとか、人間同士のコミュニケーションだけを目的とした仮想空間であるなら性別は重要事項だと思います。

 

しかし、そこはPS4のオンライン。

ましてプレイしてるゲームはTPSという、銃で敵を倒すシューティング系のジャンルです。

 

私自身、これからも彼とはゲーム上で楽しく遊ぶだけのものだと思っていたので、あえて訂正はしなかったんです。

女性だと思ってるならそれでもいいや、と。

ゲームが始まっちゃえば、現実世界での性別とか関係ないですからね。

 

話に戻ります。

 

ただ、それから日が経つにつれて、彼がちょっとグイグイくるようになったんですよね。

 

私の年齢や仕事に関すること、現実世界ではどんな生活をしているのか、趣味はなんなのか、など。

 

私は、「ゲームの世界はゲームの世界」と割り切ってるほうなので、あまり私生活に関することは話したくなかったんですよね。

だから適当にごまかしながら流していたのですが…

 

そんなある日のこと、彼は私に課金を勧めてきました。

 

皆さんもご存じの通り、オンラインゲームでは課金がつきものです。

私がプレイしていたTPSゲームもまた、課金することによって「戦闘が有利になるブースター」や「強い装備や武器」が手に入ったりする仕様となっていました。

 

ただ、これらの課金して得られるアイテムや装備などは、無課金であっても、定期的に無料で回せるガチャからもランダムで入手可能になっています。課金限定のアイテム・武器・装備などは存在せず、理論上は時間さえかければ無課金でもすべてのアイテム・武器・装備をコンプリートすることも可能です。

 

早い話が、課金することによって、ガチャで運頼みすることなくピンポイントで目的のアイテムや装備を手に入れることができるということです。

まさに地道にガチャを回す「時間(とき)」を金で買うってことですね。

 

私は基本的に、最初のパッケージの購入以外での課金はしない主義なんです。

追加シナリオのDLCなどの購入はしますが(ストーリー補完の意味合いが強いので)、アイテムや武器が手に入るような装備課金はしないという意味です。

上記でも書いたように、私は無料のガチャを回しながら少しずつ地道に入手していく道を選んでいました。

 

なので、私はやんわりと彼に「課金しだすと歯止めがきかなくなりそうで…。できれば、このままでいきたいです(^-^;)」と伝えました。

 

すると、なんと彼は…

 

それじゃあ、僕があなたにプレイステーション・ネットワーク・チケットの番号を送りますので、それを課金資金としてください」と言ってきたんです。

 

これには私もビックリ仰天しました(^-^;)

 

プレイステーション・ネットワーク・チケットとは、いわゆるプリベイド方式でお金を支払う形のことです。

たとえば、5,000円分のチケットを購入して対象の番号をPS4上で入力すると、自分のアカウントのウォレット(財布のようなもの)に5,000円分のポイントが追加される仕組みです。

ポイントは1ポイント=1円なので、そのままPS4上のオンラインストアで買い物ができます。

 

彼は、向こうでチケットを購入し、そのチケットの番号をオンラインを通じて私に送ると提案してきたんです。

 

ただ、これは事実上の金銭譲渡にあたるわけですし、トラブルの元になりかねないので当然のことながら私は断りました。

 

もちろん、やんわりとです。

「えーっ!ダメダメ、ダメですよ、お金を受け取るなんて!〇〇(彼)さんが働いて稼いだお金じゃないですか!受け取れませんよ~(^‐^;)」みたいな感じで。

 

それでも彼は食い下がってきましたが、そこは最後まで断りました。

そのときは一応、彼も納得はしてくれたのですが…

 

それからですかね。

少しずつ、彼の私に対する態度が変わってきたんですよね。

 

私は無課金、彼は課金しまくりなので、当然ながらゲーム上での装備や強さにも開きが出てきます。

一緒に遊んでる難易度がノーマルぐらいのときは問題なかったのですが、それが高難易度になってくると、やはり無課金の私では厳しい局面がいくつか出てくるようになりました。

 

彼は、「どうしても課金は無理ですか?」「やはり僕が出しますよ」と何度か言ってきましたが、そこだけは断り続けました。

 

そして私もまた、彼にこう言いました。

 

〇〇さん(彼のこと)と一緒にゲームをプレイするのはとても楽しいです。親切にしてくれたり、アドバイスしてくれることにも感謝しています。ただ、私はやはり無課金のままでプレイを続けたいですし、それが影響して高難易度が厳しくなるようなら、申し訳ないのですが、それが私というプレイヤーの限界ということになってしまいます」と。

 

そのときは彼も納得してくれました。

 

しかし、その数日後に事件は起きました。

 

彼が、以前一緒に遊んだサウジアラビア人のフレンドをもう一度呼び、また三人で遊ぼうと提案してきたんです。

 

私は承諾しましたが、彼が発した次の言葉に絶句することになります。

 

最高難易度に挑戦するんだけど、いい?」と言ってきたんです。

 

最高難易度とは読んで字のごとく、そのゲームに存在する難易度の中で一番難しい設定のことを指します。

 

その難易度たるや、課金廃人ですら一筋縄ではいかない激戦地帯となっており、とても無課金の私が渡り歩けるような世界ではありません。

 

私は彼に「これはいくらなんでも無理だと思う」と正直に伝えました。

 

彼とサウジアラビア人の方は、5万円以上も課金しているガチ勢です。

スマホゲーでは5万円の課金はよくあることかもしれませんが、PS4のゲームで5万円の課金はかなりの課金額となります。

 

絶対に私が足を引っ張ることになる。

私がチームにいても、戦力になるどころかマイナスの存在になる。

絶対に、絶対に、絶対に上手くいくはずがない。

 

そう伝えました。

 

しかし彼は、

 

僕達が全力でサポートするから大丈夫

僕はこの難易度を一度クリアしてるし、〇〇さん(サウジアラビア人のこと)は何度もクリアしてるベテランだよ。このチームなら大丈夫

〇〇さん(私のこと)は後方支援してくれればいいから

 

と力説してきました。

 

サウジアラビア人の方をロビー(ゲーム上での待機場所)に待たせてることもあり、私も乗り気ではないものの、チームに帯同することを承諾しました。

「私も頑張りますけど、本当にいいんですか?」と最後の念押しをしましたが、彼は「大丈夫だよ」と言ってきました。

 

この状況をサッカーで例えたら、

 

サッカー日本代表のチームに、一人だけ中学生のサッカー少年が混ざってるような状態となります。

 

私と彼らとでは、それだけ戦力差があります。

 

そして私達チームが挑む難易度は、いわゆるAFCアジアカップぐらいの難易度となっていました。

 

果たして、どうなるのか?

 

その結果ですが…

 

ボロボロのボッロボロ、ズタボロのズッタボロで、チームは私のせいで完全崩壊。

大失敗の結果となりました。

 

私がステージ上で落下して身動きが取れなくなり、その私を助けようとして彼が死に、そして私も脱出できずに死亡。

 

ひとり残されたサウジアラビア人の方も、死亡。

 

チームは全滅しました。

 

ゲームオーバーです。

 

私は申し訳ない気持ちも勿論ありましたが、それと同時に、

 

だから言わんこっちゃないでしょ…

 

という気持ちもありました。

 

私だって全力で頑張りました。

それこそ100%のさらに上、120%の集中力を持ってして、今ある装備の中で可能な限りの最善策を模索してプレイしました。

 

でも、AFCアジアカップに中学生のサッカー少年が参加して何ができよう?

 

サッカーは例え話ですが、でも状況的にはまさしくそんな感じでした。

 

サウジアラビア人の方はあまりの惨敗に腹を立てて、いなくなってしまいました。

 

それでも原因は私にあるので、私は彼に謝りました。

サウジアラビア人の方にも英語で謝罪文を送りました。

 

しかし、そのあとに彼から信じられないメッセージが送信されてきました。

 

 

今回失敗したのは、〇〇さん(私のこと)のせいだと思う」 ← だから最初に言ったでしょ…

 

〇〇さん(私のこと)の、あの行動は一番やっちゃいけないことです」 ← 無課金で強い装備が無いので、その行動しかできなかった。

 

なんで僕達と同じアイテムを買わなかったんですか?信じられません」 ← 強い装備が無いので、それを補完するために別のアイテムを買うしかなかった。彼らは強い装備があるので、私よりもはるかに効率的な買い物ができた。※ここでいう「買う」とはゲームプレイ中に存在する仮想店舗でアイテムを入手する行為のことです。リアル課金とは違います。

 

これは協力プレイなんです。三人で力を合わせないとダメなんです」 ← それはわかってますが、これが今の私の限界なんだと、挑戦前にさんざん伝えたでしょう…(涙)それでも大丈夫だと言ったのは、あなたなんですが…

 

変な動きするのは、やめてくれませんか?」 ← 精一杯頑張った結果です。何度も繰り返しますが、私は無課金なので強い装備が無く、あなた方のようにタフではないため、身を守るために複雑な動きをする必要があったんです。

 

まだやる気があるんだったら、高難易度を10回か20回クリアしてから来て下さい」 ← なんですか、それ…。もう何を言ってるのかさえ、わかりませんよ…。まだやる気があるのかって…そんな言い方されたらやる気なんて起きるわけないですし、そもそも私がいたら失敗するよ?とさんざん言ったのを無視して挑戦を決行したのは、あなたです。あなた、それでも「大丈夫です」って言ったじゃないですか…。

 

そして、最後に強烈な一言。

 

女だからって甘えないでくださいよ!

 

???????????

え??????????

 

ちょ…

えええ…

ええええええええええ…

 

もう、やだ。

 

私は彼の豹変ぶりとその言動に、不快な気持ちと同時に恐怖を感じました。

 

当然ながら、これ以上彼とフレンドとしての交流を続けていくことはできないと判断。

 

私は、当たり障りのない形式的な言葉を選びながら、「今まで一緒に遊んでくれて、ありがとう」「足を引っ張って、ごめんなさい」「これ以上続ける意思はないので、これにてさようならとなります」と伝えました。

 

彼からの返事はありませんでした。

 

返事が無い以上もうやることはないので、私はそのまま彼とのフレンド登録を解除して、そのすぐあとに彼をブロックしました(これは彼に対して不快に感じていたからというのもありますが、それ以上に、単純に怖くて今後関わりあいたくなかったという意味もありました)。

 

それ以降、彼との交流は一切ありません(ブロックしてるので当たり前ですね)。

 

 

以上が、私が過去に体験したお話です。

おそらく私が頑なに課金をしなかったことや、最後まで彼からの資金援助を断っていたことなども、彼のイライラの原因になっていたのかもしれません。

 

なんにせよ、最初の頃は親切だっただけに私としては寂しいような気持ちになりましたね…

 

また、私が男性であることは最後まで伏せておきました。

 

ここで「実は男性でした」と伝えたら、いよいよもって彼がどんな行動に出てくるか恐怖でしかなかったからです。

 

それに…

さすがに

 

女だからって

 

という言葉に、正直カチンときたのもあります。

性別関係ないじゃんって思いましてね。

まぁ私は男なんですけどね…(汗)

 

皆さんもオンラインゲームをプレイする際は、くれぐれも気をつけて下さい。

 

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました!

では、また!(^‐^)