午前2時の顛末 | ロイマチスのグレーな日記

ロイマチスのグレーな日記

私のリウマチとグレーな娘、太増しい旦那についての備忘録

 

生活色々

 

 

 

あの日の事を時系列にまとめてみた。

 

18:30ー夕食完食 会話有り

21:30ーグレ子と就寝の会話有り

23:00ー自力でトイレに行っている音

02:00ー母の部屋から不自然に大きな

    鼾が聞こえ部屋に行く

 

ベッドには仰向けなり、顔に三つ折りに

したフェイスタオルを乗せた母がいた。

(お葬式の覆い打ち状態)

タオルを取ると大量のティッシュが鼻と

口に詰められていた。

鼻のティッシュを抜き、口のティッシュ

を掻き出す。折り畳まれた?丸めた?

ティッシュが口の奥、喉の方までぎっち

り入っていて指を突っ込むと、口を閉じ

ようとする母にギシギシ咬まれた。

 

鼻と口のティッシュを全部出すと大きな

鼾は消え通常の寝息になった。

何やってるの?ねぇ?なにやってるのよ?

そう呼びかけてみるも反応はない

肩や腕を揺すってペシペシ叩いてみても

腕はダランとしたまま、背中を無理矢理

起こそうとすると眉を顰め痛いような表

情をするが、目を開ける声を出すなどの

反応は一切なし

 

02:10ー119番にTEL

03:08ー市を2つ跨いだ脳外科のある救

急病院に搬送(到着したのは4時過ぎ)

意識は混濁しているが、目が少し開き医

師の呼びかけに反応したらしい

 

眠れなくても横になって身体を休ませよ

うか、と病院の方に借りた毛布をかけ冷

たいベンチにグレ子を寝かせる。

 

5時過ぎ、救急隊の方が「他の病院へ搬

送の可能性はないとのことなので、我々

はこれで失礼致します」とご挨拶に来ら

れる。あぁ…もっと病状が酷くて緊急手

術!大学病院へ搬送!とかの可能性を考

え待機して下さってたのか…

こんなふざけた真似をする人間を搬送し

た為に本当に必要な人を待たせてしまっ

たのかもしれない…

こんなバイタルがしっかりしてる人の為

になんて申し訳ないことを…

救急隊の方にお礼とお詫びで頭を下げな

がら、ここからどうやって帰ろう、私達

も一緒に連れて帰ってくれないかな…な

んて事をぼんやり考えていた。

 

病院ER担当の先生より「現在、緊急を

要する脳外科的初見は見られません

バイタルも脳波も安定しています。

このまま入院して明日もっと詳しく検査

するか、どうしますか?」と。

 

あぁ鼾と意識混濁で搬送だから脳卒中や

脳梗塞を想定され体勢を組まれていたん

だろう、無駄な事させちゃったなー本当

お手数かけてすみません、先生に実は…

今日、母の80歳の誕生日でして、大きな

鼾が聞こえて見に行くと大量のティッシュ

が詰まった母がおり、方法は稚拙ですが、

私は母が自殺をはかったのではないかと

思っています…そう話すと、

あぁ…なるほど、認知症の初期に鬱状態

や自死念慮がありますからね…

まぁティッシュじゃ絶対死ねませんけど。

では脳外科より精神科の方がいいですね、

ここで入院されたとしても精神科はない

ので出来る事は有りませんし、ここでは

ご家族さまも大変なだけでは?

一旦ご自宅に帰られて念の為明日お近く

の脳外科を受診して下さい、万が一もあ

りますから、では、と救急病院は終了

 

自宅に母を連れて帰ることになった。