白山市 八幡神社及び不動明王 | 金沢徒然日記

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日々金沢中を徘徊している暇人ぱんだが、つれづれなるままに加賀百万石の文化都市、金沢のことを書き綴ったブログ。金沢の観光スポット、神社仏閣、文化施設を深く深く掘り下げて紹介していきます。

ぱんだの石川県神社巡り(´Д` )

本日ご紹介するのは、石川県白山市八田中町に鎮座する八幡神社です。



​八幡神社

こちらが白山市八田中町の八幡神社です。

「八幡神社」と「不動明王」の社号標が立っていました。


​◯御祭神:大雀命・比咩神
◯鎮座地:石川県白山市八田中町

当社の創建については不詳ですが、最初の鎮座地に不浄が生じたため、天文三年(1534)に古宮跡と称する地に遷り、さらに慶応二年(1866)に現在地に遷座して今日に至っています。

以来、八田の中心中村の産土神として崇敬を集めてきました。

当社に祀られる比咩神は、大雀命すなわち仁徳天皇の皇后・磐之媛命と言われていますが、当地の地名に由縁ある後の皇后・八田皇女とも推定されているそうです。

明治十四年十月三十日に現社名に改称し、明治四十一年四月八日に神饌幣帛料供進神社に指定されました。

口伝によれば、古宮跡の大松を伐採したところ、大松に住んでいた天狗の怒りに触れて災害がしきりに起こったため、境内地に不動明王社を建立し、毎年九月二十九日に天狗祭を斎行して以来、災害は絶えたとされているそうです。


​八幡神社 鳥居

八幡神社の鳥居です。

まだ新しそうですね(´Д` )


​八幡神社 参道

参道には灯籠が並んでいます。

手前の灯籠は大きいですね(´Д` )

よく見ると、右側奥の灯籠は宝珠が取れてしまっていました。

まだ新しそうですが、地震の影響でしょうか(´Д` )


​八幡神社 参道

参道を進むと石橋が架かっていました。

橋を渡ってさらに進みます。


​八幡神社 由緒書き

由緒書きです。

当社の歴史はこちらを参考に記しました。


​八幡神社 手水舎

手水舎です。

石が大きいですね(´Д` )


​八幡神社 境内

さらに進みます(´Д` )

灯籠や神馬像・狛犬・石碑などが立ち並んでいますね。


​八幡神社 神馬像

神馬像です。

ちょっと得意げなお顔が素敵(´Д` )


​八幡神社 境内

これは何でしょうか(´Д` )

狛犬さんたちが巻物のようなものを支えていますね。


​八幡神社 石碑

こちらには巨大な石碑(´Д` )

かなり大きかったです。

「神光」と彫られていました。


​八幡神社 狛犬

狛犬さんです。

お口の中に丸いものがありますね。

玉を咥えているのかな(´Д` )


​八幡神社 狛犬

もう一体の狛犬さんです。

こちらは逆さ狛犬さんですね。

毛のくるくる具合がかわいいです(´Д` )


​八幡神社 拝殿

拝殿です。

御祭神は大雀命と比咩神です。

八幡神社は武運の神様・八幡神と同一視される応神天皇を祀っていることが多いのですが、当社の御祭神は応神天皇の皇子・大雀命すなわち仁徳天皇となっています。

比咩神は由緒書きによれば、仁徳天皇の皇后・葛城磐之媛(葛城襲津彦の娘で履中天皇・反正天皇・允恭天皇の母)または後の皇后・八田皇女(応神天皇の皇女で仁徳天皇の異母妹)と考えられているようです。


​八幡神社 鳥居

当社にはもう一つ鳥居があります。

こちらの扁額には「不動明王」とあります。


​八幡神社 境内

こちらが不動明王がお祀りされているお堂なのでしょうか。

確実なことは分かりませんでした(´Д` )

不動明王の鳥居から入って右手にありました。


以上、石川県白山市八田中町に鎮座する八幡神社について紹介しました。

古代史好きなぱんだ、仁徳天皇だけでなく、その皇后も御祭神と考えられている神社ということで惹かれました。

不動明王社が建立されるに至った口伝も興味深かったです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


参考:八幡神社由緒書き

石川県神社庁のホームページ