白山市 菅原神社 | 金沢徒然日記

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日々金沢中を徘徊している暇人ぱんだが、つれづれなるままに加賀百万石の文化都市、金沢のことを書き綴ったブログ。金沢の観光スポット、神社仏閣、文化施設を深く深く掘り下げて紹介していきます。

ぱんだの石川県神社巡り(´Д` )

本日ご紹介するのは、石川県白山市に鎮座する菅原神社です。



​菅原神社

こちらが菅原神社です。

松任駅から徒歩5分程度の場所に鎮座していました。

本当は鳥居や石橋、灯籠や狛犬さんがあったのですが、民家を思い切り写してしまう位置だったため、撮影を断念しました。


​◯御祭神:菅原道真公
◯鎮座地:石川県白山市八ツ矢町

永禄年間(1558-1570)に松任城主・鏑木右衛門大夫永政によって勧請されました。

もとは天満宮と称し、松任町の東北一里山というところに鎮座しましたが、元禄年間(1688-1704)に他の地に遷座、さらに明治維新の時に現在地に遷座し、社号も菅原神社に改称しました。


​菅原神社 手水舎

手水舎です。

なんと牛さんの手水舎でした。

菅原道真公の神使は牛なので、菅原道真公をお祀りする神社では牛はよく見かけますが、手水舎にも牛さんがいるのは初めて見ました。


​菅原神社 牛

こちらにも牛さんがいました。

撫牛で良いのかな(´Д` )?

ゆったり寛いでますね(´Д` )


​菅原神社 境内

手水鉢らしきものもありました。

こういうの好きです(´Д` )


​菅原神社 社殿

再び社殿です。

御祭神の菅原道真公は平安時代の貴族であり学者で、学問の神様として尊崇されます。


なお、この菅原神社の本殿は白山市指定有形文化財となっています。

形式は一間社流造桟瓦葺で、松任の若宮八幡宮の本殿として建てられたとされています。

建物の規模や形式および木鼻や海老虹梁の絵様の特徴が、明暦二年(1656)に建てられた宮永八幡神社末社菅原神社本殿と共通しており、県内では数少ない江戸時代前期の神社建築として貴重なものとなっています。


以上、白山市の松任駅近くに鎮座する菅原神社について紹介しました。

境内の牛さんたちや、白山市指定有形文化財となっている社殿など、見どころある神社でした。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


参考:石川県神社庁のホームページ

菅原神社本殿案内板