ぱんだの石川県神社巡り(´Д` )。
本日ご紹介するのは、石川県野々市市に鎮座する豊田日吉神社です。
豊田日吉神社
こちらが豊田日吉神社です。
北陸鉄道石川線の乙丸駅から徒歩10分ほどの位置に鎮座していました。
◯御祭神:大山咋命・応神天皇・神功皇后・三条天皇
◯鎮座地:石川県野々市市粟田
当社は大山咋命を祀り、長享年間(1487-1489)の創始と伝えられています。
ただ、弘安五年の神主・岡本越前守の書に「粟田新保村産土神は久安六年頃より岡本正親兼帯す」とあるため、久安六年(1150)にはすでに鎮座していたと考えられるそうです。
近江の日吉大社を勧請した古社で、冨樫郷粟田新保村の氏神と仰がれてきた他、元禄八年(1692)には加賀藩士の湯原応信が石灯籠一対を寄進しました。
明治初年に村社となり、明治三十九年には神饌幣帛料供進神社に指定されました。
昭和五十二年に本殿の屋根を葺き替えて、千木鰹木を起き、幣殿・拝殿を新築し、同年十月二十二日に竣工慶賀祭が行われました。
境内の荒宮は八幡社とも言われたそうです。
春祭と秋祭があり、町田半兵衛流の獅子舞が行われるそうです。
豊田日吉神社 境内
境内の様子。
結構広い神社でした(´Д` )。
灯籠が立ち並んでいますね。
豊田日吉神社 手水舎
手水舎です。
シンプルな感じでした。
豊田日吉神社 境内
さらに参道を進みます。
灯籠の形がそれぞれ違って楽しいです。
豊田日吉神社 狛犬
狛犬さんです。
小柄でかわいい(´Д` )。
豊田日吉神社 狛犬
もう一体の狛犬さんです。
「にまっ」て笑っててかわいいですね(´Д` )。
豊田日吉神社 神馬像
神馬像です。
尻尾がなびいて躍動感ありますね。
豊田日吉神社 拝殿
拝殿です。
御祭神は前述のように、大山咋命・応神天皇・神功皇后・三条天皇です。
応神天皇・神功皇后・三条天皇に関しては石川県神社庁のホームページを参考にしています。
三条天皇は冷泉天皇の第二皇子で、母は藤原兼家の長女・超子であり、摂関政治の全盛期を築いた藤原道長は叔父に当たります。
即位して第六十七代天皇となりましたが、眼病を患い、道長の圧迫を受けるなど不遇でした。
三条天皇をお祀りする神社は珍しいように思いますが、実は同じ野々市市の林郷八幡神社にも御祭神として祀られています。
この地にゆかりの人が来て、祀られたのでしょうか。
気になりますね(´Д` )。
豊田日吉神社 境内
左側は何かの碑でしょうか(´Д` )。
鉄砲の弾みたいなのが載ってますね。
豊田日吉神社 境内社
境内社もありました。
これが八幡社でしょうか(´Д` )。
確かなことはわかりませんでした。
豊田日吉神社 境内社
屋根や土台が立派ですね(´Д` )。
小さいながらも威厳を感じます。
豊田日吉神社 境内
境内には椿が散っていました。
散った後も綺麗(´Д` )。
豊田日吉神社 境内
境内の木です。
この木の根元の感じが好きです(´Д` )。
豊田日吉神社 境内
境内には盤持石のような石がところどころに落ちていました。
以上、石川県野々市市に鎮座する豊田日吉神社について紹介しました。
三条天皇が御祭神に加わった経緯が大変気になりました(´Д` )。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
参考:豊田日吉神社案内板
石川県神社庁のホームページ