小松天満宮① 一の鳥居から神門まで | 金沢徒然日記

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日々金沢中を徘徊している暇人ぱんだが、つれづれなるままに加賀百万石の文化都市、金沢のことを書き綴ったブログ。金沢の観光スポット、神社仏閣、文化施設を深く深く掘り下げて紹介していきます。

ぱんだの石川県神社巡り(´Д` )
本日ご紹介するのは、石川県小松市に鎮座する小松天満宮です。
写真が多いので、複数回に渡って紹介していきたいと思います。


​小松天満宮

こちらが小松天満宮です。

梯川と西川排水に囲まれた位置に鎮座しておりまして、赤い橋を渡って鎮座地に入りました。


​◯御祭神:菅原道真公・前田利常公・白太夫神・応神天皇
◯鎮座地:小松市天神町

加賀藩の三代藩主・前田利常公が小松城に隠居した時に、前田氏の氏神である北野天神を城北に当たるこの地に社殿を造営して鎮祭したのが始まりです。

当時、前田利常は幼くして藩主となった前田綱紀を小松城から後見していました。

東に霊峰白山を望み、西は安宅の海岸に続くこの地は、小松城の鬼門に当たり、前田利常公自らが選定したと言われています。

社殿は北野天満宮の社頭を四分の一に縮め、加賀藩お抱えの大工で妙成寺や那谷寺などの造営にも携わった名工山上善衛門によって作られました。

昭和十二年には金沢市の尾山神社から前田利常公を御祭神とする小松神社が宮渡されています。

社殿と神門は、江戸時代初期の代表的建築様式を表すものとして昭和三十六年に国の重要文化財に指定されました。

当社は小松城本丸跡と金沢城本丸跡を結ぶ一直線上に立地していて、その先を伸ばすと守山城に達します。

その創建の由来から見ても、前田家代々の尊崇が篤く、御祭神が文学の神と仰がれること、初代別当が近世を通じて連歌の第一人者であったことなどから絵画・文書・典籍など、貴重なものが多く宝物殿に保管されているそうです。


​小松天満宮 二の鳥居

一の鳥居をくぐると二の鳥居があり、ここから参道は直角に折れ曲がっています。

実は鳥居から社殿に至る当社参道は、北極星から北斗星を見た逆さ北斗型をしているそうです。


​小松天満宮 参道

綺麗に整備された参道。

広いですね(´Д` )


​小松天満宮 筆塚

筆塚がありました。

右の台座の上にいるのは牛さんでしょうか。


​小松天満宮 芭蕉句碑

参道には芭蕉句碑もありました。

あかあかと 日は難面も あきの風

立札のおかげで句碑だと分かりますね。

ありがたいです(´Д` )


​小松天満宮 参道

参道を振り返ってみました。

灯籠が立ち並んでいます。

季節柄、梅が綺麗でした(´Д` )

やはり天満宮と言えば梅ですね。


​小松天満宮 参道

こちらはなんでしょう(´Д` )

梅紋が置かれてます。


​小松天満宮 神門

神門まで来ました。

風流な世界が広がってますね(´Д` )


​小松天満宮 境内

趣ある素敵な参道ですね。

美しい(´Д` )


以上、小松天満宮の参道から神門までを紹介しました。

前田利常公ゆかりの神社、その歴史も興味深かったです。

次回は神門から先の境内の様子について紹介しますので、またご覧いただければ幸いです。


参考:小松天満宮各案内板

石川県神社庁のホームページ