こんにちはyanagi(Big Spoon)です。 (・∀・)
前回からの続きです。
ﾀﾞｰｨヽ(*´∀｀*)ﾉ ｽｷｯ★
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前回の記事では、サッカーは選手やファンの所属意識が非常
に大きな影響を与えるということ、そしてそれが国の代表チ
ームに対する選手やファンの感情にも大きく影響するという
ことについて書きました。
それを説明する前に、各国リーグのチームに対し、サッカー
の選手やファンが抱く所属意識について触れておきます。と
いうのも、それを示すことによって、国家意識というのが明
瞭になるように思われるからです。
例として、所属意識がもっとも尖鋭にあらわれているチーム
の１つを比較してみます。
以前、中村俊輔がいたスコットランドのグラスゴーには（私
の知る限り）二つのサッカーチームがあります。１つは、俊
輔が所属していたチーム「セルティック」、もう１つは「レ
ンジャーズ」です。
このチームのファンはそれぞれ大きく異なります。そして、
両チームは強い対立関係にあります。
例えば、人種（ケルト系とアングロサクソン系）、宗教（カ
トリックと国教会）、政治的背景（連邦からの独立志向とそ
れへの帰属）といった属性が、全く異なります。
他にも、以前中田英寿が属していたイタリアのチーム「ロー
マ」は首都ローマに本拠を置くチームですが、ローマに本拠を
置くもう１つのチーム「ラツィオ」と対立構造にあります。
こちらもそれぞれ属性が異なり、政治的背景（左翼的と右翼
的）、経済的背景（リッチとプアー）といった点で異なってい
ます。
また、現日本代表の本田圭佑は現在ロシアの首都モスクワの
クラブ「ＣＳＫＡ（ツェスカと読む）」に所属していますが、
「ＣＳＫＡ」は同じく本拠をモスクワに置く「スパルターク」
と対立構造にあります。
これも属性が異なり、出身母体（陸軍将校とスポーツ愛好家）
や政治的信条（親政府的とリベラル）、民族的背景（ＣＳＫ
Ａはオーナーがチェチェン・マ○ィアという噂がある。未確
認。）などが異なります。
（ＣＳＫＡの本田圭佑）
また、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスに本拠をおく２チ
ーム「ボカ」と「リバープレート」も、人種（白人系が多いの
と混血系も多いのと）、経済的背景（リッチとプアー）や社会
的背景（居住地区がリッチ地区とプアー）などが異なっています。
これらはほんの一例ですが、サッカーは世界のスポーツなので、
その土地ごとに様々な対立構造があります。
そして、人種、宗教、政治的・経済的・社会的背景、出身母体、
などなどの属性によって、ファンとなるチームが大きく異なり
ます。
日本では、人種・民族、宗教、社会構造、地域間対立、階級と
いったものに、それほど大きなちがいがないので、上に列挙し
たような対立構造とはなりづらいですね。
長くなっちゃったので、あと一回続きま～す。
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