こんにちはyanagi(Big Spoon)です。 (・∀・)
ちょっとずつ涼しくなってますね～。
昨日なんてここら辺りでも雨が降ったのでなおさらでした。
でも日中は意外に日差しがまだ強い今日この頃です。
（江ノ島を西浜より望む、の絵。再掲。）
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前回まで、ユング派における自我の役割を歴史的な思潮の中
でとらえました（大・中・小という大雑把なとらえかたです
が）。
又、特に関係が深いフロイト派との関係で捉えると、
小（２０世紀におけるフロイトの精神分析学⇒中（ユング
派の分析心理学）
という感じになるであろうと、書きました。
ところで、今までは自我との対比から自己（セルフ）につい
て書く都合から、しばらくは自我のことについて書いてきま
した。
しかし、ここで本筋のはなしである自己（セルフ）に戻しま
～す。
また、対比の為にフロイト的な精神分析学を対象にします。
ところで、ユング派の自我と等しい概念はフロイト派にはな
いので、これに相当するものを人の心の総体と考えることと
します。
これとユング派のを比較してみます。
フロイト派において心の総体を貫くものとされる概念は、生
物学的概念と言われます。
どういことかというと、フロイト派における心の総体を動か
す基本的エネルギーは、リビドー(libido)と呼ばれ、フロイ
トでは性的エネルギー、後には心に作用する心的エネルギー
一般とされました。
また、このリビドーは生物としての本能に由来するものであ
るとされていました。
このような理解から、フロイト派においては、生物学的に規
定されるところが大きいものに由来するエネルギーが、心の
総体を動かす基本エネルギーであるという理解から、『生物
学的』とされます。
『生物学的』と言われるくらいですから、人間が有する高尚
な価値観から発するようなものとは異なりますね～。
続きま～す。
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