こんにちはyanagi(Big Spoon)です。 (・∀・)
昨夜も雨が通り雨的に降りました。
真夏に通り雨とかだと、蒸し暑くなるだけでしたが、今だと
適度なお湿り具合でありがたいですね～。
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前回の記事では、フロイトの精神分析学に関して誤解が生じ
てしまうかも、と思うので一応書いておきます。
フロイトの精神分析学における心の全体には、高尚な部分な
どないかのように思われた方もいたかもですね。
モチのロンでそんなことはないのです。現実世界に接してい
る自我の部分は、フロイトの体系の中にもあるわけですし、
更に言うと超自我という要素もフロイトの体系の中にはある
訳ですからね。
ただし、フロイト以降の精神分析学の体系では、芸術や宗教
といった高尚な体裁をとるものであれ、一皮剝けば、動物的
な生存本能に基づくリビドーに発するもの、とくくられるこ
とになってしまいます。
言い換えれば、いくら高尚な行動に見えようとも、それは結
局のところリビドーにせきたてられて生じた行動です、チャ
ンチャン、ってことになってしまいます。
ところが、ユングにおける自己（セルフ）は、ツンデレなと
ころがあったり、現実原則に即していない、といった部分を
持ちつつも、究極的には人を成長・発達に導くものとされて
います。
こう書くからといって、フロイト的な考えを揶揄するわけで
はないのです。
フロイト的な考えは、人間も所詮は動物である、ということ
を考えてみると、大上段に構えるところがない、という点で
は好感が持てるものだと思います。
(｡-ω-｡)ﾉ☆･ﾟ:*:ﾟ
しかし、ユング的な考えと違って、人間の高尚さについての
ロマンのようなものがなく、味気なさが残る、という部分も
あります。
「心に関することにロマンなんていらんのじゃ～」という考
え方もあるかもしれません。
しかし、人間のこころに関する考え方の器（うつわ）を広げ
た、あるいは容量を大きくした、という意味で、やはりユン
グの「自己（セルフ）」元型という考えは、大なる意義を有
しているのだと思います。
（国宝の曜変天目茶碗）
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