前回の記事で、小学校受験のために通った塾での様子を書きました。
マルが幼稚園年長の頃の6月、塾や学習に慣れてきたある日、児童精神科の初診日がやってきましたいえーい
普段の様子、塾での様子。溜めてきたエピソードを傾聴してくれて、アドバイスをくれて、何かの機関に繋げてくれたりするのかな。きっとこのぐちゃぐちゃになりつつある親子関係やら私の心に固着しそうになっている澱なんかも一掃されて、爽やかな青空みたいな気分になれるのかな〜 なんて期待していたのですが…
10分くらいお話した後、児童精神科の先生曰く
「学校の授業にはついていけなくなると思ってください」
「不登校になる可能性も高いと思って」
「就学相談予約してる? じゃ、こっちで発達検査はしないでおくね」
「ASDっぽいけど検査がまだだからよくわかんないね」
「小学校受験? うーん」
「いやぁあなた方は良い親だよ、こうやって連れてきてくれたんだから」
「じゃ、次回の予約取ってね」
その間、マルは床に寝転んで本を読んだり受付のお姉さん(美人)にちょっかいを出したり。
母はなんとか席に着かせようと脇汗だったのですが、それも
「あ、お子さんそのままで良いんで。じっとしてるなんて難しいでしょ」
なんというか、異次元でした。
このままうろついてて良いよってところがあるなんて新鮮〜
しかしいきなり根拠も示さず「学校の授業にはついていけなくなると思って」なんて言われて、正直凹むとかよりも驚きが勝りましたね。しかも良い親だよ〜なんて言われた直後次回の予約取ってね、なんてくると、患者を増やしたいがための不安を煽ったのち褒めあげる手法の
新たなサギか?
とか疑っちゃったよね
家から一番近くて、一番早く予約が取れるので決めたのですが、このクリニックは良いクリニックなのだろうか。時間差でじわり湧き上がる不安
今なら我が家にとっては良いクリニックと言えるけど、でも最初はかなり不信感いっぱいだった😆
しかしASD(っぽい)と伝えられた事は、マルのエキセントリックっぷりに疲れ果てていた私が踏ん張るきっかけとなりました。ASD向けの本なんかを買って、対応を学んで考えてというような目標ができた事が、暗中模索な日々の光になったんですね。私をぎゅうぎゅうに縛りつけていた太い縄が緩んだようなほっとした瞬間は、今でも思い出せるほどです。
でも。
マルが小学2年生の4月、WISC-IVで知能指数130以上を指摘された今。
振り返ると
児童精神科の先生はかなり言葉足らずだったんだなーって
立場や状況上、そうならざるを得なかったのはわかるけれどもよ!
こんなダラダラ続くお話に、いいねをありがとうございます おかげさまで1週間続ける事ができました。
さて、今日はマルが小学校1年生の最後の日に受けたWISC-IVのレポートを貰いに行く日です。心理士さんに詳細を教えてもらいに児童精神科に行ってきます。コワイヨー