前回、大糸線の可愛い鉄橋をご覧いただきましたが、今度は、秩父鉄道で桁下の低い鉄橋を見つけました。
白久と三峰口の間にあり、桁下は2.6mです。大糸線のそれは、集落とは無縁な場所にあって、通る人も少なそうでしたが、こちらは集落の近くにあり、自動車も走っていそうです。
桁下の低い鉄橋の実例を複数確認できたことで、レイアウトに手を入れる決断ができました。
早速、築堤の一部分を切り取りました。
試しにスルーガーダーを渡してみると、33ミリの桁下が確保できそうです。
80倍すると 2.64メートルになります。
続いて、煉瓦の橋台を作ります。
煉瓦は、納屋を作った時(過去記事)と同じく、印刷で表現します。
煉瓦の大きさは、たて 0.75ミリ、横 2.63ミリ、目地の幅は 0.15ミリです。
納屋を作った時に、フリーの AR_CAD で作図したものを流用します。
レンガを印刷し、折り曲げました。
ここで、色あせを防ぐために、ホルベインのUVマットバーニッシュを吹いておきます。
レンガの積み方は、イギリス積みかフランス積みにするべきだと思いますが、お手軽に流用したため、長手積みになりました。この辺が私のダメなところです。
裏を角材で補強した後、角に”隅石”を貼り付けて装飾を施します。
以前の記事でも紹介しましたが、隅石には、米国のChooch Products製石積みシートを使います。柔らかい素材で出来ていて、折り曲げることができます。
隅石を貼ってみましたが、角が丸まってしまい、気に入りません。
そこで、少しでも角を出そうと、カッターナイフで切削加工を試みました。
加工の効果を確認するため、隅石に色を塗りました。
分割して作った橋台の上段を載せて、全体の様子をみたところです。
うーん、隅石の出来映えは、何とか許せる範囲ですかね。
ここまで作ったところで時計を見ると、日曜日も夕方を迎えつつあります。
休日の炊事当番は私なので、今日の工作はここまで!
続きは、また来週です。
本日も、ご訪問ありがとうございました。