久しぶりの投稿です。暫らくパソコンが使えませんでした。
原因は、娘のパソコンが不調に陥り、私のを娘の部屋に置きっ放しにしていたからです。我が家は家族そろって、スマホの長時間のネット接続が嫌いです(←WIFIの使い方を知らないだけ!)。
この間、記事の投稿だけでなく、皆さんのブログの拝見も疎かにしていました。明日からじっくり拝見させていただきます。
さて、昨年の今頃、ストラクチャーの製作に区切りがつき、「次はシーナリィだ!」と意気込んでいたのですが、その後一年近く、進展がありませんでした。
レイアウトの周りが片付かなかったのが主な理由ですが、実は、もうひとつ理由があります。
それは、道路の配置が気に入らなかったからです。
下の写真のように、集落を貫く道路の水平部が短かすぎるのです。
このため、写真奥右手の屋敷の入口が坂道に面することになります。考え様によってはそれも面白いのでしょうが、私は気に入りませんでした。
このため、道路の水平部を長くする方法を、ずっと考えていたのです。
考えた方法は2つです。
① 築堤に至る道路を曲げる。
② 線路の下に道路を通す。
①の「道路を曲げる」とは、こんな感じです。
坂本衛さんの摂津鉄道にも、こんな踏切がありましたね。
2つの方法のうち、②だと、桁下が3cm(80倍で2.4m)と低くなりすぎるのが欠点です。都会ではいざ知らず、私の住む近辺では、そんなに桁下の低い鉄橋に出会ったことがありません。
そこで、①を採用しようと心に決めたものの、やっぱり、鉄橋に未練が残ります。
どこかのローカル線に、桁の低い小さな鉄橋の実例はないものでしょうか?
諦め半分でググってみたところ、見つけました!
ここです。
大糸線稲尾駅の南側に、桁下2.3mの鉄橋がありました。
皆さんも、是非、ストリートビューをご覧ください。
とてもかわいいデッキガーダーですよ!
場所は、木崎湖のほとりです。
東側は、何度かバイクを走らせたことのある国道です。
楽しかったツーリングに思いを馳せながら、こんなかわいい橋を作ってみることにしました。
早速、いつものAR_CADで設計し、部品をケント紙に印刷しました。
設計に際しては、少しでも桁下を高くするために、デッキガーダー(上路)ではなく、スルーガーダー(下路)を採用しました。
主要な部品を切り出して、
紙の強度を高めるために、瞬間接着剤を染み込ませながら組み立てました。
細かな部品を追加して完成です。
極単に背の低いスルーガーダーですが、近鉄にもこんな感じのスルーガーダーがあるらしいです。
試しにレールを載せてみました。作者としては、満足できる雰囲気です。
設置場所はココですが、本当に設置するかどうか、もう少し考えてみます。
本日も、ご訪問ありがとうございました。