川正線とメルクリン線、二つのレイアウトの工作を進めるため、レイアウトルームの片付けを急がねばなりません。
とは言え、重い腰が上がりません。
自分を鼓舞して、レイアウトルームに入ってはみたものの、ついついレイアウトで遊んでしまいました。
入線したばかりのトラムウェイ製8620は、今日も絶好調です。
エンドレスを快調に走った後、バックで留置線に入れようとすると・・・。
衝撃とともに、列車が止まってしまいました。下図の青丸の箇所で脱線発生です!
青丸部分のポイントは、PECO の組線路である SETRACK のもので、直線から半径438ミリの曲線が分岐します。フレキシブルレールと合わせる他のPECO製ポイントに比べると、急曲線の分岐となっており、玩具的な構造です。
脱線の様子です。
どうやら、8620のテンダーがカーブを曲がり切れず、ポイントのフログを乗り越えたようです。
機関車の次位は、ボギー車のスハニ31です。戦前は「燕」にも連結されましたが、今は、川正線で余生を過ごしています。
何回やっても同じ個所で脱線します。
留置線を駆使してダイヤ運転を楽しむ川正線では、絶対に解決しなければならない問題です。
原因究明のために、いろいろ試すうち、機関車の次位に2軸貨車を繋ぐと通過できることがわかりました。
カーブ上の連結状態で、2軸貨車とボギー車が大きく異なる点は、カプラーの首振りです。
おそらく、脱線の原因はカプラーです。
そこで、8620のカプラーをケーディーカプラーに交換することにしました。
下写真は、ノーマル状態の8620の後部カプラーです。
ケーディーカプラーと連結可能なナックル型です。個体の特性かもしれませんが、触ってみると、復元バネが非常に強く、連結相手のカプラーの動きを阻害しそうです。
説明書に書かれている交換部品は、バックマンのE-Zカプラーです。
私の手持ちは、ケーディーNo.5しかないのですが、交換することができるでしょうか?
まだ前部カプラーの交換が残っていますが、これで、8620も川正線の仕業に就くことができそうです。あぁ、良かった!
本日も、ご訪問ありがとうございました。