前部カプラーを交換してDCC化した8620が、川正線の仕業に就きました。 | 16番ゲージレイアウトのこと..など

16番ゲージレイアウトのこと..など

16番ゲージの鉄道模型レイアウト・白縫鉄道川正線の制作記です。

 

 8620が川正線に就役しました。

 

8620就役記念写真
 

前部カプラーの交換

 前回の記事で、後部カプラーを交換したので、今回は前部の交換です。

 前回同様、ケーディーNo.5を使おうと思っていましたが、ケーディーNo.5は、カプラーポケットが大きいので、先輪の動きに干渉しそうです。別のカプラーを使わねばなりません。

 

8620オリジナル前部カプラー

 

 説明書に記載の”バックマンE-Zメイトカプラー”を購入すれば良いのですが(トラムウエイの On-Line shopで購入できます。)、せっかちな私は、届くまでの時間が待てないので、手持ちのカプラーを使います。

 休車中のC12(当レイアウトのカーブポイントの無電区間を通過できません。)から外した ケーディーNo.158です。

 

ケーディーカプラー158番

 

 穴を広げたら、取り付けることができました。復元バネが前方にはみ出しています。

 

ケーディー158番装着中

 

 ステップや排障器と一体になったカプラー押さえ板をネジ止めして、装着完了です。

 はみ出した復元バネは、私には、全く気になりません。

 

ケーディー158番装着完了

 

DCCサウンドデコーダーの取付

 デコーダーは、ESUの Loksound 5 Micro です。

 クマタ貿易の On-Line shop で購入しました。”トラムウエイ16番最適化バージョン”と銘打たれた製品です。

 

ESUのサウンドデコーダー

 

 テンダーの石炭を外したところです。

 アナログ運転用のプラグが差し込まれています。

 1番プラグの位置に”1”マークがありました。

 

石炭を外した8620のテンダー

 

 アナログ運転用のプラグを外したところです。

 8ピンのジャックが姿を現しました。

 

アナログ用のプラグを外した状態

 

 デコーダーは、アセテートテープで絶縁します。

 絶縁が不十分だと、すぐにショートして、デコーダーが昇天します。

 私は、試運転中にスピーカーをショートさせたことがあります。とても悲しい思い出です。

 これからDCCを始められる方は、デコーダーは繊細かつ脆弱だと思ってください。

 

デコーダーの絶縁 

 

 テンダーの内部も絶縁しておきます。

 

テンダーの絶縁

 

 1番プラグの位置を間違えないように、プラグを差しました。

 仮に間違えて反対に差しても、前進と後進が逆になるだけで、デコーダーが壊れたりはしません。この辺りは、よく考えてあると思います。

 

 

デコーダー装着

 

1番列車が出発!

 8620の最初の仕業は、2両編成の上り始発列車の牽引です。

 以下の手順で出発します。

 

 ①朝を迎えた筑紫川正駅

   ◆前夜の最終下り列車で帰ってきたスハニが、2番線に留置

   ◆夕方のラッシュ時(?)に連結されたスハフが、側線に留置

   ◆最初の仕業に備えて回送された8620が、機関庫に留置

筑紫川正駅構内図1

 ②8620が機関庫を出て、転車台で転向した後、側線のスハフを引き出します。
筑紫川正駅構内図2
 ③8620は、スハフをスハニに連結し、機回しに向かいます。
筑紫川正駅構内図3
 ④機回しを終えた8620が、編成の先頭に立ち、出発進行!
筑紫川正駅構内図4
 以上の手順を動画にしてみました。あまり良い編集とは言えませんが、ご笑覧くだされば嬉しいです。
 

 

 せっかくなので、走行シーンも撮りました。
 

 

 繊細かつ脆弱なデコーダーを相手にするのは骨が折れますが、やっぱり、DCCは良いですね。模型鉄道万歳!

 本日も、ご訪問ありがとうございました。