12人産んだ助産師さんは、いのちの授業動画を無料公開されています。
中学生編をみての個人的な感想を書きます。
1 12人産んだ助産師さんの「いのちの授業」講演を招こうとお考えの方へ
2 ▶︎いのちの授業。いのちとは。
3 いのちの授業「男と女の違い」←私の中の中学生が暴れている
【中学生向け】いのちの授業
ふれあい ≪自己紹介 助産師の仕事≫
いのちとは ←このあたりにツッコミます。
生理、妊娠、出産 ≪メカニズム≫
男と女の違い≪本当の優しさとは≫
赤ちゃんの心拍≪エコー動画≫
中絶事例≪高校生の妊娠発覚≫
中絶手術≪高校生の中絶当日とその後≫
本当の愛とは≪大切な人を守ろう≫
中絶手術の方法
LGBT
性感染症
まとめ
とても長いから少しずつ。
今日は「いのちとは」について。
冒頭、ご夫妻は中学生たちに問いを投げます。
「いのちとはなんでしょうか?」
こどもたちから出る(であろう)言葉を板書。
「大切なもの」「ひとつしかないもの」並べ、眺めて、「ふうーん、へーえ」と小馬鹿にします。
あってるよ。確かにあってる。間違いないよ。
でも、ほーん。
だってさあ。
よく見て?きれいすぎません?
小学校の時に習ったんやろう?道徳で。
教えてもらってきたとーりのことやん。
きれーすぎるわ。
自分のこと好きな人ー?
どこで聞いても手挙がらんねん
自分のこと嫌いな人ー?
ほらほら
みんな自分のこと好きやないんやろ?
のくせに、
「大切なもの」という答えがどこの中学校に行っても返ってきます。
私たちが一つのいのちを持って生きているでしょう
でも嫌いなんやろうその自分のこと(嫌いなんや)←括弧内現旦那さん合いの手
ほんで大切なん?(大切なんや)いのちは(なんかおかしいやん)
つながってない(つながってない)
だからきれいごとやっちゅーねんこれ(そういうことや)
間違いないしその通りなんだけど。(教科書通りっちゅうことや)
自分なんか死んでも誰も悲しまへんとか思ってない?(いや思ってるよ)
合いの手うぜえ。すまん。
それまで家庭や学校で育まれてきた認識を陥し、
揺らいだところに新しい認識を叩き込み、心を掴むテクニック。
中学生にはただ否定されるより痛い「馬鹿にされる」それも「教科書通り」。効くでしょうね。
40代60代の大人が中学生に対して小馬鹿マウント。
みっともないなあ。
そもそもここ。のっけから間違ってます。
「自分が嫌い=いのちを大切にしていない」
違います。
命の価値と好き嫌いは、違う次元の話です。
いくら価値があってひとつしかなくて大切なものでも、嫌いなものは嫌いだ。
同時に、嫌いだけど、大切だということは刷り込まれている。
こどもが成長していく過程で、多くの大人が、慎重に大事に刷り込んできた価値観です。
嫌いでも、そう粗末には扱えない。そういう縛りをかけています。
「いのちとはなにか」
人から教えられるものではない、じぶんで感じないとわからない、だから刷り込まれてきた価値観を揺さぶる。語りを通じて、自分で感じてもらう。
助産師さんの狙いはそういうところでしょう。
だけど助産師さんが投げる新しい認識は、危うい。
いのちって何?
私は正直 わからない、難しい!そんなん言えるわけないやん!
何を答えても誤りになってしまう質問を中学生相手にしたわけで、悪手だなあ。
自分が自由に使える自由時間
どう使おうと自由
自殺する子もいる それは本人が決めて絶ったわけでしょ
自由な使い方をしたわけや
でもそれによって悲しむ人はたくさんいるんだよ
それには気づけなかったけど
その子は自分のいのちを自殺するっていうことで終わらせたわけや
たった一つしかないいのちをどういうふうに使っていくかっていうのは
人それぞれなのかなって思うわけ
「自分で終わらせる」だめだ、それだけはだめだと強く止める言葉は出ませんでした。
結果的に自死を容認。
危ういよ。
なかには人のためにいのちを費やしたい使っていきたい
そういう人もいるかもしれない
なかには俺の人生俺の好きでええねん
そういう人生も私はあっていいのかなと思う
じぶんのいのちやから どう使おうとその人の勝手やと思う
使うってなんだ。
いのちって使うものなのか。
生贄
人柱
仇討
戦争
殉死
特攻
いまの社会は、「いのちを使わせない」ように足掻いて作られてきた社会じゃないのか。
ただ 死んでいくときに
絶対後悔しない生き方をしていきたい
わかる。だから私は助産師さんの観察をしています。
私の話を聞いて、いのちを大切にしていきたいなって思いになった人はそれでいい。
でもやっぱりピンと来なかったらそれでいい。
自分なりに心に感じるものがあれば
自死容認ともとれる危険なミスリードを仕掛けておいて、無責任。
だからこの章は見なくていいと思います。個人の感想です。
中学生の心、いのちの定義を曖昧に揺るがせて、講演は続きます。