12人産んだ助産師さん「いのちの授業」中学生向けの感想、最後です。
うちの子がこの講演を聴いたとしたらフォローせねばならない、欠けていると思うことを書きます。
1 12人産んだ助産師さんの「いのちの授業」講演を招こうとお考えの方へ
3 いのちの授業「男と女の違い」←私の中の中学生が暴れている
6 ▶︎いのちの授業。補足したいこと。
【中学生向け】いのちの授業
ふれあい ≪自己紹介 助産師の仕事≫
いのちとは
生理、妊娠、出産 ≪メカニズム≫
男と女の違い≪本当の優しさとは≫
赤ちゃんの心拍≪エコー動画≫
中絶事例≪高校生の妊娠発覚≫
中絶手術≪高校生の中絶当日とその後≫
本当の愛とは≪大切な人を守ろう≫
中絶手術の方法
LGBT
性感染症
まとめ ←このあたりにツッコミます。
講演を聴いたこどもたちへ。
AVはセックスの教科書じゃないです。
スマホで性欲処理して良いんだな!と思いましたよね。
ネットで拾えるエロはただのエロ。
あなたと大事な人との参考にはなりません。
このことは覚えておいてください。
あの世界でされていることは、現実の女性には気持ち良くも嬉しくもない。
「現実のセックスに飽いた大人」が刺激を感じるレベルで作られているから、人権は意図的に無視されています。
「悪いことするのって興奮する」やつです。
常識の土台が出来上がった「大人」だから観て差し障りない。
「未成年」は回れ右、となるのは、そういうわけです。
あなたの常識、人権感覚の土台を、スマホでひろった動画の違法視聴なんかで作ってしまわないように。
刺激する方が悪いのか
助産師さんご夫妻は、最後のまとめで改めて女の子にも釘を刺しました。
ショートパンツやオフショルダーの露出の高い服を着たり、むやみにボディタッチしたり、男の子をムラムラさせないようにね!と。
「やっぱり、そんな格好してる方も悪いよね」と思いましたか。
あほか。
「そんな格好してるから」って、
「おいしそうだから」
手ぇ伸ばして掴んじゃうミスドの幼児か。
幼児なら仕方ない。
おいしそうなものは見せないようにしましょう。
女子は長袖長ズボン限定。
手が届かないように、幼児はカートにくくり付けておきましょう。
男子は女子と同室厳禁。
って、ならんでしょ。
あなた幼児じゃないでしょ。
仕方なくないでしょ。
女性の活動を制限する文化を持っている国、地域はあります。
そこで、女性の人権は著しく侵害されています。
日本にもそういう時代はありました。
それではいけないと行動した人たちがいて、今の社会があります。
理性を保ってください。
触っちゃいけないものには触らない。
それだけのルールを守ってください。
好きなおしゃれを楽しむことは、この時代のこの国で守られている、大事な権利です。
こんなことも、性被害/性加害のはじまりです。
あなたのからだはすべて、あなたのものです。
プライベートゾーンはもちろん、他のどこでも、あなたの不本意な状況で触られたり、見られたり、撮影されたりしたら、「嫌だ」と言っていい。
そこは性被害のはじまりです。
あなたが「嫌だ」と言われる側なら、やめないといけない。
「悪気はなかった」
あなたの悪気は関係ありません。
好きすぎてだろうがスカートめくりだろうがブラホック外しだろうが偶然のパンチラ映像配信だろうが、それは性加害です。
相手が気付かないとしても。
真剣なアスリートのボディライン、
愛らしい赤ちゃんのおむつ姿、
いやらしく楽しめば、それは性加害です。
性別、年齢、容姿に関係ありません。
被害者、加害者、あなたもどちらにもなり得ることを、知ってください。
そんなこと言われたらなんでも加害になっちゃう。何もできなくなる。
どこまで良いのかわからない。
と思いますか?
線引きはシンプルです。
プライベートゾーンに関わることは、だめ。ぜったい。
それ以外は、あなたと相手の関係。
お互いが安心できるか。笑顔になれるか。
「きょうこんなことして遊んだ!」と、楽しく家族に言えるか。
相手の不快に気付くセンスは、大事です。
自分の不快に気付くことも。
違和感を自覚し、避けること。「嫌です」と表現することも、とても大事です。
相談できる大人を心にメモしてください。
勉強のこと。進路のこと。友人のこと。家族のこと。性的なこと。
それぞれ相談できる大人を思い浮かべて、心にメモしてください。
親、親戚、友だちの家族、ご近所さん、学校の先生、保健室の先生、スクールカウンセラー、病院のひと、いつも挨拶する公民館のひと、誰でもいいです。小学校、保育園幼稚園の先生でもいい。
性的な事件事故に関しては、大人であることが絶対の条件です。いざという時、こどもは無力。大人の知恵と力が必要になります。
あなたがどれだけ慎重に過ごしていても、思いもよらない性被害に遭う可能性は、残念ながらあります。あなたが女性であれば、妊娠の恐れにもつながる。
早ければ早いほど、あなたの心身を守るためにできることは多い。
心にメモした人を、思い起こしてください。
打ち明けてください。
望む対応をしてくれないかもしれない。かえって誰にも言えなくなるかもしれない。
その時も、あなたを助けたい見知らぬ大人はたくさんいることを、知っておいてください。
被害に遭った時、見てほしいことはここに書いてあります。
被害に遭っていない今、読んで、知っておいてください。
相談された身近な人へのアドバイスも書かれています。
電話連絡先は、住んでいる県名と「ワンストップ支援センター」で検索できます。
いけないとわかっていても、やめられない時は。
特定のことが頭から離れない、いけないと思うのにやってしまう、人との関係がおかしくなる。
性的なことに限らず、何かで頭がいっぱいになって、ふつうの生活が苦しいほどの時間が続く時には、心の病に陥っているかもしれません。
それはあなたの性質ではなく、病気。病気なら、受診と治療で改善できます。
苦しさは一人で抱え込まないで、相談してください。
心にメモした大人に相談して。
身近に言える相手がいなければ、ネットでも電話でも、まともなところで!相談を。
まともなところ、はこんなところ。
こんなブログで書くのもなんですけど、SNSは危険です。
どんな種類の大人が潜んでいるかわからない。
私自身、ここで相談のメッセージをもらったとしても、解決の力は持っていません。
力になれるとしたら、現実に知っている子まで。
電話やネットを介しての相談には、専門的な知識と技術を持ち、相談者を守る仕組みが整っていることが不可欠です。
こちらの相談窓口一覧もとても充実していました。
学校のおたよりや保健室にも、きっと連絡先の情報はあると思います
いろいろ調べたついでに見つけて、面白そうだった。参考にご紹介します。
大人にもこどもにも良さそうな本。
ブログ形式で、お悩み別にコンパクトにまとまってます。


