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SC神戸中国語スクール 京都校

全くのゼロから、ビジネス会話、通訳レベルまでしっかりと学べる中国語スクール、SC神戸中国語スクールの京都校のブログです。

「自分さえよければいい」と思ってはいけない

 

で、林先生は、

 

「貢献心」が脳の力を発揮するベースになっている。

 

とおっしゃっていますが、この「貢献心」

アドラーも「他者への貢献」が大切だと言っていました。

 

少し前からTwitterをのぞいているとアドラーの言葉がツイートされていました。

久しぶりに、

 

 

を読むと、以下の言葉がありました。

 

幸福になる唯一の方法は他者への貢献

对他人有贡献是让自己幸福的唯一方法

Duì tārén yǒu gòngxiàn shì ràng zìjǐ xìngfú de wéiyī fāngfǎ

 

自分だけでなく、仲間の利益を大切にすること。

受け取るよりも多く、相手に与えること。

幸福になる唯一の道である。

你要重视的不只是自己的利益,还有伙伴的利益。

“施”比“受”更有福,这是得到幸福的唯一方法。

Nǐ yào zhòngshì de bù zhǐshì zìjǐ de lìyì , háiyǒu huǒbàn de lìyì .
“ Shī ” bǐ “ shòu ” gèng yǒu fú , zhè shì dédào xìngfú de wéiyī fāngfǎ .

 

脳の神経細胞の本能は次の3つでした。

 

1.「生きたい」

2.「知りたい」

3.「仲間になりたい」

 

1.“寻求存活”  “ xúnqiú cúnhuó ”

2.“寻求知识” “ xúnqiú zhīshi ”

3.“寻求同伴” “ xúnqiú tóngbàn ”

 

アドラーや高弟のルドルフ・ドライカースたちは「共同体感覚」を持つことの大切さを繰り返し述べたといいますが、脳の神経細胞の状況を考えると、脳自体が「共同体」で、「仲間になりたい」という本能を持つ脳の神経細胞を活かすことが脳が本来持っている脳力を発揮させることができ、そして幸福になる道だということなのでしょう。

 

私たち中国語学習者も「他者への貢献」をすることで幸せになりましょう!

え?すでに幸せ?

よかった。

私はこれまで「他者への貢献」をしているつもりで、切っても切っても出てくる「自我」や「我執」にとらわれ、「自分さえよければいい」とまでは思わなくても「自分が受け取ることを優先」していました。

 

これからは良いことも悪いこともなく、すべては今のためにあったことだと思い生きてまいります。

 

 

※中国語の疑問。

「貢献」

 

幸福になる唯一の方法は他者への貢献

对他人有贡献是让自己幸福的唯一方法

 

他社に対して貢献する(こと)が自分自身を幸せにする唯一の方法。

 

他社に対して貢献する(こと)

 

は、

 

对他人有贡献

 

となっていますが、「貢献する」は;

 

“做 贡献”とか“做出 贡献”。

 

でもここでは、“做”や“做出”という動詞ではなく“有”が使われています。

 

“有”が使われているのは「~という状態である」ということで、他社に対して継続的に貢献している状態であること。という意味で、“做”や“做出”はそのまま「貢献する」という行為で貢献している状態にあるということではないのかもしれません。

 

 

 

 

脳の神経細胞の本能は:

 

1.「生きたい」

2.「知りたい」

3.「仲間になりたい」

 

でした。

 

1.“寻求存活” “ xúnqiú cúnhuó ”

2.“寻求知识” “ xúnqiú zhīshi ”

3.“寻求同伴”  “ xúnqiú tóngbàn ”

 

◎ 寻求 xúnqiú
[pursue;explore;seek] 寻找探求;追求
 

脳神経細胞の状態を考えると、他の神経細胞たちと共同することでパフォーマンスを発揮しています。

だから、「自分さえよければいい」と思っていては本来の力を発揮することができない。

でも、現代社会は、成果主義というものが重要視され、生き残りのために激しい競争がなされています。

 

「他人はどうでもいい、自分が成果を上げて認められさえすればいい」

 

というふうに考える人が増えている傾向にある。

と林先生はおっしゃっていますが、戦後、復興のためとはいえ、激しい生き残り競争があり、そして受験では他人より少しでもいい点数を取ろうとやっきになっている。

自分の能力を磨き、高めるのならいいのですが、他人を蹴落としたり、騙したりするようになると「自分さえよければいい」という考えになってしまいます。

でも、脳細胞の本能は「生きたい」「知りたい」そして「仲間になりたい」。

「自分さえよければいい」という考え方では脳の本能に逆らうことなので、脳の力を高めることはできないのは当然でしょう。

そういう意味で、

 

「自分さえよければいい」と思ってはいけない

“只要自己好就行”的想法要不得

“ zhǐyào zìjǐ hǎo jiù xíng ” de xiǎngfa yàobudé
 

◎ 要不得 yàobude
[be no good; intolerable;objectionable] 表示人或事物很坏,不能容忍

 

今の世の中、他人とかかわらずに生きていくことはできません。

だから、「生きたい」「仲間になりたい」という本能を考えると、

 

脳が求めるのは「世の中に貢献しながら、安定して生きる」ことなのです。

 

だと林先生はおっしゃっていて、さらに、

 

私は「貢献心」を、脳の二次的な本能であると考え、これを磨き、高めることが脳の力を発揮するベースになると思っています。

我个人认为“贡献精神”是大脑的二次本能,只要锻炼这种本能,就能使其成为发挥大脑潜力的基础。

wǒ gèrén rènwéi “ gòngxiàn jīngshen ” shì dànǎo de èr cì běnnéng , zhǐyào duànliàn zhèzhǒng běnnéng , jiù néng shǐ qí chéngwéi fāhuī dànǎo qiánlì de jīchǔ .

 

とおっしゃっています。

 

「貢献心」が脳の力を発揮するベースになっている。

 

そう言えば、「自分のため」とだけ考えて何かをするより「世のため人のため」あるいは「自分以外の誰かのため」に何かをする方がずっと力を発揮できるように思いますが、それはこういう脳のしくみがあったのですね。

 

中国語では「脳の力を発揮する」の「脳の力」を“大脑潜力”と「大脳の潜在的な力」と具体的に表現しています。

こういうところを見ると、中国語というのはものごとを正確に表現しよう、伝えようとする言語なのですね。

日本語はその点、ざっくりとしていて、中国語から見れば「あいまい」な表現です。

(もっとも日本語表現に慣れている我々は「あいまい」だと思わないでしょうが)

 

競争の激しい現代で、「世のため人のため」とか「他者への貢献」が大事だと言うと「甘い!」「そんなことでは生き残ることができない」と言われるかもしれませんが、受験戦争に勝ち残ったエリートたちの不祥事や事件を見るにつけ、脳の本能に立ち返り、「貢献心」を磨き高めることで本来の能力(脳力?)を発揮し、みんなで仲良く、この社会をより良くしていきたいですね。

 

 

 

大学時代の同級生で、SC神戸中国語スクールの代表。

そして、私が日本で中国語を学ぶのならこの人に習うのが一番効果的だと思う森川寛氏がYoutubeにデヴューしました。

 

 

中国語は発音が命。

そして、中国語は発音が難しいとか言われるのですが、難しいことを簡単に説明することができて始めてプロフェッショナルと言えるのではないでしょうか?

 

わずか7分強の時間で、中国語のポイント:

 

1./-n/と/-ng/の違い。

2./hua/と日本語の「ファ」の違い。

3.有気音の特徴。

などを説明しています。

 

私は身内のようなものだから、あまり褒めるとさくらのようになるのですが、それでも、森川氏は今でも謙虚で、学び続けています。

 

彼も中国語を学んで40年。

でも、自分ではまだまだだと思っています。

中国語が外国語である我々日本語が母語の講師は浄瑠璃のように、40年、50年でははなたれ小僧なのでしょう。

 

さて、私からもひとことアドバイスを。

 

中国語にはなぜ日本語にない音があるのでしょう?

それは森川氏がいう「口の中(や、喉、鼻腔など)を大きく広く開けることが必要」なのは、大陸という厳しい環境の中で、自分が伝えたいことをしっかりはっきりと伝えるために、色んな方法を駆使しているのです。

 

ちょうどミュージカルのようなもの。

 

有気音も日本語よりも多い「息」を使い、唇などに力を入れて「息」をためる。

そしてその勢いを使って爆発的に発音する。

そこには「あいまいさ」は許されない世界。

お年寄りには「誤嚥防止」にもなろうかという中国語の発音。

日本語と中国語の違いを楽しんでいただきたいと思います。