昨年の11月から始まっていたタクシー乗務は、昨日で一旦離れました。
大阪に住む母が、入院中に尻餅をつき、腰を圧迫骨折し、介護が必要となったのです。
今日、母の様子を見に行きますが、まもなく退院。
退院してから一人では暮らしていけないので、私が介護するために単身、母と同居します。
半年以上の間体験したタクシー乗務。
10年ほど前にも数ヶ月、そして大阪でも少しの間タクシー乗務をしていましたが、今回は多くの体験をし、その体験から学ぶことができました。
理不尽な目に遭うと、これまでなら、自分自身が被害者になり、人を責めたりしたのですが、今は、色んな体験から学ぶことが大切なのだと思うようになっています。
このように思うようになったのは、ある本との出逢いがきっかけです。
大学の後輩がSNSで紹介していたのですが、感じるものがあって購入しました。
この本の中に次のエピソードがあったのです。
ある夫婦がいた。
5歳の娘さんがいたのですが、突然交通事故に遭い亡くなった。
事故を起こした人が警察にいるとのことで、この夫婦はその人に会いに行った。
そして、この夫婦は事故を起こした人に向かって土下座をして詫びたといいます。
「こういう縁にあわせてしまってごめんなさい。こういう縁にあう子供を育てたのは私の因縁です。どうぞあなたは安心して、このことを忘れて、世のため人のためになってください。本当にごめんなさい。」
私ならどうするでしょう?
事故を起こした人を責め、憎むでしょう。
娘の命を奪ったのだから自分の命で償えと言うでしょう。
でも、この夫婦は違った。
この話にはまだ続きがあるのですが、それは是非本を読んでいただきたいのですが、私はこの本を読んで、そして、このエピソードを読んで考え方が大きく変わりました。
この世には加害者や被害者はいない。
すべては自分が学ぶためにある。
色んな体験から学ぶためにある。
この半年ほどのタクシー乗務ではこのことを深く実感する日々でした。



