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SC神戸中国語スクール 京都校

全くのゼロから、ビジネス会話、通訳レベルまでしっかりと学べる中国語スクール、SC神戸中国語スクールの京都校のブログです。

外国語をマスターするにはどうすればいいでしょう?
これまでいろんな方がいろんな方法を紹介しています。

赤ちゃんが言葉をマスターしていく方法で学ぶ。
留学する。
語学学校に通う。などなど。

私は自分の経験から「耳の記憶」と言うものを意識した方がいいと思っているのですが、最終的には、講師が学習者一人一人の個性を見て、より効果的な方法を提案し、その人なりの学び方を見つけていくのがいいと思っています。

外国語はどのように学ぶのがいいのか。
中国語や英語を学び続けても、いつまで経っても答えの出ないことなのかもしれません。
そんな中、あるテレビ番組でヒントになるようなことがありましたのでご紹介します。

https://www.mbs.jp/4chantv/


があります。


夕方の番組で、よく見ているのですが、ロザンの【道案内しよ】と言うコーナーがあり、大阪駅で、道に迷っている人に道案内するというコーナーなのですが、その中で、以下のやりとりがありました。


(育児の話題になり)

菅氏:とりあえず、何冊か育児の本を読んで、共通している事をやっている。

宇治原氏:受験勉強(のやり方)やん。


菅ちゃんは育児の本を複数読み、その中で共通している事柄を実行している。

それを聞いた宇治原さんが「それって受験勉強(のやり方)やん」と言っているのです。


これを聞いて思い出すのが、学校の勉強方法で、問題集のやり方について、一冊の問題集を何度も何度もする方がいい。というやり方があったと思います。

でも、私は、複数の問題集をするタイプでした。

複数の問題集をすると、その中で同じ問題や、似ている問題がある。

それを中心にマスターしていく。


一冊に集中するのではなく、複数の問題集をするのは何か注意力が散漫のような気がするのですが、私の場合は;


・問題に大量に接することができる。

・重複する問題=重要な問題を優先的にマスターすることができる。


一つのことに集中するより、まるで今のビッグデータのように、大量の情報に接し、重複する。つまり、出てくる頻度の高いものから優先的にマスターしていく。


中国語の学習でもそうです。


例えば、NHKのラジオとテレビの中国語講座を学び、この二つの番組内容で重なっている単語やフレーズが頭に残り、それを使いこなせるようになっていったと思うのです。


もっとも、これに対して、外国語の会話については、一冊のテキストを丸々覚え、正しく発音することができるようになれば会話をマスターできる。と言う方法もありました。


最終的にはやはり人それぞれなのでしょう。


十人十色。


みんな違ってみんないい。


個別学習とでも言うのかもしれません。


講師の役目は、「教える」と言うより、学習者と一緒になって、一人ひとりに効果的な学習方法を探すことのような気がします。



ラジオで武田鉄矢氏の

https://www.joqr.co.jp/qr/program/takeda/


があります。

ラジオ放送以外でもPodcastで聴くことができますし、Youtubeでも聴くことができます。

この放送は本を紹介してくれるのですが、『病と障害と、傍らにあった本。』が紹介され、その本の中の齋藤陽道さんのエッセイを紹介していました。

齋藤さんは先天性の感音性難聴を持って生まれたとのことです。

言葉は母が教えてくれたのですが、高校で聾学校に入るまで、読唇で相手の言葉を理解しようとしていたと言います。

聾学校に入り手話を学び次のように感じたとのことです。


『聞こえる人間との会話はザルで水をすくうような徒労感があった。でも、手話では数少ない手話であってもボウルで水をすくうような手触りがあった。手の動き、感情の変化、表情、これが(手話では)同時に伝わる。』


そして、この齋藤さんの記憶はこの時から始まるというのです。

そして武田鉄矢氏は;


「人間はさあ、会話をしないと思い出ができないんだぜ。」


この齋藤さんの経験から、外国語を学ぶ時に、対話で学ばなければ記憶に残らない(残りにくい)と言えるのではないでしょうか?


私は大学の頃、色んな方法で中国語を学びました。

将来的には中国へ行き、中国語を使って中国人と会話をしようと思っていたので、『会話』を中心に学びました。

特に力を入れたのは、お笑いも好きなので、“相声”と呼ばれる中国の漫才の本(カセットテープ付き)を購入し、時間がある限り聴きまくりました。

40年ほど前のことですが、この時に覚えた中国語はまだ覚えています。


単にフレーズだけではありません。

感情を込めて、抑揚をつけて、完全にコピーするようにしました。


今思うと、教材に会話文を選んだことが後々役に立ったように思います。


私は中国語を学ぶ時には「耳の記憶」が大切で、話す時には「耳の記憶」を聞いて発話するのがコツだと思っています。


英語である「聞き流す」のも、「耳の記憶」を作ることができれば効果があるでしょうし、シャドウイングも「耳の記憶」に従って発話することで効果が上がると思います。


では、具体的にどのように学べば良いのでしょう?

SC神戸中国語スクール代表の森川寛氏に学ぶことができれば一番だと思いますが、なかなか難しいでしょう。

そんな方は、以下から始めるのはいかがでしょうか?


対話・短文で学ぶ アップデート中国語


この本は;


高校、専門学校、大学で初めて中国語を学ぶ方を対象に、週1回50分から90分の通年授業を想定して編集された中国語入門用の教科書です。

(まえがきより)


すでに学び始めている方にとっては簡単すぎるかもしれません。

その場合、復習を兼ねて「耳の記憶」を作ることを目標に学ばれてはいかがでしょう?

できればこの教科書で、誰か中国語講師に学ぶのがいいのですが、そうもいかないかもしれません。

幸いこの教科書は音声を無料でダウンロードすることができます。

講師がいなくても、音声を聞いて聞いて聞きまくり、「耳の記憶」を作り、「対話文」を中心に、一冊丸ごとマスターすれば中国語で会話することはできると思います。


おっと、一つコツを。


動詞に注目ならぬ注耳してください。

中国語は動詞に注耳することで中国語の文の形を掴みやすくなります。

中国語は動詞に前から後ろから言葉を付け足し、表現を豊かにしているからです。



中国語を学び始めたのは浪人した時。

高校の先輩から「これからは中国」だとアドバイスされた時から。

だから40年を超えるお付き合いです。


中国語は発音が難しいと言われます。

確かに日本語にない「音」があってそれを自分のものにするのは正確に中国語の「音」を聞き、自分の発声する「音」を聞き、自分の「音」と耳にした「音」の違いを聞き比べ、自分の「音」を中国語に近づける。という作業が必要です。


この作業をし続けて思うのは、


「中国語を学ぶと言うのは自分自身について学ぶこと」


なのです。


中国語を学ぶと日本語と比べることになります。

発音にしても表現にしても。

そして日本語と中国語を比べる事でその違いを学ぶことが中国語を学ぶ事だと思います。

と言うことは中国語を学ぶと言うのは「自分自身について学ぶこと」だと思います。


私は若い頃空手を学んでいました。


空手を学ぶと言うのは「技術」を学ぶと言うことになりますが、人としての生き方というか、心の学びというか「技術」以外の学びもあります。


「礼儀」もそうですし、「争わない」ということもそうです。


空手を学ぶというのは、


自分自身を客観的に観察し、

欠点を見つけ、

それを改善すること。

自分自身への「理解」を深めること。


これは何も中国語を学ぶ事に限った事ではないと思います。

空手を学ぶこともそうですし、社会に出て人との交わりの中で自分を磨くのもそうだと思います。


自分自身が成長するには、いえ、成長しようと思うのは何かを学ぶということを意識する必要があるでしょう。


人の一生は短いもの。

それは何かを学び、自分自身を成長させるもの。


中国語を学んで思うのは、自分自身について知り、毎日少しでも成長することこそが大切だということ。


日本語って素晴らしいもののようです。

そして、自分自身も素晴らしい。

ただ、「学ぶこころ」があればそれでいいようです。


日本語が母語の人にとって、そんなことを教えてくれる一冊です。


『日本語が世界を平和にするこれだけの理由』


ラジオで聞く「武田鉄矢の朝の三枚おろし」で紹介されていた本です。


日本語と英語やフランス語との比較から日本語の素晴らしさを教えてくれます。


中国語を学ぶということは、自分自身について知り、日々成長することであることに気づいていただきたいと思う今日この頃です。