SC神戸中国語スクール 京都校 -14ページ目

SC神戸中国語スクール 京都校

全くのゼロから、ビジネス会話、通訳レベルまでしっかりと学べる中国語スクール、SC神戸中国語スクールの京都校のブログです。

SC神戸中国語スクール代表のSCセンセこと森川先生が精力的に動画をアップされています。


対面での指導ではなく、視聴者の反応がわからないので効果的な動画にするには経験豊富でなければ難度が高いと思います。

短い時間で日本語が母語である人の中国語学習ポイントを説明されているので、何かと忙しい現代。

効果的に中国語をマスターするのに役に立つ動画だと思います。


動画は色々あるのですが、「間違いに気づかない中国語とは」という動画で取り上げている「母語干渉」はSCセンセならではの学習ポイントだと思います。


母語干渉。


第一言語(日本語が母語なら日本語)が第二言語(例えば中国語)習得に悪影響を与える現象。

(負の言語転移とも)


日本語が母語(第一言語)である人が第二言語として中国語を学ぶ時、どうしても母語が基準となります。


「(日本語で)『ありがとう』は、中国語でなんと言うの?」


さりげなくこのように質問しているのではないでしょうか?


まるで日本語の『ありがとう』🟰となる中国語があるかのような質問です。


でも、よくよく考えると、日本語の「ありがとう」もどのような場面でどのような気持ちを表すときの『ありがとう』なのかで意味は微妙に違うでしょう。


これは翻訳・通訳の際に特に慎重に扱わなければならないのですが、日本語が母語の人が第二言語を学習するときに、第一言語を基準にして、その結果誤訳をしてしまう可能性があるということを意識するだけで、第二言語習得の速さや深さは違うと思うのです。

そして、このことを意識すると、第一言語である母語に対する理解も深まります。

これはちょうど自分自身に対する理解が深まるように。


第二言語を学ぶというのは、このように自分自身を知ることができ、成長することができると思うのです。


SCセンセはさらに一歩進め、「ステルス母語干渉」の説明もしています。

母語干渉して、翻訳・通訳が間違っているのに、第二言語を母語とする人には間違いだと気づかない。

ステルス。

つまり(間違いが)隠されている。


こういうことがあるので、第一言語と第二言語での交流には気づかない誤解が発生する可能性が常にあるのです。


こんなことを考えるのも第二言語を学ぶ面白さなのでしょうね。



Hino Lab. 目白大学氷野研究室が中国語学習をサポートするアプリを開発されています。

氷野先生がFacebookで紹介されていたのでこちらでもご紹介します。

 

Hino Lab. 中国語学習アプリ

 

紹介されているのは;

 

・中国語計算リスニング

・中国語元素ゲーム

・中国語ビンゴジェネレター

・中国語ビンゴ抽選

・中国語計算リスニングβ版

・数字ピンイン→声調符号付ピンイン変換

・Liangci Quest I(量詞の学習アプリ)

・中国語ATM残高チェッカー(富裕層版)

・中国語お名前チェッカー

・中国語音節表

・中国語周期表リスニング

・注音字母マスター

・ピンイン学習カード

・中国語時計

・中国語タイマー

・形あてゲーム

・中国語色選択ゲーム

・中華圏の地名リスニング

・中国語数字リスニング

・中国語ATM残高チェッカー(通常版)“盤”は“版”?

・中国語単語10

・中国語カレンダー

・中国語で日本の都道府県

・中国語並び替え問題生成

・Chinese Meteor Typing Challenge

・中国語日本地図リスニング

 

いやはやなんともたくさん開発されています。

氷野先生らしいです。

 

さて、目白大学中国語学科のサイトは別にあるのですが、今回ご紹介したサイトはもともと「中国語ジャーナル Chinese Station」でした。

このサイトでは今は亡き佐藤晴彦先生の動画

・日下恒夫先生との対談。

・佐藤晴彦先生による模擬授業、初級者に対する中国語発音指導

も残されています。

 

中国語ジャーナル Chinese Station」には膨大なデータがあります。

中国語を学ばれている方や教えておられる方。是非ご覧ください。

 

 

 

以前のブログをリブログします。

 

笈川幸司先生。

今も精力的に活躍されています。

私にとって師とも呼ぶべき存在です。

 

「教える」ということにこだわり、考え続けているのですが、及川先生の教えを改めて拝聴すると教えることの本質を突いていると思います。

 

私の理想は、日本語を上手に教えることというよりも、私自身が、学生たちに対して、一人ひとりに敬意を示して、一人ひとりを尊重して、一人ひとりがやりたいことを尊重して、それは相手がお年寄りであった場合、年上の場合は、日本人ですのでできるんですけれども、年下にも、相手が子どもにも、もちろん女性にも、私が、自分が、この世界の中で一番身分が低い、地位の低い人間で、このすべての、この世界のすべての人が全員自分より上で、どんな人に対してもそういう態度で接して、何か言われても、怒るということは私が偉いから怒るんですよね。相手が下だと思うから怒るんですね。

 

学生たち一人ひとりに敬意を示して、一人ひとりを尊重して、一人ひとりがやりたいことを尊重する。

 

そう思っている教師や講師がどれぐらいいるでしょう?

そして、

 

自分がこの世界の中で一番身分が低い、地位の低い人間で、このすべてのこの世界のすべての人が全員自分より上で、どんな人に対してもそういう態度で接する。

 

「謙虚さが大事」

 

よくそう言われますが、実際、私自身を含めどれだけの方がこの及川先生のように思っているでしょう?

 

自分の思うようにならないと機嫌が悪くなったり怒ったりする。

 

怒るということは自分が偉いから怒る。

相手が下だと思うから怒る。

 

「謙虚さ」について思うとき、私は千日回峰を修行した塩沼亮潤師の教えを思います。

 

※小僧(こぞう)は、一人前でない僧侶、修行中の者を指す語である。

Wikipediaより)

 

皆さんから何を言われても「はい」と謙虚に、皆さんが気持ちよくなるような元気な返事をして、勤行(ごんぎょう)に掃除に励む。

 

ものを教える者に限らず、すべての人がこのような気持ちを持つことが大切だと思いますが、まずは私自身、生涯小僧のこころで精進したいと思います。

 

また、「教える」ということに戻りますが、及川先生は受講者の発音を直すことについて次のように言っています。

 

私の技術とかスキルでもって学生の発音を直すというよりも「これをちょっとやってみてね」「どう?」ということの方が役に立つような気がする」

 

及川先生は学生との信頼関係が技術やスキルより重要だと思っておられるようです。

 

技術やスキルももちろん大切でしょうが、それよりも信頼関係やこころの持ち方の方が大切。

そんな気がします。