コミュニケーション能力:とにかく明るい安村さんに学ぶ | SC神戸中国語スクール 京都校

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とにかく明るい安村さんを解説されている記事をご紹介します。

廣津留さんの解説では、安村さんがウケた理由を分析されています。

すでにご紹介した、英語の動詞”wear”について、次のように解説されています。

一般動詞“wear”は、他動詞です。他動詞には目的語が必要です。ところが安村構文には目的語がないので、英語ネイティブは落ち着かず、条件反射的に、つい目的語である“pants”をハモりたくなったわけです。そうして、安村が“ I’m wearing.”と言うと、審査員や観客が “pants!” と合唱する、という状況が自然発生しました。ライブコンサートなどで見られるコール&レスポンスと同じです。

他動詞に目的語が必要だというのは中国語も同じで、ネイティブスピーカーは「何を?」と自動的に連想するのでしょうね。

今回の記事では「スピーチの3原則」に注目しました。

記事では次のように紹介されています。

英語圏には、小学生でも知っているスピーチの基本3原則というものがあります。それはこの3つです。

(1)ロゴス(論理)
(2)パトス(情熱)
(3)エートス(信頼)

ムラ社会のなかで「阿吽の呼吸」「周りを見て空気を読む」をよしとしてきた日本人のコミュニケーション原理と根本的に違うのが、異文化と多様性だらけのシチュエーションで生きてきた英語圏の人たちのそれです。彼らは、人を説得し動かすにはこの3つが必要、と子どものときから叩き込まれているのです。


英語圏のスピーチの基本3原則については記事をご覧いただくとして、ここでは;


ムラ社会のなかで「阿吽の呼吸」「周りを見て空気を読む」をよしとしてきた日本人のコミュニケーション原理と根本的に違うのが、異文化と多様性だらけのシチュエーションで生きてきた英語圏の人たちのそれです。


私はこれを「自己主張力」だと感じました。


英語も中国語も自己主張が強い。


英語で私を表す”I”は必ず必要だし、中国語でも「我」が必要です。

この感覚は廣津留さんがおっしゃるように『ムラ社会のなかで「阿吽の呼吸」「周りを見て空気を読む」』日本語を母語としている人たちのコミュニケーション原理と根本的に違う。


日本語を母語としている人が英語や中国語でコミュニケーションしようとすると、この点を意識する必要があると思うのです。


これが英語でのコミュニケーションの基本。「ロゴス」「パトス」「エートス」の3つさえあれば、あとは知っている単語の数と笑顔を増やすだけです。安村さんの成功は、多くの英語学習者にとってのヒントとなるのではないでしょうか。


堂々と振る舞う。


日本語を母語とする人の多くは、安村さんのように観客、それも外国で堂々とパフォーマンスする事は難しいと感じられるのではないでしょうか?


でも、外国語学習者が外国語をモノにするコツとしてこのコミュニケーション原理の違いを理解し、外国語を話す時には安村さんのように堂々と自己主張するということがあると思うのです。


「俳優になったつもりで演技をする」


これもよく言われる外国語を話すためのコツです。

人格を変えるのです。

堂々と自己主張をする。

そう意識することで外国語を使うことができるようになる気がします。


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