人間の最大の罪は不機嫌 | SC神戸中国語スクール 京都校

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「人間の最大の罪は不機嫌」
“人类最大的罪是不快活。——歌德”
 
ドイツの文豪、ゲーテの言葉だといいます。
 
で、不機嫌が伝染する。という話が紹介されていましたが、不機嫌が不機嫌を呼ぶ。というのはよくある話だと思います。
 
斎藤一人さんも、自分で自分の機嫌をとることの大切さをおっしゃっていましたが、人は機嫌が悪いただそれだけで周りを含めこの社会に悪い影響があるのでしょう。
 
では、自分で自分の機嫌をとることができたらどうなるか?
その答えの一つは、「サーチ・インサイド・ユアセルフ」のエピローグにある次の言葉だと思うのです。
 
「空き時間に世界を救おう」
“闲来无事,拯救世界”
 
ウルトラセブンでもあるまいし、世界を救うなんて大それたことを言うようですが、不機嫌が周りに影響するように、機嫌を良くしているとそれも周りに影響を、それもいい影響を与えると思うと、なんか素晴らしいと思うのです。
 
サーチ・インサイド・ユアセルフ」のエピローグチャディー・メン・タンさんは次のように言っています。
 
(タンさんがダライ・ラマや他の人たちを見て)
私は悟った。「世界を救う」のは恐ろしいほど難しく、それには途方もない努力が必要なので、躍起になって「世界を救おう」とすると長続きしそうにない。だから、内面の平穏を深め、思いやりを増し、志を強めることに専心したほうがよほどうまくいく。内面の平穏が深まり、思いやりが増し、志が強くなれば、思いやりのある行動が自然にすっと出てくるので、けっきょくは、長続きする。
 
我领悟到“拯救世界”困难重重,相当耗力,如果你拼命去“拯救世界”,大概撑不了多久。比较好的做法,反而是着重于培养内在和平、慈悲心及抱负。当内在和平、慈悲心及抱负都很强时,你就会自然而然地做出悲天悯人的举动;因为出乎自然,所以能后源源不绝。
 
つまり、ちょっとした空き時間に瞑想し、自分の内面を注意深く観察すると、自分の機嫌をとることができてやさしくなる。
それも躍起になると長続きしない。
また自分の機嫌を取ることを忘れてしまうこともあるでしょう。
ですから、ちょっとした空き時間に瞑想をする。そしてこの世の中の平和を思い、人の幸せを祈る。
明日からはそんな人生を送ります。
 
怠け者の菩薩
 
深い内なる平穏と
大きな思いやりをもって
世界を救うことを日々志そう。
だが、それを成し遂げようと、むきにはなるまい。
ごく自然に思えることをすればいい。
志が強く、思いやりにあふれていれば、
ごく自然に思えることは何であれ
なすにふさわしいことでもあるのだから。
こうしてあなたは
思いやりあふれる賢人となり、
楽しみながら世界を救う。
 
<懒菩萨>
 
心平如静水,慈悲植心灵。
天天力雄志,普渡天下民。
志向当强烈,慈悲放光芒。
济世不拼命,无为顺自然。
所做平常事,造福天下人。
你这活菩萨,救世也好玩。