外国語の学び方でご紹介した長澤信子さんの『台所から北京が見える』を私がなぜ、前から知っていたか。
それは、この本の中でも紹介されていますが、高建夫先生の「大阪華語学院」が関係しています。
私の友人で中国語を学習していて、そして、自ら進んで研鑽しようとしている人たちはみんな「大阪華語学院」に行っていたのではないでしょうか?
私は学生時代はできるだけアルバイトをして学費などを稼がなければならず、2回ほど?梅田の教室に行っただけでした。
友人で、在野で長年中国語に携わっている森川寛先生(SC神戸中国語スクール)は、高先生の弟子のようになっていたと思います。
先日も、ある方と話をしていて、昔、高先生に習ったとおっしゃっておられたのでとてもびっくりしました。
そんな高先生が『台所から北京が見える』で紹介されていますが、次のようにおっしゃっておられたといいます。
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中国語だけなら、中国人でもっと上手な人がいるかもしれない。
しかし、日本語と中国語をあれほど美しく、的確に、しかもすばやく置きかえられる方は、この方をおいていないのではなかろうか。
いま、中国語で仕事ができるようになって約十年たち、多くの人と接すれば接するほど、この思いは深まっていくのである。
「あなたがたは、日本語を中国語でなんというかと考えるのだろうけれど、私は適訳がたくさん浮かびすぎて、どのことばを選ぼうか、迷うんです。その差ですな」
とおっしゃるのだった。
私はそれを聞くと、ただただ<神か人か>と思えてしまうのであった。
そんな高先生に鍛えられた?長澤さんは中国語を徹底的に学ばれるのですが、この学び方、特にとことん学ばれる姿勢を拝見して思い出すのが、
イングリッシュ・モンスターの菊池さんです。
(「この世に“簡単に本物の英語力がつく方法”なんてあるわけない!」で紹介しました。)
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ほんの少しの時間があれば英語を学び続ける菊池さん。
TOEICの満点を取り続けていると言っていましたが、中国語で言うと、中国語検定の1級を毎年満点とっているようなものでしょうか?
長澤さんの本を読み、その努力のされ方を知り、自分がいかに努力していないか、まだまだ足りない、足元にも及ばないと思い、長澤さんや菊池さんを手本に自分なりにですが、少しでも中国語の世界を深めるように精進します。