昨日、甥っ子に来てもらいました。
今年春に大学に入学したのですが、数か月で「自分には合わない」と見切って辞めてしまった言います。
小さいころからよく知っている甥っ子ですので、また、私自身、転職回数が多く、今も失業している状況で、何かアドバイスできるのではないかと思い、大阪からわざわざ京都まで来てもらったのでした。
大学を辞めて、人生の目標を失っているのかと思っていたのですが、実際に会って話してみるとしっかりしている。
よくよく考えてみると、せっかく入った大学に見切りをつけるなんてことは、自分の考えがしっかりしていないとできないこと。
たとえ思っていたのと違っても、自分には合わないと思っても、せっかく入ったのだからとあきらめて卒業までいることが多いのではないでしょうか?
そんな彼に、今後の方向と言うことで起業をすすめた時に冷静に言い放ったのがこの言葉です。
『今は起業の時期じゃない』
ちゃんと知っているのです。
今が時期的に悪いことを。
それに、彼は来年また大学に挑戦するつもりでした。
それも今の情勢を冷静に見つめた結果なのでしょう。
そんな彼と一緒に三十三間堂を見て、千手観音に心を洗われた後、京の東の将軍塚から京の街を見ました。
とってもきれいな夕日で、清々しい気持ちになりました。