息子の回想・・・
『WG校』受験の朝
小雨も降っていて、とても寒かった記憶がある。
父がW大の会場までつきそってくれた。
手がかじかんでいたので、『Wアカ』でもらったカイロを
叩いて温かくした。昨日もこれにはお世話になった。
父は別れ際「じゃぁな」と言った。
「がんばれよ」じゃないのは父らしいなと思いながら校内に入った。
ここは、3年前に来た場所だったのでそんなに不安はなかった。
4人掛けくらいの長机は変わっていない。
今日はもう腹痛の薬を飲んでおこう。
ほどなく 試験開始、
まずは『英語』 やはりかなり難しい(><)
10分の休憩の後
『国語』 ん、これも予想通り難しい・・・
1時間の昼休憩 母に作ってもらったおむすびを口に運ぶ。
このとき、ちらっと『WJ校』の合否が心を過ぎった。
今考えても仕方がないので、食った後は数学の勉強をした。
おっと、トイレにいっておかないと・・・。
午後1時になり
『数学』が始まった・・・えっ !!!!!∑(゚Д゚)
大問が4つ そのすべてが相当難しかった。
これは平均点は相当低そうだ。30点いくのだろうか・・・
10分の休憩後
『小論文』 他の教科は50分ずつだったが、これだけ90分だ。
本の一節を題材に 901字以上1200字以内で
自分の考えをまとめる。
書き終えてほっとしたら、急に『WJ校』の合否が心配になった。
終了後、大学を出てとりあえず駅に向かう事にした。
まわりの受験生達が、携帯を耳にあて
喜んでいたり、暗い表情だったりしていたので
早くその場を離れたかった。
駅に着いたら母に電話をしようと思った。
駅に着き、母に電話をかける手がふるえた。
母から合格を聞き
ほっとして 不覚にも涙が出た(TωT)
その後 父にもそちらに向かう事を連絡した。
駅員さんに乗り継ぎを教えてもらい
いざ国分寺へ・・・![]()
しかし 気が急っていたのだろう、
3年前のように また電車を乗り間違えてしまった![]()
国分寺に着いた時にはもう暗くなっていた![]()
父が『WJ校』の守衛さんに頼んでおいてくれたらしく、
校門を少し開けておいて下さっていた。
はたして・・・・
確かにそこに 自分の番号があった![]()
あぁ、合格したんだ
もういいんだ
もうだいじょうぶなんだ
守衛さんにお礼を言って父と二人家路に向かった![]()
帰ると、
3年前の中学受験のときに読んでいて
今朝も見ていた、『受験本番に強くなる本』という
和田秀樹さんん著の文庫本を
犬
がかじってしまっていたらしく、ボロボロになっていた![]()
「もう、これはいらないんじゃない?」
うん、確かに大学附属の切符は手に入れたが
自分の本当の目標はまだ達成されていない!!
もう一度、気を引き締めていかなければ(`・ω・´)![]()
それにしても 今日は実に長い1日だった。
つづく・・・

