第1部 ホーチミン (Part.1)
#01 富山きときと空港にて
或る日、富山きときと空港の近くにある「ステーキ宮」でランチをとる探偵。
宮ハンバーグ
「宮ハンバーグ」は、牛肉100%なのがイイネ。
そして何より、我らが「富山きときと空港」に近いのがありがたいちゃね!
2019年には国際便として韓国便、台湾便、中国便(上海・大連)が存在した我らのきときと空港ですが、コロナ禍もあって海外への渡航はここ数年間はずっと閉ざされたままでした。
このままじゃ、きときと空港の存在が危ぶまれるやん。
もっと利用客を増やして、地元に就航してくれる航空会社を増やしたいじゃん。
そんな中、唯一「上海便」が再開してくれました。
シェイシェイ!
利用実績が上がれば、他社も就航再開を検討してくれるに違いありません。
そんな訳で、私も積極的に利用したいと思い、今回、上海経由でホーチミン市へと向かうチケットを買ったのですが、、
おい、いきなり
15:40→18:30
(※約3時間の遅延)
ってなんやねん。ぶわ。
しょっぱなから、きときと空港のゲート前に3.8時間も座って待ち続けるのは結構しんどかったっす。ええ。
カフェ1つ無い空間ですし。
(※免税店のみ1つあり)
#02 中国東方航空
で、なんでそんなに遅延したのかというと、上海の空港が渋滞していて、飛んでも着陸できない状況だったからだそう。ぶわ。
機内食はビーフとポークの選択で、ビーフにしました。
あんかけ風うま煮。
たべやすい。コメはいまいち。
上海浦東国際空港
2.5時間のフライトで上海へ。
上海で”ガチ中華”を喰らいまくるだけの旅も面白そうだけど、今、中国はビザを取らないと入国できません。
(※そのためには本人が東京まで行き、指紋を登録する必要あり)
ああ、次の便に間に合わなくなるじゃん。。
もともと4時間の乗り継ぎ時間があったのが、3時間の遅延で1時間しか余裕がありませんでした。焦りまくり。
ホーチミン タンソンニャット国際空港
なんとかギリギリで搭乗して、そこから約5時間のフライトの末、ホーチミンに到着!
日本時間で深夜3時でした。
(現地時間 深夜1時)
#03 白タクでスリ被害にあった探偵
ここで、私の恥ずかしい失敗談を書かねばなりません。
ホーチミンの空港で、怪しい白タクに引っ掛かり、1,500kドン(日本円で9,000円)を財布からスラれてしまいました。
(※参考 ベトナムの平均月収が4万円程度)
本来なら、旅の楽しい話、美味しい料理の話だけを書きたいところですが、それだけではまた同じような被害に遭うひとが出ると思い、注意喚起のために正直にご報告します。
じつは、私自身、ベトナムは2回目ですが、前回の2019年にも同じようなパターンでスリの被害に遭っています。
(※随筆には書かなかった)
その時は15,000円相当のお金がいつの間にか足りなくなっていて、いつ取られたのか気づかなかったのです。
(※ただ、思い当たる節はあった)
前回と今回、共通して言えることは、
・ベトナム人に代金を請求される
・英語ができない場合が多く、できても発音が聞き取りにくいので、いくらなのか分からない
・ベトナム人は財布を見せろという
・財布を出して、自分でお金をとって渡そうとすると、その紙幣じゃないといわれる
・ベトナムの紙幣はケタが大きく、しかも金額が違うのに色が似ているものがあったりして、判別しにくい
・ベトナム人はめんどくさそうにして、(私の)財布から直接紙幣を選び取ろうとする
・しかたがないし、迷惑をかけたくないので、じゃあ、ここから取ってと財布を開く
・一瞬で抜き取るが、いくら取ったか分かりにくい
・あとから、高額紙幣が数枚消えている(余計に取られている)ことに気づく
・だいたいはミスターマリック並みの手わざを持ち、凝視していても分からないすごいテクニックで抜かれる
※被害にあった後に、↑こんなサイトと注意喚起を見つけました。
行く前にここを見ておけばよかったし、私自身、長いフライトで注意が散漫になっていました。猛省。
宿舎
ベトナムに到着して1時間もたたずにスリに遭ってしまい、ベトナム人のことを嫌いになりかけましたが、どんな国にも悪人はいるものです。
ベトナムの名誉のために書くと、この被害以外は、まったく嫌な思いはしませんでしたし、みなさん親切で優しい方方でした。
#04 Bánh Mì Huynh Hoa
翌朝、さっそく「バインミー」をもとめて、ホーチミンでナンバー1のお店「Bánh Mì Huynh Hoa」へ。
余りにも人気がありすぎて、いまでは両隣りにも店舗が広がって、右はGrabデリバリー(UBERイーツみたいなもの)専用、中央はイートイン専用。
左側はフリーのテイクアウト客専用に分かれていました。すげえよ。
メニューも1種のみで、悩む必要ありません。
バインミー 65k(390円)
もう日本の価格とそんなに差がないベトナムです。
(※過度な円安のせいです。。ぶわ)
野菜系は別添えになっていました。
開封之儀
うわぁー。
なにこれすごい。
自分で野菜を全乗せ。
野外で豪快に丸かじり手喰い!
チンスー(チリソース)をぶっかけて豪快に!
すごすぎる・・・。
さすがはホーチミンで1番人気、つまりはベトナムで1番人気、そして世界で1番人気のバインミーと言えるのかもしれません。
この軽やかなパンの食感が、どうしても日本のバインミーでは得られない!
フレッシュなレバーペーストがだくだく!
5種類のチャールア(ベトナムハム)がガン入り!
すごくジャンクでサイズも通常の2倍ぐらいあるんですが、パンが軽くてサクサクで。
私のバインミー史上でも1位確定です!
やみ「次のカレー活動は、あなたの街のあの店です」
※2023年の「南部」編の目次はこちら
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※2019年の「北部・中部」編はこちら
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