イミズスタン・アンバサダー
カレー探偵、やみちゃん です。
或る日の samrup サムラップ
samrup(サムラップ)
南砺市福野1330-7
福野に現れた話題のタイ料理専門店!
自宅から1時間かかるけれども、私はこれで昼2回、夜2回の訪問をしています!
金・土・日の完全予約制で、コルドンブルー・バンコク校で修業された日本人女性(石田牧子さん)がワンオペで営業されています。
有名雑誌「RiCE」にも掲載され、全国から注目を集めつつあります!
1.バタフライピーソーダ
なにしろ、石田さんのタイ料理のレパートリーは200種類以上というだけあって、まだまだその全貌が見えていないのがすごいところ。
いろいろ食べたい場合は、ランチよりもコース料理(=サムラップといいます。予約は4人ぐらいからで、一人4500円。ベストは8人で予約)がオススメです。
2.ゴーヤのサラダ(ナムプリックパオ、ピーナッツ、挽き肉、シャロット、ココナッツ入り)
そんなわけで、ガチ系のタイ料理に興味津津なメンバー8人で2度目のサムラップを食べてきました!
普段慣れ親しんでいるインド・パキスタン系とはあきらかに異なる風味に魅了される一同。
しょっぱなのゴーヤサラダからジャスミンライスがススミマクリクン。
クラッシュドピーナッツがポリポリと口腔内で踊り狂います。
3.トムヤムクン
知らない人がいない超有名なスープがサムラップ初登場!
あー、これこれ!
この酸っぱくて辛い、中華でいうところの酸辣(スワンラー)な、病みつきになる風味よ!
4.揚げ春巻き
サクサク・アツアツな揚げスプリングロールきたー。
春はまだか?
いまキター。
もちろん、豪快に手喰い!
自家製のチリソース(左)とシラチャー(右)
お好みで付けていただきます。
サムラップさんの料理は既製品は使わない、ペースト類も全部、最初から自作されています。
5.サイウア(チェンマイソーセージ)
サムラップ(=”ごはん”の意味。この店ではコースの名称)は2回めですが、このソーセージのみ、2度目の登場で、あとは全部初めてのものばかりでした。
サイウアはタイ北部のピリ辛なソーセージ。
再会できてうれしい。
6.ガイトート・ハジャイ
ハジャイ地方のチキンフライです。
唐揚げっぽいけど、味付けはクミン、パクチーシード、ホワイトペッパーです。
肉がジューシー。
7.タイバジルの炒め物
丸いスズメ茄子を使用した炒め物。
タイバジル(ホーラパー)が新鮮で香りが最高かよ。
8.クン・パッポン(海老の卵とじ)
パッポンきたー!
有名なプー・パッポンは蟹ですが、今回は海老バージョン。
日本人でこれが嫌いな人はいないと思われ。
無限に喰えるやつやー。
9.マッサマン・ヌア(ビーフもも肉使用)
ヌア=牛。
ランチタイムにはときどき、「ガイ=鶏」のマッサマンが出ますよ(※過去記事参照)
イミズスタンのカレー好きには一番しっくりくるタイ料理の1つではないでしょうか。
マッサマンはもともとムスリムの料理でもありますし。
店主の石田さんに使っているスパイス(タイのカルダモン)とカレーパウダー(ミックス)を見せてもらいました。
このタイのカルダモンはブラックカルダモンに近いショウノウのような香りがしました。
カレー粉もインド・パキスタンのそれとは配合が異なり、アニス系が強めな独特の香り。
10.コーヒー・紅茶、イチジク、ぶどう、バナナケーキ
〆のデザートまで大満足!
にこちゃん(2歳、柴、女の子)近影
店内には小型・中型犬の同伴が可能なのもうれしいですね。
以上、
石田さんの料理は素晴らしく、しかもまだまだレパートリーが尽きませんし、「タイ王宮料理」も作れますということなので、そちらも気になるところ。
(※ただし、王宮料理は材料をそろえるのがめんどうな割に、味わいが地味めなので、良さが分かってもらえるかどうか心配とのことでした)
コップンカー!
やみ「次のカレー活動は、あなたの街のあの店です」
***
Samrup (タイ料理 / 福野駅)
夜総合点★★★★☆ 4.3
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イミズスタン公式本
「おいしいイミズスタン・富山の現地系カレーストリート」
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