カレー探偵、やみちゃん です。
2022年4月29日から5月6日にかけて北海道に行ってきました!
漁師&カレー遠征 2022 G.W.
北海道(函館・室蘭・札幌)編
【11】タージマハール(札幌市)・かつない臨海公園(小樽市)
YAMI STEP.27タージマハール サッポロファクトリー店(札幌市)
サッポロビールファクトリー(札幌市)
北海道カレーシーンは「スープカレー」とともにあり。
というわけで、今回の遠征中に「奥芝商店」さんと「TREASURE」さんの2店舗を調査した私ですが、やはり道内のインド料理店も調査しておきたいなと。
調べると、サッポロファクトリーの中に1982年創業の老舗「タージ・マハール」というお店があったので、そちらを調査することにしました。
ところで、サッポロファクトリーには簡単な資料館もあったりして、サクッと見学。
予約すればビール工場の見学もできますよ。
サッポロファクトリー入口
ショッピングモールですね。
中に入ります。
タージ・マハール
地下一階のテナントです。
↑やみ猫先生を探せ!
食品サンプルが楽しい。
”本格インド料理”をうたい、店名からして北インドのムグライ、そしてパンジャーブ料理のお店かと思いきや、、
なぜかタイ料理もあるやーん。
正直言うと、あれこれイイトコ取りしたいのは分かるけれども、その分本業(北インド)のほうがおろそかになってそうで微妙な心境になりますちゃ。
そば専門店にうどんがあるときのような。ぶわ。
店内風景
調度品が豪華で、宮廷料理を食べさせてやんよ感がイイネ。
中央に鎮座するのはマハラジャが遊んだブランコです。すげい!
ラッシー 528円
まずはラッシーで一服。
自家製のヨーグルト使用です。
甘い!
真鍮製の容器が豪華。
ちょうど壁に「ビリヤニフェアー」のチラシが貼ってあったのでそこから1つ選びました。
チキン鉄火マサラビリヤニ 2035円
見たことも無い容器がすげい。
そして、見たことも無いタイプのビリヤニがパネェ。
えーっと、、これ、ほんとにビリヤニ?
(もしかしたら、それを言うのはタブー?)
とりあえず、豪快に手喰い!
上の層が「チキン鉄火マサラ」であることは事実です。
(コッテリッチ©で濃厚でした)
そして、下の層が「サフランライス」であることも事実です。
・・いじょっ!
ライタは普通のスタイルでしたよ。
タンドリーチキンスープカレーセット 1911円
なんだかいろいろ気になってくるお店です。
「スープカレー」まであるんですもの!
インド料理店が本気を出した”札幌スープカレー”というものを見せてやんよ!
とでも言いたいかのごとく。。
例によって容器が迫力あります!
おお、たしかにスープカレー!
定番のチキンレッグも1本!
そして日本人のスープカレー店では見かけない”タンドリーチキン”(マリネして炭火で焼いてある)仕様です。
野菜は素揚げせず、煮込みで。
定番のブロッコリー、カリフラワーも入ってる。
しかし、、スープの味が、、ほとんどしない料理でした。
要するに、ダシとかの概念がないから、スパイスをお湯で溶いたような味わいなんです。
コクが無いんですね。
インドにもジョール(スープ)スタイルの料理は存在し、それらはちゃんとタマネギマサラを効かせたり、ヨーグルトやココナッツミルクでコクをつけたり、果実で酸味を加えたりするので美味しいものなのですが、それらとも異なり、なんとなく札幌スープカレーっぽいものを作って中途半端な味になってしまった印象です。
そして、シャバシャバなスープにナーンは合いません。
(※小さいライスは付属します)
アイスマサラティー 484円
お願いしたら無糖にしてもらえたよ!
以上、
高級感のある老舗店で来客も多かったけれども、いろいろ突っ込みどころもあった調査となりました。
YAMI STEP.28小樽港 かつない臨海公園(小樽市)
楽しかった遠征も帰路につく時間となりました。
小樽に戻り、フェリー待ちの時間にイオン小樽店へ。
スヰーツでパワーチャージです。
お土産コーナー。
カレーがいろいろ。
なんかめっちゃ便利なものが売っていたので購入。
よーし、ぼく、これでガチな札幌スープカレーをつくるんだあ。
かつない臨海公園(小樽市)
さて、そろそろフェリー乗船時間です。
巨大アンカーがすげい。
私が乗るフェリーが停泊中でした。
フェリー内部
さあ、新潟港にむけて出発!
(第12話最終回につづく / 全12話)
やみ「次のカレー活動は、あなたの街のあの店です」
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タージ・マハール ファクトリー店 (インド料理 / バスセンター前駅、苗穂駅、札幌駅(JR))
昼総合点★★★☆☆ 3.5