ディリー・ハート / デリー ■ 北印度&ネパール [37] お土産店をブラヤミ!パニールワーラ | カレー探偵やみちゃん 世界食べ歩き

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富山県射水市在住のカレー研究家、ブロガー。ブログは15年継続中。カレーの聖地「イミズスタン」の命名者として、各種新聞・雑誌、テレビ、カレーイベントでイミズスタンをPRしています!「イミズスタン・カレーサークル(ROTI)」を主宰。

 

カレー探偵、やみちゃんです。

 

 

ナマステー!!

 

2020年1月2日から14日までの約2週間、北インドとネパールへカレー遠征(ひとり旅)をしてきました。

 

◆◆ カレー遠征 2020 新春

 『北インド&ネパール遠征』 編

 

 

第5部 デリー 編 (Part.2)
 [37] DILLI HAAT
  お土産店をブラヤミ! パニールワーラーで Khoya!

 

 

チャンドニー・チョークのパニールワーラー

 

 

パンジャーブ料理店「カケ・ディ・ハッティ」で”腹ぱんジャーブ©”な午後になった私。(※前回参照)

 

 

でもね、スヰーツは別腹です。

 

店員さんに、パンジャーブ名物の「Khoya」(コア。牛乳を固めたもの)はあるかと訊いたところ、店の向かい側を指差して「Khoyaならあの店にいっぱい売っているよ」と言われました。

 

 

 

 

 

謎のスナック

 

 

ここかな?

 

中を覗くと謎の揚げスナックが。

これじゃねいな。

 

 

 

 

 

店内風景

 

 

おおっ!

何もかも真っ白だよ。。

 

と思わずリングにしゃがみこみそうになるほどの、白い物体の総攻撃です。

 

 

 

 

 

Paneer

 

 

これはパニール。(インドのカッテージチーズ)

 

普通のチーズ(プロセスチーズ)は苦手でも、パニールは好きだって人は多いですよね。

 

 

土嚢のように積まれたパニール壁。

いったいどのぐらいのミルクを使ったらこの量のパニールになるんでしょう。

 

 

 

 

 

大量の Khoya

 

 

その隣りに、、、あった!!

 

巨大なたらいに、恐ろしい量の白い物体。

 

そう、これこそが Khoya (コア)に違いありません。

 

牛乳を中華鍋のような凹状の大鍋に入れ、焦げないよう攪拌しながら1時間ほど強火で加熱して作ります。

 

約20Lの牛乳から、およそ1/5にあたる4-4.5kgの柔らかくて固形状になった Khoya が得られ、水牛乳を使う場合もあるとのこと。

 

 


 

 

Khoya

 

 

Khoya は乳白色で、丸く成型したものが後ろに積んであると共に、細かく崩した状態での計り売りもありでした。

 

 

加糖してお菓子(バルフィ、グラブジャムンなど)の材料に使ったりします。

 

また、これを入れて作るガチなバターチキンマサラは”バターチキンの概念を覆す”ような大人のバターチキンになります。

(※日本で見かけることは稀ですが)

 

 

 

 

 

じっと手を見る

 

 

「どのぐらい欲しいんだ?」

 

そう訊かれたのですが、日本に持ち帰ることもできないので戸惑っていると「テイスティング」してみろと少しだけ手の上に乗せてくれました。

 

 

「やんみ!!」

 

 

出た!やんみ!

感激したときに思わず出るお国言葉ですちゃ。

 

 

 

 

 

チャンドニー・チョークの Khoya 屋台

 

 

すぐ近くにまた別の Khoya 屋台があったのでこちらも見学。

 

 

 

 

 

物量が豊富

 

 

これ見よがしに積まれた Khoya たち。

 

 

するとまた店のお兄さんから「テイスティング」のススメがありました。

 

私、よっぽど物欲しげな顔をしていたのでしょう。にゃはは。

 

 

 

 

 

じっと手を見る(その2)

 

 

・・何ていうんでしょうね。

 

ほんのりと甘い、乳糖のやさしさ。

お母さんのおっぱい的な癒しヂカラ。

 

「やんみ!!」

 

 

 

 

 

チャンドニーチョウクのお菓子屋

 

 

さて、Khoya だけではありません。

オールドデリーの中心であるチャンドニー・チョーク区は、スパイス、ドライフルーツ、シルバージュエリー、鮮やかなサリーで溢れる市場がある賑やかなショッピングエリアです。

 

 

 

 

 

揚げ物が多い

 

 

狭い路地には、エッセンシャルオイル、文具、インドの伝統的なお菓子を販売する小さな店がひしめき合っています。

 

 

インドの伝統的なお菓子系は揚げ物と激甘系が多く、あまり食べたいとは思いませんでした。ぶわ。

(冷蔵庫の無い環境での保存性向上のためにそのようなものが作られてきたわけです)

 

 

 

 

 

ドライフルーツとナッツの店

 

 

そんなわけで、買うとしたら加工前のものが多くなります。

 

 

 

 

 

ジャグリー

 

 

ちょうど探していたジャグリー(黒糖)を見つけたので購入です。

 

 

***

 

 

DILLI HAAT

 

 

その後、ルーフトップカフェで知り合った”リシケシマン”から教えてもらったちゃんとしたお土産店「ディリー・ハート」へ。

 

 

 

 

 

入場料

 

 

入るのにお金がいるんですね。

こりゃ、変な人は来ないわけだ。

 

 

 

 

 

洗練されたショップが並ぶ

 

 

なるほどー。

 

外国人観光客と、富裕層をターゲットにした「値段は多少高くても品質の良いもの」を揃えた優良店がいっぱい。

 

 

 

 

 

過激な勧誘は無い

 

 

歩いていても、接客がマイルドでいわゆるインドらしさが無い感じ。

 

カシミアの膝掛け、サリーの生地、ストール、などが大半。

シルバージュエリー、木工品、金属製品など。
男子がほしいものは少ないです。ぶわ。

 

そしてサリーが1万円以上したりするので、ほんとに欲しい人にはありがたいのでしょうが、ホイホイと気軽に買えるようなものは売っていません。

 

ちゃんとした品質のインド製品を適正価格で買いたい人には良い場所です。

 

 

一方で、インドらしさを求めるなら、(例え騙されて高値で押し売りされたとしても)観光地のざわついた土産店が楽しいでしょうし、慣れた人ならローカルなBazaarで買うのが良いのかなと思います。

 

 

 

 

 

楽団による演奏、伝統舞踊など

 

 

客人たちを飽きさせないために伝統舞踊のショーもありました。

 

しばし見入る探偵さんです。

 

 

 

 

 

休憩

 

 

喉が渇いたので休憩!

 

 

 

 

 

Lemon Soda

 

 

レモンソーダ。

砂糖抜きにしてもらったら、めっちゃ酸っぱかったにゃ

 

 

 

 

■ 次回予告(Next Yummy)

[38] 大団円!そして帰国(最終回)

 さらばインド。デリー空港ラウンジ、ANA機内食ほか

 

 

***

 

 

北インド&ネパール遠征編 2020年 新春 もくじ(リンク)
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https://ameblo.jp/yamikomon/entry-12567318192.html

 

 

北インド&ネパール遠征編 2020年 新春 テーマ曲


「Wind Climbing~風にあそばれて」

 

 

■ おすすめ書籍

 


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「次のカレー活動は、あなたの街のあの店です」

 

 

 

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