カレー探偵、やみちゃんです。
ナマステー!!
2020年1月2日から14日までの約2週間、北インドとネパールへカレー遠征(ひとり旅)をしてきました。
◆◆ カレー遠征 2020 新春
『北インド&ネパール遠征』 編
[10] バッティ・パサル
緑のカーテンの向こう? バフ肉のセクワを堪能!
アサン・チョウク周辺
今回の随筆も、遠征の前にアジアハンター小林さんから教えていただいた”カトマンズお勧めディープスポット”を紹介したいと思います。
それは一般的に「バッティ・パサル」と呼ばれている、ローカルな居酒屋です。
まずガイドブックには載っていませんし、ブログなどにも書いている人がいない内容かと思われます。
道端でバフ(水牛肉)が売られている
なんでも、「バッティ・パサル」はGoogleマップには出ていないけれども、アサン・チョウク交差点の周辺にはいくつもあるそうで、看板などは特に出ていないのですが、たいてい店の前に「緑のカーテン」がかかっているからすぐ分かるのだそうです。
「緑のカーテン」。。
なんとなく秘密めいたその響きに惹かれ、私は街を彷徨いました。
肉屋が多い
うーん、「緑のカーテン」はどこにも見当たらず。。ぶわ。
なぜか肉屋ばかりが見つかります。
緑のカーテンその1
おおお!!!
こりゃたしかに「緑のカーテン」やし!!
きたーーーー!!
惣菜が並ぶ店内
興奮気味に入店すると、たしかにそこには惣菜が並んでいました。
しかも、南インドのワダらしきものまであるやん!?
「バッティ・パサル」は基本的に居酒屋ではあるけれども、カジャ(軽食)だけ食べに入っても良いらしく、地元の人は子どもとランチを食べに行ったりもするそうです。
さあ、どれを食べようかなと思って選んでいたところ、なんと!
店主(推定年齢65歳)のお母さんから、まさかの”入店拒否”を受けてしまいました。。ぶわ。
「●×▲、〇×〇!」
(・・そこのあなた、出て行って!)
理由は不明です。
英語も通じない状況だったので。。
(まだ営業時間じゃない、という意味だったのかもしれません)
再び緑のカーテン探し
ちょっと心が折れかけた私は、泣きそうになりながら別の「緑のカーテン」を探しに街を彷徨います。
緑のカーテンその2
おおおおおお!!
緑のカーテン、また見っけーーーー!!
ぐいーーーん!!
新湊の漁師は、立ち直りがはやいのが取り得なんです。
今度は大丈夫だろうとカーテンをめくると、中は”警察官のグループ”で座るところもない状態。
(※警察官は客として飲食中)
警察官A「アーユーチャイニーズ?」
(・・こんな地元の人しか利用しない店に、なぜお前みたいな中国人が?)
私「ニイハオ! アイアム、ヤミー・チャン!」
こういうとき、私はムキになって自分は日本人だと訂正したりせずに、(ジャッキー・チェンの友人のていで)ヤミー・チャンを名乗ることにしています。にゃはは。
褐色のカーテン
満席ではしかたがありません。
せっかく見つけた「緑のカーテン」でしたが、2軒とも結局NGだったのでガッカリしていると、警察官Bが向こうの店なら大丈夫だろ、と教えてくれたのがこちらでした。
なんと、「褐色のカーテン」です。ぶわ。
店内から褐色のカーテンを見つめる
まあ、緑にこだわる必要はないわけで、、
良しとしましょうか。
念願の某「バッティ・パサル」。
店内は狭く、メニューはありません。
奥で食材を選んで、お店のお姉さんに調理してもらいます。
見たところ、臓物系が多かったです。
店内風景
それでも、親子でチョウミン(やきそば)を食べに来る客がいたり、、
カトマンズの青年たち
トゥンバ(キビ酒)を飲みに来る若者がいたりして、店内は終始賑やかでした。
探偵の食卓
私、ヤミー・チャンは、ビールとセクワ(肉の串焼き、グリル)をオーダー。
バフ(水牛肉)のセクワ、やわらかかったです。
ソースがうまい
マスタード系のソースがいい感じ。
見た目はキツそうですが、辛さは弱めでした。
ネパールビール「TUBORG」
なんとなくビールにした私。
・・めっちゃぬるかったです。ぶわ。
しかも、後から来る客はほとんどトゥンバを飲んでるじゃありませんか。。
やっぱりトゥンバにしとけばよかったよなぁ。
(値段もビールはトゥンバの2倍以上したし・・)
お人形遊びをする女の子
後から来た女の子がお人形で遊んでいたのですが、そのお人形が妙にシュールだったにゃ。
■ 次回予告(Next Yummy)
[11] ポカラ・ドホリ・サージ
歌って飲んで踊る居酒屋! レッサム・フィリリ大合唱!
***
■ 北インド&ネパール遠征編 2020年 新春 テーマ曲
「Wind Climbing~風にあそばれて」
■ おすすめ書籍
※このカレー遠征に際し、貴重なアドバイスをたくさんいただいたアジアハンター代表・小林さんの著書です。必読の書。
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※富山県のカレー界について22ページも取り上げられています。
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「次のカレー活動は、あなたの街のあの店です」
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