カレー探偵、やみちゃんです。
春になって遠征の虫がウズウズ騒ぎ出したので大名古屋にカレー遠征してきました。
◆◆ カレー遠征 2018 春
大名古屋 編(カレーパーティとスリフェスと私)
https://ameblo.jp/yamikomon/entry-12370553549.html
「ネパールステーション」
(愛知県名古屋市中区丸の内2丁目14-15 河合ビル2F)
大名古屋編はいよいよ終盤。(※あと5編)
(じつはこの週末も大信州プチ遠征(東信地区)をしているので、どんどん未更新のネタが溜まっていく。。)
こちらは名古屋駅から歩いてすぐのネパール民族料理店。
通称『ネパステ』。
いわゆる”ガチネパ”(※商標登録申請予定)の料理店であり、大名古屋においてもそういった店はまだ珍しく、他には「ネパーリチュロ」(熱田区)ぐらいしか思いつかない。
・階段を昇る
いわば待望の店であり、まだオープンして間もないが、はやくも話題沸騰の有名店になっている。
(※ただし、カレークラスタの住民においては。。)
1階は活気あふれる「てっぱん屋」。
妖しい電飾に飾られた細い階段を昇ると「ネパステ」だ。
・店内風景
話題沸騰、の店のはずが、悲しいかな、先客はほとんどいなかった。
土曜の夜のゴールデンタイム(20~22時)なのにだ。
いくらカレークラスタ内で話題沸騰中でも、世間一般からしたらこの程度。
ビジネスとは難しいものだ。
(※もっとも、たまたまなのか。あるいは、もっと深夜に賑わうのかもしれない)
・メニュー(一部抜粋)
”インネパ”系のクリームぐるぐるバタチキは載っていない。
いわゆる『帝都・新大久保モデル』のメニュー構成。
それもそのはず、「ネパステ」の総料理長は帝都の人気店「ナングロ・ガル」から独立した青年とのこと。納得である。
ナングロガル(新大久保)■ 帝都24編[18] 新大久保はリトルカトマンズ!(3)
https://ameblo.jp/yamikomon/entry-12265507856.html
香月師匠と一緒なので「セット」はやめて単品をいろいろオーダーした。
順に見ていこう。
まずは定番品で乾杯。
乾燥発酵野菜(グンドゥルック)のアチャール。
バトマス(大豆)入りで歯ごたえも楽しめる。
口腔内に入れた途端、ごま油の香りがパーッと広がってネパールアイスが進みまくり。
ダニヤもいい。
インスタント麺(WAI WAI)を使ったサデコ。
ネパール人がよく注文しているのだが、メニューには載っていないので一応は裏メニューか。
ウエイトレスのネパール美人(※ネパール系過去最高レベル)に打診したところ、満面の笑みで了承してくれた。
いつもいるわけではないらしいが、この人がいるなら常連さんも増えそう。
味はトマトとレモンがさっぱりして、これだけで1時間は粘れるような勢い。
これは素晴らしい。
だくだくのマサラは焦がしメティ(フェヌグリーク)効きまくりで癖になる。
定番にしてオーダー必須のアイテムだろう。
こういう基本アイテムが秀逸だとテンションが上がりまくり!
豚の小腸、タン。
鶏の砂肝。
羊の脳。
などをミキシングした炒め物だが、ネパール美人によればこの日は「脳は不使用」とのことだった。
しっかりした歯ごたえと内臓特有の個性的な味わいを堪能。
・探偵たちの食卓
美味しい料理にカレー談義も弾んだ。
当然、酒の類も豊富なのでアルコールも追加。
甘口のチャンに、、
ダニヤ・ハイボールなど。。
まあ、これはちょっとハズレかな。
ダニヤの香りがほとんどしない、飾りみたいなものだった。
・探偵たちの食卓2
料理も追加!
なにがうれしいって、【ディード(ディロ)】が単品でオーダーできること。
大げさなセットの中に組み込まれているパターンが多いので、こうやって単品で頼めるのは非常にありがたい。
色はシコクビエ多めの黒いもの。
そば粉も使用。
ギーではなく、チリの入ったゴルベラ(トマト)ソースでいただく。
タケノコを使った、いわゆるカレーっぽい料理。
シナチク的な発酵臭が食欲を刺激する。
通好みの一品。
もうちょい具材が欲しかった。
ネパールらしい一品。
クワティは複数種の豆がミキシングされたもの。
発芽させたスープが有名だが、この店では未発芽だった。
そして、やたら塩が強くて閉口。
これではリピートは無い。
・取り皿
お姉さんに取り皿をお願いしたら、ずっしり重いチャレスコ(真鍮)のお椀が出てきた。
一気に雰囲気が出た。
・食べ方指南
本気モードで手喰い。
これだけ頼んで、食べて飲んで楽しんで。
・会計
会計は一人3100円。
実にリーズナブルに楽しめる。
もっと流行ってよい店だ。
***
Nepal STATION (ネパール料理 / 丸の内駅、伏見駅、久屋大通駅)
夜総合点-
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※富山県のカレー界について22ページも取り上げられています。
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