ネパーリチュロ / 名古屋市 ■ 東海編[03] 東海一のガチなネパール料理! | カレー探偵やみちゃん 世界食べ歩き

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富山県射水市在住のカレー研究家、ブロガー。ブログは15年継続中。カレーの聖地「イミズスタン」の命名者として、各種新聞・雑誌、テレビ、カレーイベントでイミズスタンをPRしています!「イミズスタン・カレーサークル(ROTI)」を主宰。

 

カレー探偵、やみちゃんです。


◆◆ カレー遠征・東海編(愛知・三重・岐阜) 

 

闇野内 豊(ヤミノウチ・ユタカ)冒険譚シリーズ

今回は半年前あたりの調査報告を連チャンでお届けします。

 

最後までよろしくお願いします!
 


★東海編(もくじ)↓

http://ameblo.jp/yamikomon/entry-12294615386.html

 

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<或る日のネパーリチュロ>

 

 

・外観

 

「ネパーリチュロ」

(愛知県名古屋市熱田区金山町1丁目17-9)

 

 

訪問順は多少前後するかもしれない。

 

「2016年10月に名古屋の金山に”ガチネパ”店が出来た」

 

とカレーマニア諸氏の間で評判になっていたので、開店から数ヵ月後に訪問した。

そのときの記録である。

 

 

 

 

 

『日本手羽先協会』なんてものがあるのが名古屋らしい。

 

”テバ☆スター”

 

・・・ちょっと意味不明。

 

 

 

 

 

店は2階にある。

 

繁華街なので駐車場も無く、コインパーキングを利用。

 

ちなみに、Joe君が住み込みで働いていたスリランカ料理の名店『カフェ・パハナ』は、ここから目と鼻の先にある。

 

夢のような場所だ。

 

 

 

 

・店内風景

 

細長い店内。

 

スタッフはネパール人のみ。

 

客はネパール人のグループと日本人が混在するが、ネパール人が多め。

 

付近に住むネパール人たちの溜まり場としての機能が かなり高いようだ。

 

素晴らしいの一言。

 

 

この頃(半年前)はそこまでブレイクしていなかったので混んではいなかったが、現在はかなり混んでいると聞く。

 

その理由はとてもよく理解できる。

 

 

 

 

・メニュー(※一部抜粋)

 

なにしろ、メニューが凄い。

 

帝都の新大久保や大塚などの”ガチネパ”店さながらのラインナップ。

 

【クリームぐるぐるカレー】や【甘ふわナン】などはどこにも載っていない。

 

【ディード(ディロ)】は標準装備だし、【ダルバート】はカダイが4つも並ぶという壮絶な仕様!

 

素晴らしい。

 

 

 

 

<食べる闇野内>

 

 

・執事の食卓

 

楽しくなり、ついいっぱい頼んでしまった。

 

順に見ていこう。

 

 

 

 

・Chicken Chhoila

 

【チキンチョイラ】 480円

 

ネワール族のスパイシーな焼き肉(チョ=肉、イラ=焼く)。

 

酒の肴という設定か、盛りはかなり少なめ。

 

 

 

 

 

大量のニンニクとニラがミキシングされ、肉にねっとりと絡みつく。

 

黒くなるまで加熱されたフェヌグリークシードが味の決め手であり、苦さと甘さ、旨みが混在。

 

冷製だったが、個人的には温かいのが好み。

 

 

 

 

・Khaja Set

 

【カジャセット】 900円

 

ネパールの軽食セット。

 

チョイラ、アルタルカリ、バトマスサデコ、ブータン、アチャール、チウラの6品目で構成。

 

 

 

 

(1) Chicken Chhoila

 

じつはこのセットにも【チキンチョイラ】が付属することを知らず、別途単品でもオーダーしてしまったが、美味しいので問題なし。

 

 

 

 

ちなみにこれがニンニクである。

 

やみ所長なら、きっと、

 

やみ「パワーを、我に! ぐいーーーーーーーーん!!」

 

なんて言うに違いない。

 

 

 

 

(2) Alu Tarkari

 

【アルタルカリ】

 

ものすごくアツアツで出てきた。

 

チリ辛いフライドポテト。

これを嫌いな人は、そういない。

 

 

 

 

(3) Bhatomasu Sadeko

 

【バトマスサデコ】

 

このスタイルは初めてだった。

 

大豆(バトマス)の含有比率は少なめ。

 

食感がポリポリと楽しい。

 

 

 

 

(4) Chicken Sekuwa

 

【チキンセクワ】

 

セクワ・・グリルの意味。

 

現地では干し肉を使ったり。

串焼きスタイルが多いようだ。

 

 

※この店の【カジャセット】には本来【ブータン】(内臓焼き)が付くはずが、在庫が無いのでこれに変わったとのこと。

 

 

 

 

(5) Achar

 

【(ミックス)アチャール】

 

大根、ニンジン、キュウリのネパール式ピクルス。

 

白ゴマとレモンが効いている。

 

 

 

 

(6) Chiura

 

【チウラ】

 

米をつぶして干したもの。

 

オーダー時に軽く炙ってもらった。

 

食感が柔らかくなるので個人的にはいつも炙ってもらう。

 

 

 

 

・食べ方指南

 

チウラは量が多いので完食は難しい。

 

手でミキシングしたり、ストレート喰いして楽しんだ。

 

 

 

 

・Soup Momo

 

【スープモモ】 580円

 

汁気が欲しくなり、スープモモ(ネパールギョウザ)を追加。

 

 

 

 

 

大きなドンブリにモモが5個。

 

中国料理の影響が垣間見える。

 

 

 

 

厚めの皮、チキンひき肉が中心の具。

 

スープはチリソース味。

辛さは控えめ。

 

 

 

 

・Mutton Sekuwa

 

【マトンセクワ】 480円

 

羊肉を使用。

ボティカバブに似た焼き物。

 

気になって追加オーダーしたのだが、これが出てくるのに20分以上待たされた。。

 

まだ不慣れだったのかもしれないが、この店ではあまり変わったものを頼まないほうが良いと思った。

 

 

量も少なく、ほんの数切れしか出てこなかったが、連食続きの私には かえって良かったかもしれない。

 

 

 

 

・Chatamari Tas

 

【チャタマリ・タス】 480円

 

個個の量が少なめだと、色々オーダーができる。

 

チャタマリ=米粉の焼き物

タス(タース)=鉄板焼き

 

 

 

 

日本の餅を鉄板で焼いて溶けたような見た目だが。。

 

日本人なら砂糖醤油に浸して海苔を巻いて、、という感じだろうか?

 

 

チャタマリの場合は、もち米では無く、うるち米の粉を使っている。

 

スタッフに訊いたところ、チキンスープで米粉を溶いてから鉄板で焼くそうだ。

 

 

 

 

チキンキーマがたっぷりと乗せてある。

 

味付けはシンプルに塩と胡椒のみ。

 

これは一回食べれば充分かもしれない。

 

 

***

 

 

以上、

 

名古屋周辺にネパール人が多く在住することは知っていたが、東海地区を見渡してもここまで思い切った店はこれまで他に無かったので、なかなかの英断だと思う。

その方向性が当たったのか、現在では大繁盛しているという。

 

心から拍手を送りたい。
 

 

***

ネパーリチュロネパール料理 / 金山駅西高蔵駅
昼総合点★★★★ 4.0

***

 

やみ「次のカレー活動は、あなたの街のあの店です」

 

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