カレー探偵、やみちゃんです。
春になって遠征の虫がウズウズ騒ぎ出したので大名古屋にカレー遠征してきました。
◆◆ カレー遠征 2018 春
大名古屋 編(カレーパーティとスリフェスと私)
https://ameblo.jp/yamikomon/entry-12370553549.html
・外観
「アジアン食堂サキーナ」
(愛知県春日井市神屋町1334-2)
数年前から存在は聞いていたものの、訪問するのは今回が初めて。
拙事務所からここまで高速道路をとばして約3時間20分、240km。
地元のカレー仲間さんたちから親しみをこめて通称”掘っ立て小屋”と呼ばれているイスラム食堂にやってきた。
しかしながら、想像していたよりは立派な建屋であり、少なくとも私の地元イミズスタン(富山県射水市)にある「カシミール(射水店)」よりもレストランとして威厳があった。
ここから徒歩1分の場所に「春日井イスラミックセンター(モスク)」があり、来客もそこに集うムスリムが中心なのだろう。
いわゆる(モスクの)”門前食堂”であり、日本人向けにアレンジされていない現地式の料理が提供されていることは想像に難くない。
・ラムの解体新書
入口にラムの”解体新書”がお出迎え。
ライトな客だとここで入店を躊躇するかもしれない。
・店内風景
簡素な内装。
ちょうどすれ違いで複数のムスリムたちが(金曜の合同礼拝後の)食事を終えて店を出て行った。
・スタッフ
スタッフはネパール人の青年が1名。
いわゆるワンオペだった。
日本語は流暢で、メニューは「ニハリかビリヤニ」だという。
基本的に毎日日替わりで1、2種類のカレーを作っていて、選択肢はほとんどないようだ。
金曜は来客が多く見込めるので「ニハリ」と「ビリヤニ」のことが多く、そこらへんはイミズスタンもここも同じ。
ニハリがビーフとのことでオーダーしてみた。
全粒粉ロティ、ライタ付き。
油浮きの少ないニハリ。
量が少なく感じたが、あとで聞いたところによればカレーも含めていろいろお代わり自由な雰囲気なのだとか。
(※要、都度確認)
ビーフの大きめブロックが2個。
ホロホロに煮込まれている。
甘酸っぱさと青唐辛子系の辛さを感じる。
塩がやや強く、ロティがススムくん。
・ロティ
ロティは時間差で給仕され、計2枚がデフォらしい。
お代わりは自由。
・ライタ
刻みタマネギとミントパウダー入り。
ニハリがやや辛口なので、これをミキシングすればマイルドになる。
食堂に併設されたムスリムショップも面白い。
(※内部で繋がっている)
結構広い。
必要最小限ではあるが、一通り揃いそう。
冷凍庫を覗く。
当然といえば当然だが、この店で出す料理はここに扱う食材で再現可能。
ビリヤニの冷凍パックもあった。
男たちの商談スペース?
なお、「アジアン食堂サキーナ」のオーナーは日本人のムスリムとのこと。
今回は不在でお話できなかったが、この界隈の事情などいろいろ教えてもらいたいものだ。
せっかくなので徒歩1分にあるモスクも見学に行った。
モスク敷地に隣接した荒地(?)に、2m以上の草丈を誇るバナナ風の植物が大群生。
或いは、ジャパニーズバナナ(=芭蕉)かもしれないが、判別不明だった。
コンテナハウスを組み合わせたような雰囲気は「富山モスク」(射水市)に似ている。
この大鍋で料理をつくって皆で食べたりするのだろう。
いろいろ想像力を働かせてしまう。
人影をいろいろ探してもだれもいない。
それもそのはず、礼拝の時間が終わって皆が去った時間帯だった。
礼拝を見学させてもらいたいなら事前に時間帯を調べてそれにあわせないと。。
用事がある場合はウマルさんに電話すればOK。
私たちは次の目的地にむかうため、春日井を後にした。
***
アジアン食堂サキーナ (パキスタン料理 / 高蔵寺)
昼総合点-
***
※富山県のカレー界について22ページも取り上げられています。
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