カレー探偵、やみちゃんです。
突然ですが、
『カレー遠征2016初夏・愛知編(江南・稲沢・名古屋・岡崎・安城)』
と題して1泊2日のカレー遠征(※)をしてきました。
(※主としてカレーを目的として旅をすること)
移動距離 600km。
全11回のビッグボリュームで随筆更新していきますので最後までよろしくたのんますちゃ!
★愛知遠征2016(もくじ)
→http://ameblo.jp/yamikomon/entry-12167244582.html
今回は第7回目です。
<或る日のカクキュー>
・外観
「カクキュー八丁味噌」
(愛知県岡崎市八帖町字往還通69番地)
カレー活動とカレー活動の合間に味噌活動~。
岡崎といえば『八丁味噌』(はっちょうみそ)。
そこで「カクキュー八丁味噌」さんを訪問することにしました。
ちなみに岡崎にはもうひとつ、「まるや八丁味噌」という有名な蔵もありますよ。
・登録文化財
本社事務所からして一見の価値アリ。
事務所は会社の人人が日常業務をされていますので中には入れませんが、隣接している味噌工場、味噌蔵内は見学が可能なんです。(※要申込み)
・見学活動
さあ、見学だ!
会社には専属のガイドさんがいて、解説を聞きながら移動していきます。
<特徴>
米麹や麦麹を用いず原材大豆の全てを麹にした豆麹で作られる豆味噌のうち、現在の愛知県岡崎市八帖町にて生産されてきたものを指す。
名古屋圏では「味噌汁」といえば豆味噌を用いた赤い汁のものが一般的であり、八丁味噌も他の豆味噌同様、濃い赤褐色をしているのが特徴である。
木製の大桶に空気を抜きながら味噌を敷き詰め、その上からピラミッド型に石積みし、長期間(1年半~2年以上)天然醸造され、腐敗を防ぐために塩分濃度を高めているため独特の渋みとうまみが特徴。全国的には豆味噌(赤だし)というと塩辛いイメージがあるが、八丁味噌は塩分が少ない。
(引用 ウィキペディアより)
まずは窓越しに、女工さんたちの袋詰め作業を見学。
ご苦労様です。
広大な敷地内をさらに進んで行きます。
・資料館
宮内省御用達!
立派な資料館が設置されており、創業当時の看板を見たり、八丁味噌の歴史が学べました。
じっくり読んでいたいけど、皆さん、どんどん進んでいくので付いていきます。
下から見上げる、やみ。
いやん、えっち。
昭和だねえ。
大正浪漫だねえ。
これがウワサの木桶(きおけ)。
でけえ。
私の身長が約20センチ。
いかに巨大か、お分かりでしょうか?
一度に1600貫(6t)もの味噌を仕込むそうです。
・味噌蔵内へ
さあ、いよいよ蔵の中へ潜入です。
うわー
圧倒される、やみ。
新しいもので昭和初期から、古いものは天保年間(1830~44)から使い続けられているそうです。
(※木桶は補修される)
ガイドさんの説明にも力が入ります。
「大豆6トン 石3トン、約2年寝かせたものです。
桶の上で山をなす重石は、矢作川の河原の転石で、これも八丁味噌にはなくてはならない重要な道具なんですよ~。
職人が、地震があっても崩れないほどしっかり積めるようになるまで、5年はかかるんです~」
ちなみに、この蔵は2006年(平成18年)度上半期NHK連続テレビ小説、『純情きらり』(じゅんじょうきらり)のロケ地になりました。
素晴らしい。
(※私は未視聴)
・野外
蔵から出ると、そこには味噌を出したあと、天日で乾かしてある木桶がゴロゴロと。
木桶の底に残ったわずかな味噌のことを、”味噌っかす”というんだそうです。
一人前に扱ってもらえない者を揶揄するときに使う言葉です。
・試食コーナー
さあ、工場見学のお楽しみといえば試食コーナー!!
わー! わー!
味噌田楽キター!
八丁味噌でつくった味噌汁、やんみ!!
・戦利品
お土産コーナーでいろいろ買い込みました!
というわけで、岡崎に行ったら岡崎城と八丁味噌の見学は忘れないでね!!
(第8回につづく)
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やみ「次のカレー活動は、あなたの街のあの店です」
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