ども、やみちゃん@カレーのプロです。
射水市には「射水カレー四天王」という有名なインパキ系カレー専門店4店があり、いずれも県民に親しまれているのはご存じの通り。
しかしながら、四天王は店を構えてからの歴史が比較的浅く、せいぜい10年以内だと思われる。
では、それ以前には富山のカレー市民たちはどうしていたのか?
答えは明快。
「タージ・マハール」と「デリー」に通っていたのである。
<富山県のカレー史>
もう少しくわしく書こう。
30年前 お母さんの作る黄色いカレー(ジャガイモがごろごろ)、「デリー」登場
20年前「タージ・マハール」の勃興と繁栄
15年前 射水市の中古車輸出産業が最盛期を迎える。金沢カレーの富山進出が始まる(やさタマが人気に)
10年前 射水市にインパキ系カレー店が出現「RAJAレストラン」「DILレストラン」
5年前 射水市の中古車輸出産業がロシア関税値上げにより壊滅的打撃を受ける。「カシミール」「サントシ」「ナンカレー」登場
・第一期・射水カレー四天王(カシミール・RAJA・DIL・ナンカレー)時代。
2010年「アラジン」「ビニタ」「ビスト&ネギ」などが台頭、群雄割拠の戦国時代に突入。
・第二期・射水カレー四天王(カシミール・RAJA・DIL・アラジン3)時代。
(※間違いが多いと思うので参考程度で)
さて、私は富山のカレー史を研究する中で、「第一期・射水カレー四天王」の完成した2005年頃を1つの節目と考えている。
それ以前を”四天王前”、それ以後を”四天王後”に分類することが妥当であると提唱したい。
<四天王前の覇者>
今回紹介する「タージ・マハール」は、四天王前の覇者といえる。
「日本人が、一生懸命インドカレーを作りました。」というコンセプトのもと、
独自に開発したタンドリーチキンが絶大なる支持を受け、一気に勢力を伸ばした。
現在、県内に6つのFC店があるが、いずれも日本人が経営。
経営はわりとオーナー任せのようで、価格設定やサービス内容には若干の違いが見られる。
「一番うまい、最強の支店はどこか?」
AKB48の”選抜総選挙”のように、県民の意見を広く聞き”最強FC選抜総選挙”をしたいところだがそうも行かない。
私はカレーのプロとして、以前からFC6支店をまわり、最強の支店がどこなのかを比較・研究してきた。
本日、その最終結果を報告したい。
<最強の支店>
ズバリ、”海老坂店”である。
理由は明快。
1.いつ食べても新鮮でやわらかい鶏肉を使用している
例えば、富山本店で食べたときには鶏の臭みを感じたことがある。また、肉が硬いときがあった。
しかし、海老坂店ではそれが皆無。
2.ソースが絶妙にうまい
同じように感じるだろうが、じつは上にかかっているソースが各店舗でかなり異なる。
海老坂店のソースはヨーグルト・スパイス・タマネギ炒めのブレンドが絶妙。
3.鉄板で提供
いつまでも温かい料理を食べるには鉄板が望ましい。
他の支店では陶器の皿が標準で、鉄板にすると100円高くなる。
海老坂店は追加料金なしで最初から鉄板なのだ。
4.価格が安い
海老坂店では土日祝もランチタイムは1140円固定。
他支店は土日祝は+200円になってしまう。
5.実質的にラッシー無料
平日はラッシー無料。
土日祝は、初回にもらったチケットで2回目の来店からラッシー無料。
<わざわざ海老坂へ>
富山市内に住む人であっても、わざわざ海老坂店に行くべし。
これが私の結論である。
食べた後、ピンク山に行くかどうかは各自で決めて欲しい。
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