本当にあった怖い話(後編) | あなたの守護天使の絵 描きます♪ 多次元的ないしょ話

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「行列のできる守護天使描き」ヤミコです。漫画家デビューを経て、ヒーラー・カウンセラーになり、宇宙意識を学ぶメタスピリチュアル講座もやっている国際催眠療法士。

 

 

※業務連絡※

 

チャネリング講座4期生、HN優兎さん~。

唐突にメールが送れなくなりました~;

テキストが配信できなくて困ってます。

(ZOOMの時、何かいじっちゃったかな?)

 

設定を戻すか、新アドレスにするか、

何かした上で連絡くださいー!

待ってるよ~♪

 

 

 

*  *  *

 

 

 

やあやあどもどもヾ(@゜▽゜@)ノ

ヤミコでございます☆



前回からの続きです。↓

本当にあった怖い話(前編)

 

 

※2015年10月8日の過去記事を再掲載してます。


 

 

さて、前回のおさらいを

少しだけしておきましょう(´ⅴ`)



Y子の家に、何度も訪ねてくる管理人。


玄関チャイムを連打し、犬を口実とした

一方的な言い分で近づいてくる。


その割にあまり犬に慣れているようには思えない感じで、部屋周辺をキョロキョロ見たりしている、と。


他にも、中庭からY子たちの部屋の中を

必死に覗こうとしていたり、

気味の悪い点はいくつかあったそうですが…。



なぜそんなことをしていたのか。
どうして管理人さんは挙動不審だったのか。


一連の出来事の目的は、

いったい何だったのか。



ある日。

 

その事件が起こりました…!

 

 

 

 

 

その日、Y子は出かけていました。


マンションに居たのは、

室内犬2匹と、Y子の彼氏。


ピンポーーン…



インターホンで確認したら

管理人さんだったそうで。

 


そういえば管理人さんが何度も来て困るって言ってたなぁ…何の用だろう?と、

彼氏…Kくんという仮名にしておきましょうか。
Kくんは玄関に向かったそうです。
 

 

ガチャリ。

犬ワンワンワン!!

 

 

K 「…何か?」

管 「こんにちは。う、うふふ」

K 「いや、あの、何のご用でしょうか?」

管 「ええあのね、ワンちゃんも見たかったしね。あ、何ならお菓子もあるのよ」

K 「ああ、申し訳ないんですけどそういうの食べませんよ。てか食べさせません。結構です」

管 「ええ?そんな…そんなこと言わないで」

K 「いや逆にそんなこと言われてもね、こっちも困るんですよ。もうウチの犬に構わなくていいから!」

 

 

 

Kくんは、おかしな管理人さんに

だんだんイライラしてきてしまい、

声が荒くなってしまったらしく…

 


そして、そこから管理人さんも

本性をあらわにしてきたのです。

 

 

 

管 「…怒ってるの?ねぇ、アタシのこと怒ってる?」

K 「はぁ?…いや別に怒ってないけど

管 「ウフフ。怒ってもいいのよ」

K 「……?」

管 「ね?遠慮しなくていいの」

K 「…???」

管 「抱いて…」

K 「………!!!!???」

管 「アタシ誰にも言わないから。秘密にしましょう。いいのよ、ね。抱いて」

 

 

 

小柄で人当たりの良い、

ただのオバちゃんだとばかり思っていた

マンションの管理人さんから、

まさかの衝撃発言…!ゲッソリ

 


Kくんはもう… あまりに突然の出来事に

頭がついていかず混乱し、

どう対処していいのか、まったく成す術もなかったそうです。

 


そして、

管理人さんのこの豹変ぶりに驚愕し動揺し、

そして何より、恐怖を覚えたそうです…

 


怖い!心底怖い!

けど、何とかしなきゃ、と…!
 

 

 

K 「ぃ、いい加減にしろよ…っ」

管 「やっぱり怒ってる。フフッ、いいわよ怒っても」



管理人さんはそう言って、

Kくんの体にぴったりくっついてきたそうです!ぎゅうっ。

 

 

 

 

 

 

 

ギャアアアアアアァァァァァゲローゲローゲロー

 

 

 

 

 

…親子ほどの年齢差がある、

Kくんと管理人さん。

 


2人がマンションの狭い玄関内でくっついているという、想像しがたい異様な光景。


背後では犬たちも、吠えていいのかわからず戸惑っていたらしく犬汗

 

 

K 「うわあああああ!やめろ、離せ!!ぶっ飛ばすぞテメエ!!」

 

 

管理人さんを引き離し、

必死に恐怖心と戦うKくん。

 

 

管 「殴ってもいいのよ…♥」

 

 

そう言ってKくんを見上げる目は、

まさに発情した「女」の目だったそうです。
じりじりと迫ってきて、

甘ったるい声でしゃべる管理人さん。

 

 

管 「ね?…殴ってもいいし好きにしていいのよ」

K 「ふ、ふ、ふざけんな…」

管 「メチャクチャにしていいの…抱いて、ね。抱いてぇ!」
 

 

 

 「う…うわあああああああ!!!!」

 

 

 

管理人さんと2人きりの対峙に

耐えられなくなったKくんは、無我夢中で

管理人さんを玄関から追い出しました。

 


バタン!ガチャッ。

 


そして即、震える手でマンションの管理会社に電話をしたそうです。。。
 

 

 

 

こんなことがあるんでしょうか…


信じられますか、皆さん。

 

でも実際あったんですよ、私のこんな身近に…



後日、

Y子が興奮気味に教えてくれたことなんですが。

管理人さん、どうやらY子のいない時間や、

Kくんの休みの曜日も調べてたらしいです。

 


しかも、管理人さんは

あんまり犬が好きではなかったそうで、

攻撃されないように何とか手なずけて

大人しくさせる狙いだったそうで。

 


前からKくんを誘惑する計画で、

色々と見ていたんでしょうね。



私は、Y子のこともKくんのことも良~く知ってますから、この話を聞いて最初は大爆笑でした。


でもその後で心底、怖い…!と思いました。




事件の翌日に、あの管理人さんは解雇。


しばらくしてから、かなり年配の

おじいさんが管理人になっていました。



でもKくん、

しばらくはチャイムが鳴るたび、

体が震えてしまっていたそうです。


たぶんこの話は、女性よりも男性の方が「怖い」と感じるかもですね。



それにしても…あの管理人さんだって、家族がいただろう。


今まで生きてて、辛い事もあっただろうし、

人並みに幸せだってあったはず。
だって、普通に話してる時はフツーの良い人だったと思うし。




どこで歯車が狂ったんだろう。
どうしてエゴに飲まれちゃったんだろう。

 

 

いや、別に悪いとは思わないけど… でも、

あの作戦で、Kくんが自分を好きになると、

本気で思っちゃったんだろうか。

 

 

相手が嬉しいと思う気持ちよりも、

一方的に自分の気持ちを押し付けて…

 

それで心が満たされるとでも

思ってしまったんだろうか…

 

 


人間って、わからないもんだな。


散々笑ってから言うのも何ですが、

最後は何だかちょっと物悲しくなりました。



「げに恐ろしきは人間なり」 

そして…


「事実は小説より奇なり」

 

…ですネ(・ω・)ノ☆

 

 

 

 

 

 

 

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