スーパー諸行無常 | 死因:恥のかきすぎ

死因:恥のかきすぎ

鍵盤講釈屋・闇色鍵盤が、数週間前のことを思い出しながら記す思い出し日記。時折り映画の感想も。

先日、近所のスーパーマーケットが閉店してしまいました。

珍しくチェーン店でない独立店でかなり長年やっていて、会計は現金払いオンリー、そのかわり常に全品お安く取り揃えています、という売りでやってました。

 

しかし周囲のライバル店は電子マネーやクレジット払いを導入、さらに徒歩数分の場所に、激安の暴力・業務系が出来たことでみるみる閑古鳥が鳴く状態に陥ったのでした。

なにせ同じ品物を、ひどいものでは3割お安く売っているのだからなかなか太刀打ちできません。

 

他店より就業時間を遅くしたり、

一部の生ものは外注品にしたり、

売れない日用品コーナーは100円ショップのテナントと入れ替えたり、

ご老人にはレジの人が買い上げ商品を運んであげるサービスをしたり、

といろいろ施策を打ち出してましたが、裏目にでるものもあり(老人サービスでレジが止まる)歯止めの効かない状態でした。

 

女性の店員さんは丁寧なあいさつをしてくれるのでこちらも会釈など返すのですが、男性店員は(店長?)常にムスッとしていておっかなく、もしかしたら小細工よりもこういうところで失ったものもあるのかもしれないなぁと残念に思ったのでした。