Avalon | 死因:恥のかきすぎ

死因:恥のかきすぎ

鍵盤講釈屋・闇色鍵盤が、数週間前のことを思い出しながら記す思い出し日記。時折り映画の感想も。

「うる星やつら」「機動警察パトレイバー」「甲殻機動隊」で有名な押井守監督、実写も撮るんですねぇ。一応邦画扱い。

 

頽廃した近未来、人々は仮想現実戦闘ゲーム「アヴァロン」に熱中していた。 なにせ戦闘で稼いだポイントは換金できるのでいい大人もどっぷりハマッてる。 戦闘で死ぬことがあっても「リセット」をかければ脱出可能なのだが、病院にはゲームにハマりすぎて脳をやられた通称「未帰還者」が大勢収容されている。 このゲームの隠れたスペシャルエリア(リセット不可能だが莫大なポイントが稼げる)を求めてヒロインのアッシュは今日も架空戦場で戦い続ける・・・

 

「ファミコンロッキー」っていう漫画があったんですわ。 ファミコンゲームでハイスコアだすために命をかける、 まったくGNP上昇に貢献しない少年達の物語。 ストーリーはなんとなくそういう感じ。つまり、いまひとつ。

 

「映像新世紀」なんていうがどういうところが? 戦車やヘリが爆発しているが、別段、驚くような映像美ではないし。 実はすべてコンピュータグラフィックで処理しているそうな。でも、 そんなの言われなきゃ解りません。 そして映画を観る人にとって、実写であろうがCGであろうがあまり関係ありません。

 

まあ最後のモノトーン画像が急にカラーになるシーンはハッとさせられたけどね。もしやゲームの世界の方が現実だったの?

 

押井守監督はアニメで有名になったんだから、 アニメだけ作っててください という感じ。