溺れる魚 | 死因:恥のかきすぎ

死因:恥のかきすぎ

鍵盤講釈屋・闇色鍵盤が、数週間前のことを思い出しながら記す思い出し日記。時折り映画の感想も。

 

忙しさにかまけて「party7」「毒婦マチルダ」などなどキテる映画を次々に 見逃してしまった…

 

とある大企業に届く脅迫メール、差出人は「溺れる魚」。 その要求というのが「部長・全裸で都内ダッシュ」「専務・モー娘。都内で熱唱(ダンス・衣装もキメる)」などなど。

 

公安刑事でありながら借金をかかえる伊武雅刀は、事件を表ざたにしたくない会社から、犯人を見つけてやるといい大金をゆする。どうやらライブハウスを経営している芸術家IZAMを怪しんでいるようだ。
伊武雅刀の監視のため、なぜかハチャメチャ刑事・椎名桔平と女装好き刑事・窪塚洋介の両名が抜てきされ、特別監察官の仲間由紀恵の指示のもと、ライブハウスにゲイカップルのふりをして潜入捜査。

 

金にがめつい伊武雅刀は、会社とIZAM両方を脅して双方から金をせしめようとするが失敗。 そこでみなを巻き込む大騒動を計画する。 そしてクライマックスは街のど真ん中で激しい「金の入った袋争奪戦」。 金の行方は?IZAMの過去とは?裏で皆を操る渡辺謙の正体は?

 

中盤まではコミカルながらもいいストーリー展開なのだが、後半のバカラッシュは何? 銃撃戦には野際陽子や宍戸錠が乱入してくるわストーリーとかもうそういうのお構いなし。 豪華キャストみんなで、真剣にバカやってます。しかし残念。 「発狂する唇」のように最初からバカします、と宣言しているならともかく、途中まで順調にきてるのに・・・
まあアメリカのコミカルアニメ(トムとジェリーとか)みたいに見たもの動くものを楽しむ分ではおすすめ。

 

見どころは 眉間に銃弾を喰らいデコから血を吹き出す野際陽子 か?
あと窪塚洋介とIZAMのカラミはそういうの好きな人にはこたえられんかもしれん。

 

しっかし仲間由紀恵はカッコいい。ファンになりそうだ。