イタリア・ワイン探策(その88)シチリア州「シャルドネ2022・フェウド・アランチョ」(シチリアDOC)

 

 このラベルはデイリー・ワインコーナーなんかでよく見かけませんでしょうか?

 フェウド・アランチョが造るラインアップのラベルで、本シャルドネは黄色ですね。

 他にもいろいろな品種ごとに色が違っており、わかりやすいイメージになっています。

 デザインのもとになっているのは約1300年前ラグーザ地区がアラブ勢力に支配された時代の陶器の絵柄で、シチリアの歴史的な背景を象徴しているアラビア工芸品の模様をデザインしたものですね。

 このラインアップは1300円ぐらいの比較的お安い価格帯で、品種ごとに揃っているので初めての品種体験なんかにも良さそうですね。

 

 本ワインはアカーテのエリアのシャルドネから造られています。

畑は微気候や土壌によって区画ごとに管理されており、ブドウの成熟状態に合わせてワイン造りをコントロール、ぶどうは8月の中旬に収穫され、醸造は一部をフランス産バリックで発酵、熟成はステンレスタンクで行っています。

 すこーし、樽香がある程度でさっぱりと飲めます。パイナップル風の香り、フレッシュですねえ。

 

 ピザの名店「サルバトーレ・クオモ」さんの京都店に行ってきました。

 前菜盛り合わせにピザのDOC(マルゲリータなんですがフルーツトマトがいっぱい)

 

 

 伊勢丹に入っており10F、目の前に京都タワーという絶好の景色。

 だんだんと暮れていく京都の夜景をお楽しみください。

 

 

 

 

  ハンガリーのオレンジワイン、その名も「ジャスト・オレンジワイン」(そのままやんか・・)

 日本のみならず、第4のワインとして世界中でブームになっているオレンジワインですが、その製法はこちら(縦走編第8回)をご参照ください。

 今回はシャルドネをメインとしながら、ハンガリーの土着品種をブレンドした「ジャスト」シリーズで1500円程度です。

スーパーとかどこでも売っていますね。お手頃なシリーズなのでデイリーでどうぞ。

 オレンジワインというほどの色彩でもないですが、・・

 

 昨日は晴れ予報にだまされて金剛山、10時ぐらいから15時ぐらいまで登山中のみ雨に降られるという散々な一日でした・・