マスクとライジャケと…
毎度です
コロナによるパンデミック騒動も国の判断で一応の終止符が打たれ、街中では若者を中心にマスクをハズして闊歩している姿もめずらしくなくって来ました
でもまっ、オッサン世代から上の年代は持病持ちが多いからかマスクは手放せず、戦々恐々とした思いで規制緩和された街中へ出かける年配者も少なくはないのと違いまっかな
このマスクも「着用が常識」とされた時期には見るからに同じマスクを何度も使い回して「とりあえず私は人前ではマスクを着用する常識人ですよ…」という世間へ向けてのアピールを発信するための必要アイテムとして活用する人も結構な割合でいたように思えましたで
…ウゥ~ン、今回のお題である以下の話は頭の中身が薄らボケしている白髪頭のオッサンの戯言として聞いて欲しおまんねんけども、このコロナ騒動のマスクって、釣り場で見かける「アレ」と似てまへんかな
そォ~う、最近では救命具の主流になりつつある各種の『膨張式ライフジャケット』のことですわ
いわば「コロナのウイルスから我が身を守り、他人様へウイルスをバラ撒きませんよ…」というアピールのためにマスクを着用していた人と同じように、「落水などの事故から我が身(命)を守り、他人様にも不要の迷惑を掛けません…」というアピールのためにボロボロに傷んでまともに作動しそうもない膨張式ライジャケを、とりあえずの体で着用しているように思える釣り人を時どき釣り場で見かけることがおまんねんな…
ライジャケの着用理念である「落水などの事故から我が身を守り…」を実践されての着用は大正解なんでっけども、ライジャケが活躍する万が一の非常時に膨張させる肝心かなめとなるガスボンベの使用期限(効果期限)が切れていたり、経年劣化によって正しく作動しない状態のライジャケならば、それこそコロナ騒動時のマスクと同じく「取り合えず着用している常識人です
」と世間からの視線を取り繕うアイテム化しているように思えてならないオッサンです
もしもホンマに「我が身を守る…」を実践する気があるなら定期的なガスボンベの点検および交換、古くなって各所に劣化がみられる状態ならば思い切って新しいライジャケを買い替えるといった安全に対する気配りが欠かせないと思いまんねんけれども…
それが邪魔くさいのなら、劣化の少ない浮力体を内蔵した普通タイプのライジャケを着用する方が安全を保持すのには理が適っていると思いまっせ
パンデミックに対するマスクの着用も、釣り場での事故に備えるライジャケの着用も、ともに「転ばぬ先の杖」に相違おまへんから、他人や世間の目を気にすることなく災難に備えて効果的に使用してこそ”真価”を発揮するアイテムやと思いまっせ
てなことで、上記の坊主の説法みたいな話は半ボケ頭のオッサンの個人的見解に基づく「戯言」でっから、気に障った御仁はどうぞ堪忍しておくんなはれや
考え方は人それぞれでっから…
毎度です
オッサンが磯モン狙いの投げ釣りで使用するラインといえばコロダイ用にPE8号通し、タマミも狙うのならPE10号通し、宝くじでハタ類も狙えるポイントではPE12号通しをメインで使用しています
もちろんポイント条件や魚の活性といった諸条件によってはナイロンライン12~16号を選んで使うケースもありますが、近年は以前と比べてプライスもかなりこなれてきた事もあって概ねPEを使用する場面が多おますかな
PEラインの利点は何よりも「直線強度が強い」ことに加えて「感度が良い」ことで、そのために他の投げ釣りでは体験できない磯モンが放つ強烈な引き味&抵抗がダイレクトに伝わり、その金剛力とキャスターが真っ向からパワー勝負できることが挙げられまっせ
また、ラインを張ってアタリを待つことでエサ取りからのアクセス状況を感知しやすいことから「空バリでアタリを待つ無駄な時間を減らす」ことが可能です
ただし、PEに限らずすべてのライン類は大きく弛んでいる状態では小さな動きや変化が穂先へ伝わりづらいことから、エサ取りの動きや小さなアタリをキャッチするには必ず「ラインを張った状態」でアタリを待つスタイルを徹底したおまんな
でっ、過っては「摩擦熱に弱い」と言われたPEのデメリットですが、昨今はラインのコーティング技術が進歩して耐摩耗性がアップされたことでシモリ周りでも使いやすくなってきています
…が、それでもやはキツイ根がビシバシと広がる海底を釣る場合はPEの先に「瀬ズレワイヤーを取り付ける」といった根ズレ対策が必要となりまっから、その辺りの判断についてはナイロンラインの選択も含めてケースバイケースで使い分ける必要がおまっしゃろな
ちなみに、人によってはPEやフロロよりも総体的にナイロンが強い、釣り糸として優れていると言われる方も居たはりますが、その他のメリット・デメリットを考え併せて選択するのは人それぞれの考え・スキルの差異によって違ってくると思うので、たとえ遠回りになろうとも「ベストだと思うモノを使い続けて自分で答えを見つける」のがエエのと違いまっかな
ところで、”根掛かり”とは切っても切れない磯モン狙いでっから、その宿命的なトラブルの対策も欠かしたらあきまへん
とくに極太のPEやナイロンラインを使用して根掛かりを起こしたケースに力任せにラインを切ろうとすればリールやロッドといった高価なタックル類の損傷にもつながり、下手をすればキャスター本人がケガを負う最悪の事態も考えられますから、必ず底物釣りで使用するような「ラインブレイカー」といった専用器具を使用しての切断を心がけまひょうで
まっ、ラインブレイカーはコツさえつかめば意外と簡単に極太ラインを切ることが可能ですし、タックルを傷めることも皆無なので磯モン狙いの釣行では必携のアイテムの一つやと思いまっせ
アンタ、いったい誰でっか ⁇
毎度です
オッサンが青い春の真っ只中をあがき苦しみながら生きていた1970年代の末期、芸能界ではROCKテイストをまとった音楽がチョットしたブームを巻き起こした時期がおました
当時のベストテン番組には「ゴダイゴ」 や 「サザンオールスターズ」、「甲斐バンド」や渋い「柳ジョージ」、「オメガドライブ」といったアーティスト達がランクインしており、シラケ時代のフォークアーティストのようにTV出演を拒否することなく画面で歌い、演奏をしてましてんで
でも、何と言っても”ROCK御三家”と称されていた「世良公則&ツイスト」、「Char」、「原田真二」の人気がメチャ高く、TVへの露出度も群を抜いて多おましたな
2枚目な容姿の世良公則 は流行していたサーファーファッションにレイヤーカットされたサラサラなロングヘア―を振り乱して独特で癖のあるシャウト歌唱で、Char はロッカーらしいロングヘア―とショートスケールのフェンダー・ムスタングを駆使するその卓越したギターテクニックで、原田真二はクリクリの大きな眼が印象的な可愛い童顔とこれまたクッリクリのカーリーヘアーでピアノを弾き語るルックスで、当時は三人が三様に世間の女の子やロック小僧たちから黄色い声援を受けていましたで
…でっ、あれから約半世紀の長き時間が流れ過ぎ、つい先日のネットニュースで見たそんな人気を誇った『とあるROCKアーティストの近影写真』 を見てビックリ仰天させられましたがな
加齢のせいなのか、不摂生のせいなのか、はたまた病気でも患われたのか、あの華々しかった時代の美しい面影は微塵も残さないくらいに消え去り、もはや「オタク、別人でっか」と問える程のエライ変わり様で…
じつは、その激変したアーティストは生まれ年こそ違えれど「オッサンと同級生」なんですわ
えぇ~っと、芸能人で言えば 「山口百恵・桜田淳子・森 昌子」という花の中三トリオに岩崎宏美、伊藤咲子、男子ならば 玉置浩二・原 辰徳・CHAGE & ASKA なども同級生で、釣り界でいえば確かあの ミラクル・ジムや正海さん といった超有名プロアングラーも同級生のハズやったと思いまっせ
…ってことは、自分では気づいてまへんが同級生であるオッサンの容姿も性格も加齢によってそれなりに傷みまくっているハズで、ヒョッとしたら他人様から見れば例のROCKアーティスト様以上に傷みが激しくて 「お前、いったい誰やねん」ぐらいの崩れレベルなのかも知れまへんな
…あぁ~ぁ、出来ることならばコレ以上に崩れて朽ちていくのは勘弁してもらいたいとこでんなぁ~、いやホンマに…
”母の日”に思うこと…
毎度です
今年も「母の日」が巡ってきました
「親孝行、したいときには親はなし・・・」
昔の人が言う事はホンマに的を言い得てますわ
男は誰しもが”マザコン”やと誰かから聞きましたが、この白髪のオッサンもご多分に漏れず大のマザコンでありました
蒼い春の思春期には思ってもしないキツイ言葉を浴びせかけたり、親身になって世話をしてくれる愛情に満ちた親心を必要以上に拒んだりと、ホンマに出来の悪い息子、長男でおましたな
結局は遊びである「投げ釣り」ばかりに呆け倒して時間を過ごし、親孝行はもちろんロクに優しい言葉の一つを掛けることもなく三年前に今生の別れをしたという大きな悔いがいまだに心に重く圧し掛かってまんねんわ…
でっ、冒頭の「親孝行、したいときには親はなし…」という聴き慣れた昔人の格言フレーズに心底うなずくエエ歳をした白髪頭のオッサンでっせ
でっ、今できることといえば二年前から同居している義母、現世で唯一オッサンが”親”と呼ぶことができる人に今は亡き実の母親の分まで孝行を重ねるということに尽きますわな
てなことで、月並みでっけども高島屋のバック売り場にて義母がデイサービスへ赴くときに使用する新しいバックをプレゼントすることにしましたで
まだ親御さん、お母さんがおられる若き皆さんは、この先々で悔いのない様に「精一杯の親孝行」を是非とも実行に移しておくんなはれや
ホンマ、よろしゅう頼んどきまっさ・・・
このBigなハリは…
毎度です
前触れも一切ナシに”ガッチャァーン” と大きな衝撃音を響かせながら三脚からいきなりブッ飛んでいくロッド、その竿尻を掴むや否や全身をノケ反るほどの大きな合わせを入れてやると”ドッドォーン
” というヘヴィーな重量感と一緒に”ギュギューン
” という金剛力の締め込みが返ってきよりますで
この瞬間こそが「磯モン」相手の投げ釣りにおけるファーストハイライトに違いなく、相手が思いのほかに型が良ければそこからの「攻防 ~ 取り込み」で もうひと山のセカンドハイライトが巡って来よりますから、ホンマにたまらんぐらい豪快でオモシロイ投げ釣りやといえまんな
…しかし、激アタリが出てもハリ掛かりないパターンが連続したり、巻き上げ途中にハリ外れを起こしたり、確率は低いですがハリが折れてしまたっり、変形してしまったりといった「ハリ」にまつわるファクターで千載一遇のチャンスが潰れるケースも考えられるので、魚と直接のコンタクトを担うハリの選択やハリ先のコンディションのチェックは常に心掛けたいもんでんな
…てなことで、今回は「磯モン狙いで使用するハリ」についてのウダ噺でっせ
現在レギュラーで愛用している ささめ針 『磯投バトルKT』 には「食い込み・掛かり・強度」といった性能面でナンの不満もおまへんねんけれども、決まったレストランのハンバーグばかりを食べていては他店のハンバーグとの味の差が判りづらくなることから、今シーズンは新顔のハリも使ってみることにしましたで
まずは ささめ針が販売する 『タマン太軸』で、合わせのパワーによって口元でストレートにハリ先が立つフォルムと太軸造りが秘めるパワーで大型タマミを狙うに不安を憶えるようなことは無さそうでっからネ
さらに、沖磯などでハタ系などの大型根魚が乱入してくるポイントではハナからソイツらに狙いを定めて大きな生エサが装着でき、根魚系の大きな口を捕えやすい大型のハリを使ってやろうと考えてまんねんわ
…そこで、投げ釣りからジャンル外のハリでっけどもオッサンが白羽の矢を立てたのは、 ささめ針のジギングチャンネルである Shaut から発売されているジギング用のアシストフック 『超太軸 ヘヴィースパーク』(1/0・2/0)でおます
いずれのハリも管付きながら20号前後のFCハリスなら普通の撞木バリと同じやり方で括ってやればOKですし、このサイズのハリならば中型のイカや魚も1匹掛けができそうでっから、かなりの大型魚が相手でも不安は無さそうでんな
・・・でも、そうそう折れも曲がりもしそうにもない極太造りのハリだけに、根掛かりや特大クラスのエイやサメが掛かったケースの対処がやたらと大変そうな気もしまっけども…
まっ、「モノは試し」、「失敗は成功の母」ということで、いちど実釣で使ってみることにしまひょかな