8の字結び目の性質
- 両手型結び目である。つまり、鏡像 と等しい。
- 可逆である。つまり、正逆どちらの向き をつけても等しい。
- 素な結び目である。つまり、自明でない結び目同士の合成 によって得ることはできない。
- 交代結び目 である。つまり交代射影図を持つ(右図の射影図は交代射影図である)。
- 交点数 (射影図の交点の数の最小値)は4である。交点数が4の結び目は8の字結び目以外には存在しない。
- 結び目解消数 (結び目を解くために最低限必要な交差交換の回数)は1である。
- 組み紐指数 は3である。
- 2本橋結び目である。つまり、橋指数 (射影図の最長上道の本数の最小値)は2である。
- 結び目の種数(その結び目のザイフェルト曲面 の最小種数 )は1である。
- ジョーンズ多項式 はt - 2 - t - 1 + 1 - t + t2である。
- アレクサンダー多項式 は - t - 1 + 3 - tである。
- 3次元球面 S3 に対する補空間 の双曲体積は約2.0298であり、これはすべての双曲結び目 の中で最小である[1] 。
リスティングの結び目(Listing's knot)
8の字結び目(はちのじむすびめ、Figure-eight knot)または四結び目とは、位相幾何学 の一分野である結び目理論 において、交点数 が4の唯一の結び目である。右図はその射影図 のひとつ。
カール・フリードリヒ・ガウス の弟子のヨハン・ベネディクト・リスティング が熱心に研究したことから、リスティングの結び目(Listing's knot)と呼ばれることもある。