2014年(16) 錦秋の日高山脈・奥新冠川釣行記。
1991年(平成3年)白石勝彦氏による奥新冠釣行記が情報誌に掲載された。
何時の日か入渓と思い、ここ数年で2度計画したが 天候不順などで果たせなかった。
今回は山登りのベテラン・函館の龍さんと釣兄・栩さんと山小屋に泊まりこんで挑む。
その1.糸納峰山荘に前泊するの巻。
新冠の国道から入林ゲイトまでは60kmもあり、前2回の挑戦では時間が足りなかった。
今回は山荘に泊まり時間に余裕を取る。函館から300kmを駆けってくれた龍さん
を待って、日暮れまえにとりあえず酒の肴を釣る。
取り敢えず山荘下の本流で1時間釣。 何故か龍さんの一人釣天狗でした。
龍さん一人で アメマス32cm。ニジマス30cmを含めて5匹の釣果なり。脱帽。
6月の道南釣行で龍さんに教わった、函館漁場式の腹割きをする渓秋です。
山荘には無論、電気も水も無い。日暮れと競走で釣果を調理する渓秋です。
アメマスとニジマスの「皮付きと皮曳き」の炙りの完成です。
それぞれ持ち寄りの「ツマミとアルコール」と炙りの盛り合わせで前夜祭の始まりです。
ヘッドランプ使用の3人です。明日の渓に重いを馳せて語りは尽きないが
早めにに寝袋に入るが、何年振りのこととてなかなか寝付けず。
旧・営林署の施設を山小屋に転用した建物は居心地がよかった。
その2.入渓地点のいこい橋を目指すの巻。
前日の残り物を登山流儀でかき込む龍さんです。さあ、4kmの入渓地点へ準備完了。
来春は萬難を排して収穫にきたいものだ。
途中、100m超の崖沢で降りられそうな地点もあったが第二ゲイトを目指す。
その3.夢の奥新冠川を釣るの巻。
午後1時麓のバンガロー門限に間に合うように、心残りだが納竿。
地形図とGPSを頼りに 高低差百数十m・45度の急峻を喘ぎ登る.....栩さん。
60代と若い山屋の龍さんははるか先を駆けあがる。うらやましい。
林道に登り切り、ヘタリ込む栩さん。隣はヘッチャラのバイキン...龍さん。
早くも来年の釣行計画を練りながら下山。恒例安着のビール&ノンアルコールビール。
その4.判官舘バンガローで晩さん会の巻。
恒例。渓秋の迷シェフで渓の恵みを調理。
ハンゴウ飯とイワナ汁と生野菜サラダは龍さんシェフにお願いする。
先ずは、ニジマスを捌く渓秋です。
好評。ニジマスの唐揚げ。ブナキリタケのてんぷら。をビール片手に。
さていよいよ晩さん会の始まりなり。
ニジマスのコリコリ胃袋ととろっとした白子の炙り。.....これまた。絶品。
晩さん会メニュー。
アラ味噌汁、函館岩ノリの手巻寿司、筋子醤油漬け、生野菜サラダ、ニジマスてんぷら、
ブナハリタケてんぷら、刺身、炙り刺身、
遠来の龍さんへ心ばかりのプレゼント。釣り情報誌からヒントを得て渓秋風にオリジナリティー
を加えた テンカラ糸巻・テンカラ手よりライン&テンカラ鈎箱。6月の道南釣行のニッコウ系
イワナの木彫りをデザインした。
釣り語りは尽きない.......明日も楽しい釣りが出来ますように就寝。
第2弾・錦秋の日高山脈シュンベツ川釣行記は別途編集します。
引き続き覗いてみてください。