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着物寸法の測り方 その2
自分の寸法を測ってみよう!をご紹介します。
さて、着物の寸法で把握しておきたい寸法は、身丈、裄、袖巾、袖丈、前巾、後巾の6か所です。それでは順にご紹介していきましょう。
◆身丈の採寸について
基本は身長=身丈(背から)です。
前回ご紹介した通り、この身丈は背からというのが一般的です。肩からの場合には、繰り越し(付け込み)の分、3~6㎝がプラスされます。
お好みで長さを調整してください。
◆裄丈の採寸について
腕を斜め下45度に下げて、首の付け根のグリグリから肩のラインに沿って手首のグリグリが隠れる程度で測ってください。長め短めはお好みで。
◆袖巾について
裄丈=肩巾+袖巾です。
例、裄丈70㎝場合(鯨尺1尺8寸5分)
・裄丈70㎝=肩巾34㎝+袖巾36㎝
・裄丈1尺8寸5分=肩巾9寸0分+袖巾9寸5分
袖巾は36㎝(9寸5分)程度です。
◆袖丈について
1尺3寸0分(約49㎝)が並寸法です。
袖丈はご自分で決定する寸法です。先の並寸法より長くすると、派手、華やか、若い方などの印象となり、短くすると、落ち着き、地味、年配という印象となります。
またご身長に合わせてバランスとして長め短めと調整されることもあります。こちらはお好みで。
◆前巾・後巾について
身巾はヒップサイズから割り出すのが一般的です。ヒップサイズの一番大きいところを測ってください。
下記のプレタ着物寸法早見表を参考にご覧ください。
※こちらは目安としての寸法表です。
まとめ
お着物は、ある程度の寸法の違いは着付けでカバーできると言われています。事実、多少の寸法誤差は着付けでカバーしていただけると思います。
しかしながら、できるだけ自分に合った寸法の着物を選ぶことで、着やすさはもちろんのこと、美しい着姿にも繋がる大切なポイントになるのではないでしょうか。
また、ご寸法が合わないお着物では、部分的な寸法直しなども可能です。当店にて、裄や袖丈の部分直し、メンテナンスとして全体を洗ってのお仕立て直しなども承っております。こちらはぜひ、ご利用くださいませ。
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